こんな気持ちでいられたら・・・一病理医の日々と生き方考え方

人生あっという間、私の時間もあと少し。
よりよく生きるにはどうしたらいい?

私だったら、ステキな段ボールハウスを建てるわ

2015年09月18日 | 妻の名言

仕事とか、人間関係とかでいやなことがあると、残念ながらすぐ弱気になってしまう。

そうしたら妻に、「一体どうなったら、その考え方はやめられるの?」と言われた。

「べつに、悪い考えではないと思うけれど」と言い返したら、

「それじゃあ、一体、どうなったら安心するの?偉くなったらなったでどう?昨日の国会でみたでしょう?総理大臣だって、大変よ。」

「宝くじが当たったら大丈夫?」と言われ、「いや、使い切ったらどうしようと思う」と答えた。

「それで、どうするの?」「なんとかする」。

「じゃあ、私がいなくなったら?」

「それは困る」

「それは困るって言っても、私がいなくならないとは限らないでしょう?考えたことある?」

「いや、そんなことない」

「お金も仕事もなくなって、私も子供たちもいなくなったら、どうするの?」

「・・・、なんとかなるよ」

 「なんともならないわよ、いつまでもそんな考え方を続けていたら、どうやったって生きていけない。ホームレスの生活だってできないわよ。

私だったら、そうなったら段ボールだってすぐもらって、素敵な段ボールハウスを建てようぐらいのこと考えるわよ。」

こんな発想というのは全くなくて驚いた。

生きることを楽しいと考えられる妻のことをうらやましく思った。

なにをやっても、うまくいかない自分の人生を否定的に考えてしまうこのくせ、何とかならないだろうか。

原因の一つとして、自己評価の低さがあると思うのだが、これをどうしたらいいか悩んでしまう。

段ボールだって、上手に集めることはできないだろう。そういったことについてもダメだなと思ってしまう。

せめて、自分の人生そのものを楽しく生きていきたい。

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