澤村御影著『憧れの作家は人間じゃありませんでした』
澤村御影さんの本、第二弾。
主人公は出版社に務める編集担当の女性。
タイトルの通り、憧れの作家の担当になれたけど、『憧れの作家は人間じゃありませんでした』(笑)。
まあ、裏表紙にも書いてある通り、憧れの作家は吸血鬼で、日本政府は人外の存在を把握して
登録しており、警察にも異質事件捜査係というのがあって、その吸血鬼作家は人外が関わる
事件で警察の捜査に協力しているのだそう。
んで、主人公の任務は、警察の捜査に協力させるのよりも、新作原稿を書いてもらうこと。
キャラは全部立ってます。個人的には異質事件捜査係の夏樹さんが好みだな。
作家・御崎との付き合い方が、人間に対するものと変わらない、すごく自然でいいやつ。
事件そのものは特にびっくりするようなどんでん返しとかもないのですが、
この作家さんのキャラ同士のやりとりというのが本当におもしろくていいなと思います。
ちなみに、『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』の方は、事件の犯人はすべて人間でしたが、
こちらは人間も人外が両方ありました。
澤村御影さんの本、第二弾。
主人公は出版社に務める編集担当の女性。
タイトルの通り、憧れの作家の担当になれたけど、『憧れの作家は人間じゃありませんでした』(笑)。
まあ、裏表紙にも書いてある通り、憧れの作家は吸血鬼で、日本政府は人外の存在を把握して
登録しており、警察にも異質事件捜査係というのがあって、その吸血鬼作家は人外が関わる
事件で警察の捜査に協力しているのだそう。
んで、主人公の任務は、警察の捜査に協力させるのよりも、新作原稿を書いてもらうこと。
キャラは全部立ってます。個人的には異質事件捜査係の夏樹さんが好みだな。
作家・御崎との付き合い方が、人間に対するものと変わらない、すごく自然でいいやつ。
事件そのものは特にびっくりするようなどんでん返しとかもないのですが、
この作家さんのキャラ同士のやりとりというのが本当におもしろくていいなと思います。
ちなみに、『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』の方は、事件の犯人はすべて人間でしたが、
こちらは人間も人外が両方ありました。