ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

真山仁『トリガー』

2021年05月25日 | 読んだ本(日本語)
真山仁著『トリガー』

日本が舞台のスパイ小説っておもしろいのかな?と思ってたけど、おもしろかった!

・・・・・・
去年開幕した東京オリンピックの馬術競技で、韓国代表の女性騎手がスナイパーに暗殺される。
衆人環視の中で。女性は韓国の検事で、伯父である韓国大統領の不正を調査していた。

伯父に絡んで圧力を受けていたから、てっきり伯父が犯人なのかと思ったけど、
事件はそんな簡単なものじゃなくて。

主軸は在日在韓米軍を民間化、つまり民間の軍事会社に
委託するという話で、それに関係した不正が行われていて、その証拠を掴んだために
殺された、ということだった。

ただ、やっぱり権力の中枢が絡んでいるので、物事は簡単ではなく。
脅されたり襲われたり。

日本の元凄腕スパイ(じゅうぶん現役??)がおじいちゃんなんがすごいな。
まあ、若造じゃ無理だろうなぁ。それなりの年齢と経験を重ねたから、あれこれの
根回しができるわけで。

一気に読んでしまった。久々の仕事をしなくちゃ。


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