ちびずマムのマイペースな育児・料理・翻訳日記

2007年生まれの1号くんと2010年生まれの2号くんに振り回されつつ、自分の夢もなんとか追っていきたい、ちびたちのマム

T・S・エリオット『荒地』

2016年05月21日 | 読んだ本(日本語)
珍しく詩を読んでみました。

ちょっと前に校閲(翻訳のチェッカー)の仕事をしたのですが、
その原文でこのエリオットという人の詩が引用されていたのです。

翻訳者さんが訳していた内容で間違っていなかったので、それはそのままにしておいたのですが、
どんなふうに訳されているんだろう、その前後はどんな詩だったんだろう、と興味を持って、
図書館で借りました。


T・S・エリオット作、岩崎宗治訳『荒地』(岩波文庫)
表紙には「四月は最も残酷な月……」と鮮烈な言葉で始まる(中略)20世紀モダニズム詩の金字塔」
とあります。

花開く春はステキな季節~のイメージでしたが、読むとなぜ残酷というのかがよくわかりました。
リラの花が眠りからたたき起こされる(?)のが残酷だという話らしいです。
うん、おもしろいな~と思うけど、やっぱり春は花開く希望の季節というイメージでいたい。

背景情報を知らないと難しい詩もありました。

そして気づいたのが、そうだ、私、こういうのを解する力はいまいち不足していたんだ、
ということでした(学校での成績が(笑))。

全然違う分野の言葉を仕入れるのは、なかなかおもしろいですね。
でも、記憶力も不足気味で、すぐ忘れちゃうんですけど(笑)。


ああ、そうだ、次男が「しょうちゃん」と名付けた赤と白の金魚さんが、尾ぐされ病でついに
ご臨終。治りませんでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。