京都大原紫葉工房便り

京都洛北・大原の里のしば漬屋から、毎日!情報発信。

月餅(げっぺい)?

2008-02-16 21:19:37 | 妻!の料理
本当は、昨日作るつもりであったが。
寒くて、どうしても出来なかったので。
今日になりました。

生協の迎春用の注文で買った白あんがあったので、何か作りたいな、と思っていたのですが。
台湾の点心の作り方の本に、月餅(中華風焼饅頭?)の作り方があり。
ちょうど、白あんと手持ちの材料で作れそうだったので、やってみることにしました。




外の饅頭の皮の生地の材料・・・
小麦粉・砂糖・卵・粉ミルク・バター・黒蜜・サラダ油・重曹・ベーキングパウダー

中のあんこ・・・
白あん・栗の渋皮煮



饅頭皮の生地の材料は、ただひたすら混ぜていくだけだったのですが、これが、結構ゆるい生地で・・・
なかなか一まとめにならなくて苦労!
(ネチャネチャしたら、後の作業がやりにくいでしょう)
結果的には、分量よりかなり多く小麦粉を加えることになりました。



今回、一グラムから量れる電子はかりと、時間のゆとりがあったので。
きちんと、重さを量りながら、一個一個に分けました。
(このことが、後々成功の秘訣になりました!
 面倒くさくても、きちんと切り分けておくべし。)

このあと・・・
一番やってみたかったけど、一番難しそうな作業が待っています。



あんこを饅頭生地で包んでから、形を使って、成型します。



これこれ!
先日、堀九来堂さんで買ってきたお菓子型を使って、やってみました。
あんこをくるんだ生地とお菓子型に打ち粉をして、成型します。



生地がゆるいので、ふにゃっとした感じになりました。
でも、初めてにしては大成功かな。



仕上げに、表面に卵黄を塗ってから、200℃のオーブンで焼きました。



約20分後。
完成です!



膨らんで、すっかり形はぼやけてしまいましたが。
なかなか良い出来!

早速、コーヒーブレイクで試食です。



初めて食べる、焼きたての饅頭は・・・
ホクホクで、熱くて、生地がサックリ、かりっとしていて、不思議な感じ。
(正直、味がよく分からなかった)

後ほど、熱が冷めてから。
再試食したら。



生地の食感は、何ともいえない感じですが。
白あんと、栗の渋皮煮の相性はバッチリでした。
(本当の台湾式は、塩卵の卵黄を使うそうです。)

これが、月餅の味か、と聞かれたら。
・・・・何とも言えませんが。
一般的な饅頭としては、基準をクリアーしているかな。

粘土細工みたいで、なかなか楽しい作業でした。