昨日2日は、午前中で仕事が終わるという親しい友人と、仕事先の小石川で待ち合わせて、小石川植物園まで出かけた。
お天気が不安定で黒い雲も出ていたので、近くでお弁当を食べようということになり、駅のそばに礫川公園という傾斜地に作られた公園の八重桜がきれいだったので、階段を登って行った。
真ん中には滝が作られていて、ちょっと滝口が面白い。
その上にも桜並木があって、大分花吹雪のようになっていたが、そこは都立の戦没者霊苑だった。
厳かな雰囲気。戦没者の方々の霊に、平和をお祈りした。
そのわきのベンチで花びらを受けながら、弁当を開かせていただいた。
その後、少し元気が出て、小石川植物園まで歩くことにした。
大通りの方に出ると、左手に中央大学の高い建物が見えたが、多分植物園は反対側らしいので、大通りを渡り、少し坂を登って行った。
通りがかりの方にどこを曲がったらよいか伺って、信号のある所を右に入って行ったら、伝通院があった。徳川家康の母のお墓があるとか。徳川家の血筋の方々のお墓があるらしいが、中には入ってみなかった。
御衣黄の咲く幼稚園のあるあたりで、また人に道を尋た。
少しあと戻って大通りに出てくださいと言われて、歩いて行ったら、播磨坂の通りに出た。もう桜は終わりかけだが、まだきれいな木もあって、それなりに楽しめた。
坂を下り切ったところの大通りを渡り、露地を入っていくと植物園のフェンスにぶつかる。鉄板に穴をあけて模様を作ったもののようだった。
裏から見るとこんな感じだった。
入場料を払って(シニア割引はありませんと書かれていた)緩やかに坂を登る。途中花にらとムスカリがきれい。
大木が多くて、桜はそれほどは見られない。
ニュートンのリンゴの木の標識があったし、リンゴの花も咲いているかもと思ったが、今日はさくらのお花見だったので、そちらや温室には寄らず、桜の多い場所に向かった。
ソメイヨシノは、葉桜になりつつあるものから、まだ満開に近いものもあり、木の寿命や日当たり具合に寄るのかな、と思ったりした。今は八重桜系の方が満開だった。
イチヨウ
太白
人々がお花見でくつろいでいた。
一角に御衣黄に操作して突然変異を起こさせて育てたという仁科蔵王という黄色の桜があった。
その近くにシナミズキがあった。
珍しいヒメサザンカという花は終わりかけだが、小さい花が沢山咲いていた。
さくらの木のはずれにはミツバツツジもあでやかな色合いで咲いていた。
そのあたりから崖の方の移り、坂を下りて、池の周りに出た。もっと進めば日本庭園があったが、パスして半周位にしておいた。
ビックリしたのはハナズオウの大株。我が家のは一本ひょろひょろしているのだが、こんなに大きい木もあるのですね。
また白い花をつけたオオリキュウバイがあった。
ラクウショウの気根
ニリンソウ
珍しいタイミンザサ
ツツジも咲き始めていた。
キケマン
また坂を登って帰った。