26日は奥多摩の御前山に登ろうと企画していたが、突然の雪。奥多摩もかなり降ったみたい。
前日に西東京バスに問い合わせたら、奥多摩湖方面の道路は大丈夫だが、第2候補の三頭山のふもとの山のふるさと村へのバスは通行止めで運休とか。それで奥多摩ビジターセンターに問い合わせたら、御前山は積雪20~30センチで登山は見合わせた方が良いといわれてしまった。ベテランばかりならなんとかいけるかもしれないが、今回は新人の女性もいるので、安全第一に高尾山に変更した。
八王子は積雪8センチだったそうで屋根に雪が積もっている家が多くみられた。
高尾山(積雪5~10センチ)だともう雪はないかもしれないので、私としては雪山歩きで積雪25センチの陣馬山に登りたかったのだが、パートナーは陣馬山は2回も登ったし、高尾山にしようとおっしゃる。
まあ、新人の若い女性も高尾山登ったことがないというので、高尾山にした。最初は雪がなるべく解けていない北側の日影コースで登ろうかと、高尾駅から小仏峠行のバスに乗ろうと思っていたが、まあ朝が早めだったので、稲荷山コースでもそれほどぬかるんでいないかもしれないと、高尾山口から登ることに変更した。
思ったより曇っていて、雨具持ってこなかったのでちょっと心配。
脇の紅葉は雪のせいか葉が落ち始めていた。
ケーブル駅では8時の段階で少し並ぶ程度の列だったが、かなりの人出だった。
あたりの紅葉-早い木は落葉していますね。
しかし、稲荷山コースもそう混雑はしていないみたいだったので、階段を昇って行った。この辺り、こずえの先にまれに雪があったり、下草に少し残っていたり。道は濡れていて滑りやすい。
南高尾方面(黄葉きれいそう)
展望台からの景色 高尾の住宅街とその先の新宿方面
階段わきに雪が残っている。反対側の方が雪が多かった。
ぬかるみも結構あって緊張。さらに長い階段でふうふう言って山頂へ。残念ながら富士山は見えない。雲海が湖のように見える。
山頂はすごい雑踏で迷子になりそう。山頂の標識には写真撮影待ちの長い列。それで反対側の階段を下りて、もみじ台に移動する。
階段わきの雪と紅葉
紅葉茶屋への登り
茶屋ではバーナーが使えないので、脇の方に出る。テーブルがうまくあいたのでそこで食事とする。まだ10時半だけれど、皆さん遠くからいらして、私も朝が早いので、早昼を頂く。インスタントライスにお湯を注いで、ご飯ができるまでにおかずなどを用意して、パートナーは持参のワイン(ボージョレヌーボー)を開けて、皆で頂いた。私も新人のCさんも少しだけいただく。
もしかして富士山見えないかなと、通路側に行ってみたら、頭だけ見えました。
もみじ台というだけあって、この辺りの紅葉はまだきれいだった。
ご飯も出来上がり、新人の女性の方のスープの素で暖かいスープを頂き、ワインを飲みながら、楽しく談笑。じっとしていると寒くなって、またワインを頂いた。リンゴを切って持ってきたので、焼きリンゴにしようかと思ったが、網がなかったので、お湯を沸かした容器にリンゴを入れて、そうだ!ワイン煮にしたら?とワインを少し注ぎ、コーヒー用の砂糖を加えた。ちょっとの間煮ただけだったが、温かくおいしくいただくことができた。柿も残っていたので煮てみたが、柿はワインとはちょっと合わなかったです。
それから寒くなってきたので撤収。
山頂近くの東屋の上の雪と紅葉がなかなか素敵。往きには気づかなかったけど。
帰りは、だいぶ酔っぱらったパートナーが大丈夫というので、4号路からのんびり歩く。女性二人はストックを出した。だいぶ滑りやすい登山道だったが、まあ、皆こけなくてよかった。
途中昨日作ったらしい雪だるまがまだ溶けずに残っていた。
4号路からの展望
途中のつり橋で初めての仲間の写真を撮り、間もなく一号路に合流。
1号路の人出はかなりのものだったが、タコ杉のところで新人の方の記念撮影をしてケーブル駅の横の天狗焼を買って帰ろうとい話になり、ケーブル駅の方に移動。
霞台のところでお酒の試飲があったが、誘惑に負けずに通過。紅葉はきれいだった。今頃になって晴れてきました。
ケーブルに乗る人たちの長い列のほかにもう一つビアガーデンの方への階段のところにも長い列。それが天狗焼の列だった。
天狗焼を作るところを見学。一度に6個焼ける器具が並んでいるが時間がかかるわけです。
反対側には子供用の乗り物が。この後若者たちが乗り込んで遊んでいたが、壊れなかったかしらね?
やっと天狗焼を手に入れて、食べながら霞台に戻ってリフト乗り場の方へ行ったら、なんだケーブル駅の方と通路でつながっていて、大回りしてしまったことが分かった。
それから滑りやすいコンクリートに石が埋め込まれた道路(表参道)を歩くが、土の上と違い、疲れる。
それで金毘羅神社の方の土の道に入った。
この辺り(金毘羅台)の紅葉もきれい。皆が写真を撮っていた。昔ハイキングを始めたころに来たことがあったけど、ずうっと通っていなかったので懐かしかった。
しかし滑りやすい階段が多くて緊張する。合流点の標識
石の道路に戻る。途中の紅葉。すっかり晴れています。
杉並木を経て、清滝の脇に出た。この清滝、今まで気が付かなかったかもしれない。滝修行にも使うらしかった。
ケーブルの下の駅を清滝駅と呼ぶのはこの細い滝のためだったのですね。
紅葉祭りで太鼓の音が響いていたので覗いてみたら、女性の太鼓のグループの演奏だった。もうほとんど終わりだったけれど。
それからコーヒー屋さんにでも寄ろうかと店を探したが、どこも満員。土産物屋や蕎麦屋の並ぶところを一周して駅に戻り、来ていた電車で帰った。まだ2時半ごろ。
日差しを浴びて朝よりも鮮やかな紅葉。日差しがあるないでは、だいぶ印象が違いました。
あいにく京浜東北線の事故の影響で、埼玉方面の仲間はだいぶ待たされたようだが、ともかくも無事に帰ることができてよかった。
たっぷりの雪と遊ぶことはできなかったが、多少は雪と紅葉の高尾山を楽しむことができて、ラッキーでした。