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覗いた青空

2008年08月31日 | 2008年のブログ
毎日どんよりと雲って、時々強い雨や雷も鳴っています。
不順なお天気が続いていて困りますね。
でも土曜日の日中は少しだけ青空が覗きました。
厚い雲の上にはもう澄んだ青空がやって来ている様です。
8月もきょうでお終い、秋空が待ち遠しいですね。

(DATA:覗いた青空 2008/8/30 千葉市花の美術館 SONY DSC-R1)









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きょうは急遽出勤になってしまいました・・・。
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花壇にて

2008年08月29日 | 2008年のブログ
ずいぶん涼しい日が続きましたが、木曜日は少し蒸し暑くなりました。
また夏が戻ってくるのでしょうか?。

日曜日にお散歩した近所の公園の続き、きょうは花です。
まだまだ元気な夏の花達に混じって、秋を告げる花たちもちらほら顔を見せ始めました。
まだまだ暑い日も多いかも知れませんが、着実に季節は進んでいるのでしょうね。

 <サルビア・コクシネア 2008/8/24 千葉市>
サルビアと言えば夏なのでしょうけど、優しげなこのサルビアは秋がお似合いかな。

 <オミナエシ 2008/8/24 千葉市>
オミナエシが咲いていました、アップにすると可愛らしいですね。
ご存知、秋の七草のひとつです。

 <バーベナ・テネラ 2008/8/24 千葉市>
宿根系のバーベナです、バーベナよりすっきりした感じですね。
タピアン、花手毬などの園芸品種があります。

 <白蝶草 2008/8/24 千葉市>
白蝶草はそろそろ終わりですね、咲き始めたハナトラノオのピンクに映えていました。

 <ハナトラノオ 2008/8/24 千葉市>
今度の週末頃が見頃かな?、咲き進むと花がらが気になるんですよね。

 <カリブラコア 2008/8/24 千葉市>
ペチュニアに近縁の小さな花です、最近色々な品種が出ていますね。

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う~ん、やっぱり青空の下で撮りたいですね。


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夏から秋へ

2008年08月28日 | 2008年のブログ
関東地方は相変らず梅雨の様なお天気が続いています。
日曜日の夕方近く、特に目的も無く近所の公園を歩いてきました。
涼しさが続いたせいか、秋の初めの花たちもずいぶん咲いてきました。
きょうは身近な虫たちのスナップ。
夏とも秋ともつかぬ季節の夕に、ひっそりと花に来ていた虫たちです。

 <アゲハ 2008/8/24 千葉市>
今年は花の美術館にヤナギハナガサが植えられました、蝶の沢山集まる花なので楽しみです。
綺麗なアゲハが来ていましたが、羽が一枚欠けていますね。

 <ウスバキトンボ 2008/8/24 千葉市>
トンボは水平に止まるものが多いですが、ウスバキトンボはヤンマ類の様にぶら下がります。

 <オオスカシバ 2008/8/24 千葉市>
オオスカシバがいましたが、すばしこくて中央に収められませんでした。
幼虫はクチナシの葉を丸坊主にしてしまう嫌われ者です。

 <クマバチ 2008/8/24 千葉市>
咲き始めたキバナコスモスではクマバチが忙しそうに働いていました。

 <イチモンジセセリ 2008/8/24 千葉市>
イチモンジセセリが増えてきましたね、この蝶が増えると秋も近いですね。

 <クマバチ 2008/8/24 千葉市>
ハナトラノオも咲いてきました、キアゲハの好きな花ですがいたのはクマバチだけでした。

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ヤナギハナガサ(サンジャクバーベナ)やアレチハナガサには色んな蝶がやって来ますよ。

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夏の花

2008年08月27日 | 2008年のブログ
今頃になって夏の花のアップです。
また暑くなるだろうと思っていたのですが、ずいぶん涼しくなってしまいました。
季節外れになってしまわない様に慌てて引っ張り出してきました。

今年の夏もずいぶん暑かったですね。
熱中症になりそうで夏の花はあまり撮りませんでした。

 <キョウチクトウ 2008/8/2 千葉市>
私の家から海辺にかけては街路樹にキョウチクトウとマテバシイが多い所。
冬でも緑の木の方が多いんですよ。

 <ヒマワリ 2008/8/2 千葉市>
最近は小さいヒマワリが多いですね、このヒマワリも私の背より低いんです。

 <ヒマワリ 2008/8/2 千葉市>
こっちはもっと低かった!。

 <ジニア 2008/8/2 千葉市>
これも小ぶりのヒャクニチソウの仲間ジニアです。

 <サギソウ 2008/8/2 千葉市>
ご存知、鷺草です。涼しげですね~。

 <ランタナ 2008/8/2 千葉市>
この花を見ると昔行った台湾最南端の公園を思い出します。
公園にこの花が沢山咲いていて、オオベニモンアゲハやルリマダラが沢山舞っていました。

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このまま秋になっちゃうんでしょうかね?。

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涼しくなって

2008年08月26日 | 2008年のブログ
関東はしばらく前から梅雨時の様なお天気が続いています。
気温もずいぶん下がって、クーラーもいらなくなりました。
そろそろ秋淋の走りなのでしょうか。

きょうはキアゲハを撮影した土曜日の市内の公園の続き。
この日はどんより雲ってあまり蝶の飛ばない日でしたが、草の上や花には色々な蝶がいました。
めっきり涼しくなって、まるで過ごしやすくなった夏の終わりを楽しんでいるかの様でした。

 <モンキチョウ 2008/8/23 千葉市>
ミヤマモンキチョウほどでは無いですが、赤い縁取りが綺麗な個体でした。

 <キチョウ 2008/8/23 千葉市>
紋が無い方のキチョウです、夏型の♂は黄色が濃いですね。
触角が湾曲していてウサギさんみたいで可愛いですね。

 <ルリシジミ 2008/8/23 千葉市>
ルリシジミの♂の表はなかなか撮影出来ませんが、気温が下がるとたまに開いてくれます。
明るくて綺麗なブルーですね。

 <ベニシジミ 2008/8/23 千葉市>
この日はベニシジミを沢山見かけました。蜜を吸うもの葉上で休むもの、でもみんなあまり飛びませんでした。

 <キタテハ 2008/8/23 千葉市>
いつも活発なキタテハも、この日は何となくゆったりした感じでした。

 <ゴマダラチョウ 2008/8/23 千葉市>
この樹液にはルリタテハとゴマダラチョウが来ていました。
豪華なツーショットが撮れると良かったのですが、タテハチョウは敏感ですね。

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この日は夕方から雨になりました。
雨の降る前は蝶は飛ばなくなりますね。

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キアゲハ

2008年08月24日 | 2008年のブログ
厳しかった暑さもすっかり影を潜め、静かに夏を見送る時節になってきました。
関東地方もここ数日はめっきりと涼しくなりました。
土曜日は曇りがちのどんよりしたお天気で、最高気温も25℃以下でした。
そろそろ平地の蝶たちも涼しさに元気を取り戻す頃。
市内のクヌギ林脇の草原で蝶を探してみました。

 <キアゲハ♂ 2008/8/23 千葉市>
どんよりとした曇りで気温も低く、蝶たちの活性は低い様でした。
普段は活発に飛び回るキアゲハも、葉上で休む姿が目立ち、撮影には好都合の様です。

 <キアゲハ♂ 2008/8/23 千葉市>
身近な蝶ですが、こうやって見ると実に美しい蝶ですね。

 <キアゲハ♂ 2008/8/23 千葉市>
こちらの個体はガガイモの花で吸蜜中でした、ピンクのガガイモが可愛いらしいですね。

 <キアゲハ♂ 2008/8/23 千葉市>
普段は蜜を吸うのもせわしないですが、この子は花に止まってじっとしています。
気温が低いとキアゲハもおとなしいものですね。

 <アゲハ♂ 2007/9/1 千葉市>
比較の為アゲハをアップしておきます。
キアゲハは黄色味が強く、前翅の付け根付近は黄色と黒の鱗粉が一様に散布されます。
アゲハは淡いクリームで、前翅の付け根付近は明確な縞模様になります。

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アゲハの色は陽に焼けて日を追うごとに黄色味を増します。
飛び古した個体ではキアゲハの様に見える事もありますよ。


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池の妖精

2008年08月23日 | 2008年のブログ
近所の公園の睡蓮池にはイトトンボが沢山います。
アオモンイトトンボという小さなイトトンボです。
幕張から続くこのあたりは昔は海でした。
今は埋め立てられて住宅やビルが建ち、車も沢山通る街になりました。
そして公園が出来、池も出来ました。
この小さなイトトンボはどこからやって来たのでしょうね?。

 <睡蓮池 2008/8/2 千葉市>
ここが公園の小さな睡蓮池、イトトンボたちは代々この小さな池で命を繋ぎます。

 <アオモンイトトンボ♂ 2008/8/2 千葉市>
♂は綺麗な水色をしています。

 <アオモンイトトンボ♀産卵 2008/8/2 千葉市>
卵は睡蓮に産み付けるのかな?。
来年また睡蓮が咲く頃、この卵から孵った子たちが羽化するんですね。

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親になってもこの水面から遠く離れる事はありません。
最初は睡蓮と一緒に卵がやって来たのでしょうね。
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山の蝶たち

2008年08月22日 | 2008年のブログ
きょうは立秋に訪れた群馬の山の蝶たちです。
先行してアップしたベニヒカゲ、ヤマキチョウ、アサギマダラ以外の蝶です。

 <ジョウザンミドリシジミ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
ヤマキチョウを探した日、朝一番に撮影した蝶です。
ジョウザンミドリは午前中の早い時間帯に見晴らしの良い枝先に縄張りを作ります。
下から見上げる事の多い蝶ですが、表はブログトップの写真のとおり♪。

 <ミヤマカラスアゲハ♀ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
デジカメで蝶を撮り始めた頃、北海道でオオイチモンジを見つけ、ベストショットの撮れる位置まで近づく途中で逃げられた苦い思い出がありました。
それ以来、近づく前にとりあえずの1枚を必ず撮る様にしています。
これもその「とりあえず1枚」、この後すぐに逃げられました。

 <エルタテハ 2008/8/8 群馬県吾妻郡>
8月に入ると山ではタテハチョウが増えてきます。
キベリタテハにはまだ少し早い時期でしたが、エルタテハには何度か出会いました。

 <キバネセセリ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
イケマの花で蜜を吸うキバネセセリです、ミヤマカラスアゲハの写真もイケマの花ですね。
イケマは山地性のつる性植物でアルカロイド成分を含み、根は毒性が強く中毒を起こすそうです。
新芽は毒性も弱く、もっとも美味しい山菜と言われるそうです。
ご存知、アサギマダラの食草です、マダラチョウ科の食草ってみんな毒があるんですよね。

 <オオチャバネセセリ 2008/8/8 群馬県吾妻郡>
昔は平地でも良く見かけたのに、最近は山に行かないとなかなか会えなくなった蝶です。
イチモンジセセリより少し大きく、後翅の白紋がジグザグに並ぶのが特徴です。
後ろに写っている大きな笹のある所で見かけます。

 <スジグロチャバネセセリ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
高原に行くと黄色っぽい小さなセセリを良く見かけます。
多くはヒメキマダラセセリの事が多いのですが、根気強く確認していると、スジグロチャバネセセリとヘリグロチャバネセセリが見つかります。

 <ヘリグロチャバネセセリ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
スジグロチャバネとヘリグロチャバネはどちらか一方しか棲んでいない事が多いのですが、ここでは両方見る事が出来ました。

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7日8日とも真夏の陽射しの強い日でした。
陽射しの強い日はなかなかうまく撮れませんね。
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立秋の山にて

2008年08月20日 | 2008年のブログ
立秋に訪れた群馬の高原は、文字通り空に風に秋の風情が漂っていました。
高く澄んだ空には白い雲が筋を引き、爽やかな風が出始めたススキの穂を揺らしていました。
私には悪い癖があって、蝶に夢中になると花を撮らずに帰って来てしまいます。
今回も様々な花が目に止まったのですが、気が付くとあまり撮っていませんでした。

少ないですが、きょうは立秋の群馬の山の花です。

 <マツムシソウ 2008/8/8 群馬県吾妻郡>
夏の終わりの高原の花、マツムシソウです。
蝶もよくやって来る花で、時節柄クジャクチョウがよくお似合いの花です。

 <コマクサ 2008/8/8 群馬県吾妻郡>
高山植物の女王と呼ばれるコマクサです。群馬では増植活動が盛んで容易に見られる様になりました。
それでもやはり2000m付近まで行かないと見られませんが。

 <ツリガネニンジン 2008/8/8 群馬県吾妻郡>
子供の頃の記憶にある草原の花といえば、私の場合はカワラナデシコとワレモコウとツリガネニンジン。
我が心の故郷の花・・・、なんてね。

 <クサレダマ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
腐れ玉ではありませんよ!、草連玉と書くそうです。青い山に映える優しい黄色の花でした。

 
<カセンソウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
この花は歌仙草と書く様です、花の名前は難しいものですね。
暑さの平気なジャノメチョウが何匹も来ていました。

 <コオニユリ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
コオニユリも咲いていました、コオニユリと言っても1m以上はありましたね。
ムカゴをつけるのがオニユリで無いのがコオニユリだそうです。

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北軽井沢付近では色の濃いアサマフウロが咲いていてとっても綺麗でした。
撮った写真は残念ながら色が飛んでいました。
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夕暮れの森

2008年08月19日 | 2008年のブログ
8月7日はヤマキチョウを撮影した後、目的の温泉に夕方到着しました。
予約のホテルに行く前に、家内が露天風呂へ行きたいとの事。
お付きの運転手は、いそいそとカメラを持って付近を散策してみる事にしました。

 <ヤブカンゾウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
陽が傾き始めた森の外れで、ヤブカンゾウが赤く輝いていました。

 <コオホネと入道雲 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
遊歩道を少し進むと小さな池に出ました。
コオホネの咲く池に入道雲が映り、夏の夕方らしい風景が広がっていました。

 <クロイトトンボ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
水面の葉の上に沢山のイトトンボが群れ飛んでいました。
尾の先のブルーが綺麗なクロイトトンボの様です。

 <クジャクチョウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
池のさらに上の方には疎林が続いていて、沢山のヒヨドリバナが咲いていました。
もう日も影ってきたというのに、クジャクチョウが無心で蜜を吸っていました。

 <アサギマダラ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
ヒヨドリバナを見て歩くうち、案の定アサギマダラを見つけました。
この時期、1000mから2000mの山でヒヨドリバナの群落があるとアサギマダラが良くやってきます。

 <アサギマダラ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
大変な偏食家で、夏はヒヨドリバナの仲間やリョウブの蜜ばかり吸っています。
秋には南に渡る途中に平地にも下りて来て、フジバカマなどで蜜を吸う姿が見られます。
どうやらヒヨドリバナやフジバカマにはアルカロイド系の物質が含まれるらしく、それを好んでいる様です。

 <アサギマダラ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
ここの疎林は遊歩道がヒヨドリバナの群落をめぐる様になっていて、沢山のアサギマダラを見る事が出来ました。

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アサギマダラはフワリフワリとゆっくり舞う様に飛びます。
何匹ものアサギマダラが夕暮れの林を舞う光景はとても幻想的でしたよ。

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ヤマキチョウ

2008年08月18日 | 2008年のブログ
多くの山の蝶たちは、梅雨明けと相前後して姿を現します。
7月中旬から下旬にかけて、山や高原では様々な蝶たちが花に舞います。
その蝶たちも、立秋を過ぎお盆の頃になると多くは姿を消し始めます。

高原にワレモコウの紅い花が咲きススキの穂が風に揺れ始める頃、
これらの蝶に代わって夏の終わりの蝶たちが姿を見せはじめます。
ベニヒカゲ、ゴマシジミ、キベリタテハ、ヤマキチョウなどの蝶たちです。
きょうはヤマキチョウ、晩夏の高原に姿を見せる大きな黄色い蝶です。

 
<花咲く草原 2008/8/7 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
ヤマキチョウのやって来る草原です、最近はこんな豊かな草原は少なくなりました。
ススキ、ワレモコウ、ハギ、クサレダマ、アサマフウロ、コオニユリ、ツリガネニンジン、アザミなど、様々な花が咲いていました。

 
<ヤマキチョウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
ヤマキチョウは暑い日中にアザミの花を良く訪れます。
昔から多い蝶ではありませんでしたが、それでも八ヶ岳や榛名山などでは結構見かけたものでした。
最近はあちこちで絶滅が相次ぎ、どこに行ってもなかなか見られない蝶になってしまいました。

 
<ヤマキチョウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
ヤマキチョウは東北北部と中部地方にのみ分布する大型のシロチョウ科の蝶で、8月中旬から9月にかけて、標高1000m前後の火山性草原に姿を見せます。

 
<ヤマキチョウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
近縁のスジボソヤマキチョウにそっくりですが、前後翅とも突出部の突出度合いが弱い事、赤褐色の縁取りがある事、後翅中央の翅脈が太く見える事などで区別します。

 
<ヤマキチョウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
スジボソヤマキチョウとともに、シロチョウ科では珍しく成虫で越冬します。
春のギフチョウやヒメギフチョウの舞う頃、越冬で疲れ果てた姿に出会う事があります。

 
<キチョウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
キチョウもいました、大きく力強いヤマキチョウに比べるとずいぶん可愛らしい蝶に感じますね。

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スジボソヤマキチョウはまだまだあちこちに棲息していますが、このヤマキチョウは絶滅危惧種。
昔見かけた榛名や赤城はもう絶滅したとか、ここのヤマキチョウもいつまで見られるか非常に心配です。


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残暑お見舞い

2008年08月17日 | 2008年のブログ
残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
立秋も過ぎお盆も終わりましたが、まだまだ空には入道雲。
そろそろ、高く澄んだ深い青空が恋しいですね。





(DATA:幕張の海 2008/8/16 千葉県千葉市 SONY DSC-R1)

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最近暑くてあまり写真を撮っていません。
先日撮った群馬の写真をしばらくアップしてゆきます。
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しばらくお休みします

2008年08月13日 | 2008年のブログ
 <立秋の野反湖畔 2008/8/8 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
夏休みをいただいたばかりですが、諸般の事情によりブログをお休みいたします。
来週には再開予定ですので、どうぞまたお越しください。

写真は秋の気配が感じられ始めた野反湖です。
花咲き蝶の舞う美しい高原です。
草津方面にお出かけの際は是非お立ち寄りください。

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コマクサ、ウスユキソウ、ハクサンフウロ、マツムシソウ、ツリガネニンジンなどが咲いていました。
そうそう、昆虫や植物の採取は厳しく禁じられていますのでお守り下さい。
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ベニヒカゲ

2008年08月10日 | 2008年のブログ
今年のお盆は仕事の予定が入っていたので、一足早く夏休みを取りました。
コメントや皆様の所への訪問も、少し滞ってしまいましたね。
山の温泉に一泊した後実家へまわり、お墓参りや草取りをして帰ってきました。

山ではもう野菊やオミナエシも咲き始め、ススキの穂が風に揺れていました。
立秋も過ぎて山では文字通り秋の気配に包まれ始めていました。
この時期になると高い山の草原ではベニヒカゲが舞い始めます。
本州では高山蝶の一つに数えられますが、1600m位から見られますので亜高山蝶といった所。
明るいお花畑をヒラヒラと舞う可愛らしい蝶です。

 <ベニヒカゲの舞う草原 2008/8/8 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
ベニヒカゲが舞うのはこんな草原、草原に咲く様々な花を訪れます。

 <ベニヒカゲ 2008/8/8 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
ハクサンフウロで吸蜜中の個体です、黒いので逆光では見えませんね。

 <ベニヒカゲ 2008/8/8 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
黒とは言っても実際には濃いこげ茶色で、特に裏面は赤っぽく見えます。

 <ベニヒカゲ 2008/8/8 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
表はビロードの様な黒地にオレンジ色の鮮やかな模様が入ります。

 <ベニヒカゲ 2008/8/8 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
まだ出初めですから、この日見かけた個体は全て♂でした。♀は翅の裏側に白っぽい模様が現れます。

 <ベニヒカゲ 2008/8/8 群馬県吾妻郡 SONY DSC-R1>
この日は時々雲がかかりましたが、陽が陰るとこうやって日光浴を始めます。
でも日中の陽射しは強すぎるのでしょうね、昼頃には藪にもぐってあまり姿を見せなくなってしまいました。

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そろそろ夏も終盤、夏の蝶たちも様変わりしてきましたね。
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華やぐ水面

2008年08月06日 | 2008年のブログ
炎天下、睡蓮を撮ってきました。
毎年夏になると、近くの公園の池に様々な睡蓮が咲きます。
赤、黄色、ピンク、紫、白・・・、多くは熱帯産の品種なのでしょうね。
温帯産の睡蓮は水面に咲きますが、熱帯産は水面から花茎を伸ばすものが多い様です。
どうしてなんでしょうね?。

(DATA:睡蓮 2008/8/2 千葉市 SONY DSC-R1)















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池にはイトトンボが沢山いました。
卵を産んでいる♀もいましたよ。
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