KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

立秋の山にて

2008年08月20日 | 2008年のブログ
立秋に訪れた群馬の高原は、文字通り空に風に秋の風情が漂っていました。
高く澄んだ空には白い雲が筋を引き、爽やかな風が出始めたススキの穂を揺らしていました。
私には悪い癖があって、蝶に夢中になると花を撮らずに帰って来てしまいます。
今回も様々な花が目に止まったのですが、気が付くとあまり撮っていませんでした。

少ないですが、きょうは立秋の群馬の山の花です。

 <マツムシソウ 2008/8/8 群馬県吾妻郡>
夏の終わりの高原の花、マツムシソウです。
蝶もよくやって来る花で、時節柄クジャクチョウがよくお似合いの花です。

 <コマクサ 2008/8/8 群馬県吾妻郡>
高山植物の女王と呼ばれるコマクサです。群馬では増植活動が盛んで容易に見られる様になりました。
それでもやはり2000m付近まで行かないと見られませんが。

 <ツリガネニンジン 2008/8/8 群馬県吾妻郡>
子供の頃の記憶にある草原の花といえば、私の場合はカワラナデシコとワレモコウとツリガネニンジン。
我が心の故郷の花・・・、なんてね。

 <クサレダマ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
腐れ玉ではありませんよ!、草連玉と書くそうです。青い山に映える優しい黄色の花でした。

 
<カセンソウ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
この花は歌仙草と書く様です、花の名前は難しいものですね。
暑さの平気なジャノメチョウが何匹も来ていました。

 <コオニユリ 2008/8/7 群馬県吾妻郡>
コオニユリも咲いていました、コオニユリと言っても1m以上はありましたね。
ムカゴをつけるのがオニユリで無いのがコオニユリだそうです。

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北軽井沢付近では色の濃いアサマフウロが咲いていてとっても綺麗でした。
撮った写真は残念ながら色が飛んでいました。