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晩春の蝶たち

2018年04月30日 | 虫    2018年
4月最後の日曜日はそろそろヤマキマダラヒカゲの房総亜種が出て来ないかと君津方面へ向かいました。
ところが今年は季節の進行が早いとは言うもののヤマキマダラヒカゲにはやはり少し早かったようで結局出会えず終い。
代わりに晩春から初夏への過渡期の蝶たちを少し撮って帰りました。


(コミスジ 2018/4/30 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)
梢ではコミスジがスイスイと気持ち良さそうに飛び始めました。


(ジャコウアゲハ♂ 2018/4/30 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)
今が満開のツツジの花にはジャコウアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハなどが来ていました。


(ヒメウラナミジャノメ 2018/4/30 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)
ヤマキマのポイントではヤマキマは一向に見つからず足元をヒメウラナミジャノメが舞うばかり。


(コジャノメ♂ 2018/4/30 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)
林の中も歩いてみましたが時折足元からコジャノメが飛び出す程度。
たまたまこの個体は開翅をしてくれたので撮ってみると前翅に性標(黒い毛の束)のある♂でした。


(ヒメジャノメ♂ 2018/4/30 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)
もう夕方でしたが帰りに別のポイントに寄ってみるとなんとそこにはもうヒメジャノメがいました。
今年は発生が早いとは言え4月にヒメジャノメを見たのは初めてです。


(イチモンジセセリ 2018/4/30 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)
こちらも激早発生のイチモンジセセリ、イチモンジセセリも4月に見たのは初めてかも・・。

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昔から暖冬の年と季節の進行の早い年はあまり良い思い出がありませんが。
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ツツジのアゲハ

2018年04月28日 | 虫    2018年
4月28日は郊外の公園のツツジでアゲハを撮りました。
とは言え飛び物はどうも苦手なのでなかなか良い写真にはなりませんでしたが・・。
発生状況の方はやはり全般的に例年より1週間程度早めでしょうかね。


(公園のツツジの植え込み 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(カラスアゲハ♂ 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(カラスアゲハ♂ 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(オナガアゲハ♂ 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(オナガアゲハ♂ 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(キアゲハ 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(モンキアゲハ♂ 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(モンキアゲハ♂ 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)


(ナガサキアゲハ♂ 2018/4/28 千葉市 α58/SONY DT18-135)

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もうコミスジが飛んでいました。
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若葉の頃

2018年04月26日 | 風景他 2018年
日曜日は若葉の緑が綺麗でしたから、久しぶりに風景を撮りました。
例年なら5月の連休の頃に見られる風情ですが、今年はずいぶん早いですね。

(若葉の頃 2018/4/22 千葉市 α37/TAMRON SPAF17-50)















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2枚目の花はヤマツツジ、3枚目はカキツバタ、5枚目はフジ、です。
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コツバメ産卵

2018年04月24日 | 虫    2018年
4月22日の日曜は前日に続いて朝から気温も高く、連日の初夏の陽気となりました。
季節の進行の早い今年はそろそろ春型のアゲハたちも出揃う頃かとツツジの多い公園へと向かうことにしました。


(モンキチョウ 2018/4/22 千葉市 α37/TAMRON SPAF17-50)
公園の広い芝生ではもうそろそろ終盤のモンキチョウがあちこちで吸蜜やら産卵やらと急がしそうにしています。


(コチャバネセセリ 2018/4/22 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
目新しい蝶としてはこの日はコチャバネセセリを何頭か見かけました。


(コツバメ♀ 2018/4/22 千葉市 α37/TAMRON SPAF90)
ツツジの植え込みでは朝のうちカラスアゲハやクロアゲハ、オナガアゲハなどが少し来ていましたが、
日中は気温が上がり過ぎたのかほとんど姿を見かけず、これと言って良い写真は撮れませんでした。
ちょうど昼頃にコツバメが一頭チラチラと舞い降りて来て目の前の地面で日光浴を始めました。
気温が高いのに日光浴をするのは産卵途中の♀に見られる行動なのでしばらくこのまま見守ることに。


(コツバメ♀産卵 2018/4/22 千葉市 α37/TAMRON SPAF90)
すると間もなくツツジの植え込みに舞い上がり、あちこちモゾモゾと歩き回って産卵を始めました。


(コツバメ♀産卵 2018/4/22 千葉市 α37/TAMRON SPAF90)
その後しばらく歩き回っては産卵行動を繰り返し、そのうちツツジの茂みの奥へと行ってしまいました。


(クロコノマチョウ 2018/4/22 千葉市 α37/TAMRON SPAF90)
帰り際に森の中の道を歩いていると突然フワリとクロコノマがやって来て地面の枯葉に止まりました。
よく見ると黒いしみの付いた自分の羽の模様によく似た枯れ葉に止まっているように見えます。
偶然かも知れませんが擬態をする昆虫は周囲に溶け込む能力に優れていて見るたびに感心してしまいますね。

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サナエトンボの仲間に出会いましたが撮影は出来ませんでした。

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新緑の季節へ

2018年04月21日 | 虫    2018年
4月21日の土曜日は朝から良いお天気で初夏を思わせる陽気となりました。
例年ならちょうどクヌギの芽吹きの頃ですが、今年は季節の移ろいが早くて野山はもう既に新緑の装い。
緑の木陰を縫うようにアゲハの仲間たちが軽やかに飛び交い始めました。


(新緑の森を飛ぶナミアゲハ 2018/4/21 千葉市 α37/TAMRON SPAF17-50)
例年ならナミアゲハやジャコウアゲハの季節ですが、今年はもうナガサキアゲハも飛んでいます。


(ヒメウラナミジャノメ 2018/4/21 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)
森の中ではもうヒメウラナミジャノメが何頭か出ていました。


(草原のベニシジミ 2018/4/21 千葉市 α37/TAMRON SPAF17-50)
原っぱでは相変わらずベニシジミがいくつも飛んでいます。


(ツマキチョウ 2018/4/21 千葉市 α37/TAMRON SPAF17-50)
河原のセイヨウカラシナにはツマキチョウやスジグロシロチョウ、モンシロチョウなどが来ていましたが、
今年は出現が早かったせいか多くはもう擦れた個体ばかりになってきています。


(ギンイチモンジセセリ 2018/4/21 千葉市 α37/TAMRON SPAF17-50)
きょうの第1目的はこのギンイチモンジセセリ、湿地脇のハルジョオンで何頭か吸蜜個体を見つけることが出来ました。


(ギンイチモンジセセリ 2018/4/21 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)
ギンイチモンジは昼頃が吸蜜時間帯のようで、昼頃に湿地や休耕田まわりのハルジョオンを探すと比較的見つかります。


(アカタテハ 2018/4/21 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)
こちらは河原のヤナギにやって来たアカタテハ、そろそろ樹液でも出ているんでしょうかね。

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もう一つの目的のミヤマチャバネは見つかりませんでした。

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クロフシロナミシャク

2018年04月16日 | 虫    2018年
4月14日15日の土日は久しぶりにお日様の見えない週末となってしまいました。
もちろん撮影には出ませんでしたが、良い機会なので先月房総で撮影した蛾の同定を試みました。
何しろ日本に生息する蛾は4千種以上と言われていて、そう簡単には種の同定が出来ません。
今回もネットで1時間以上もかけて数百枚の蛾の写真を眺めてやっと名前が判明しました。


(クロフシロナミシャク 2018/3/25 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)

この写真は先月ミヤマセセリやコツバメを撮りに行った時に撮影したもの。
渓流沿いのキブシでコツバメを追っているとチラチラと小さなシジミらしきものが水場に降りるのが見えました。
寄ってみるとコツバメよりもさらに小さい蛾で純白の翅に小さなさざ波模様を持つ何とも清楚な蛾でした。
調べてみるとコツバメやミヤマセセリ同様年に一度春先にのみ現われる種であることが分かりました。
小さな蛾は調べてもすぐに忘れてしまうものが多いですが、この蛾にはまた春になったら出会ってみたいと思いました。
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すみれの香り

2018年04月10日 | 花    2018年

(ニオイタチツボスミレ 2018/4/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)

木々のまばらな明るい雑木林を歩いていたら、足元に綺麗な紫色のスミレが咲いていました。
ほのかに香りがあることから付いた名前がニオイタチツボスミレ。
ふくよかな感じの花形に鮮やかな紫色の花は広い雑木林の中でも良く目立ち、小さいながらも存在感のあるスミレです。
開花はタチツボスミレなどに比べてやや遅く、ちょうど桜の散る今の時節に良く見かけます。
野に咲くスミレにも沢山の種類がありますが、中でもこのスミレは私のお気に入りのひとつです。
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春告げ虫

2018年04月09日 | 虫    2018年
春を告げる花と言えば梅やコブシや桜をはじめ、草花ではスミレやカタクリが思い浮かびますね。
蝶好きの人間にとってはミヤマセセリやコツバメ、ツマキチョウ、ギフチョウなどが筆頭でしょうか。
私の場合は小さな虫たちにも春を感じるものが色々あってきょうはその中でも代表的な2枚の写真。
モモブトカミキリモドキとビロードツリアブです。


(ホタルカズラを訪れたモモブトカミキリモドキ 2018/3/31 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)
モモブトカミキリモドキは北海道から九州まで山地から平地まで広く分布する1cmほどの小さな昆虫。
年に一度春先に現われてタンポポやミツバツチグリなど黄色い花に好んでやって来ます。
写真は珍しく青いホタルカズラにやって来たもので花の青と紺色の体がマッチして気に入った写真になりました。


(日光浴をするビロードツリアブ 2018/3/18 千葉県君津市 α58/TAMRON SPAF180)
こちらもまた北海道から九州まで広く分布する春の使者ビロードツリアブ。
体中フサフサの毛に覆われた見るからに早春仕様のアブですが、一見タワシのような姿が実にユーモラスな存在。
写真のように良く陽だまりで日光浴する姿や、ホバリングしながらスミレなどの蜜を吸う姿を見かけます。

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どちらの虫もちょうど今が旬ですからお暇な時は相手をしてあげてください(笑)。
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ツバメシジミ

2018年04月08日 | 虫    2018年
先週仕事が忙しかったこともあって、今週末は近場でのんびり春の蝶を追うことにしました。
今年は一気に暖かくなったせいか、もう既に後発の春の蝶たちが続々と出始めていました。
この日新たに出会ったのは題名のツバメシジミの他、ミヤマチャバネセセリ、キアゲハ、ナミアゲハを見かけましたが、なかなか撮影までには至りませんでした。


(ベニシジミ♂ 2018/4/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)
今年はあまりベニシジミを撮っていなかったのでしばしベニシジミ撮影に熱中しました。


(ベニシジミ♂ 2018/4/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)
時折頭上をナミアゲハが横切るのですが、止まってくれることはなくただ見送るだけでした。


(ツバメシジミ♂ 2018/4/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)
この日新たに今年の初見となったのはツバメシジミ。


(ツバメシジミ♂ 2018/4/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)
このツバメシジミを撮っているとすぐ横の枯れ草にミヤマチャバネセセリがやって来ましたが、
ピントを合わせる暇もなく猛スピードで消えて行きました。


(ツマキチョウ♂ 2018/4/8 千葉市 α58/TAMRON SPAF180)
ツマキチョウも何頭か追ってみましたが、前日の春の嵐の被害に遭ったのか破損した個体が目立ちました。
まだ4月8日だというのにツマキチョウはもう終盤になってしまったのでしょうかね・・・。

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もうツツジの花が咲き始めました。

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ハナニラ

2018年04月07日 | 花    2018年
4月7日は天気が怪しいので朝のうち近所の公園で少しだけ花を撮りました。
久しぶりにピンクのハナニラを撮ったので以前撮影した白と青と併せてアップします。


(白いハナニラ 2014/4/13 千葉市 α37/TAMRON SPAF28-75)


(白いハナニラ 2014/4/13 千葉市 α37/TAMRON SPAF28-75)


(青いハナニラ 2018/3/31 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(青いハナニラ 2018/3/31 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)


(ピンクのハナニラ 2018/3/31 千葉市 α58/TAMRON SPAF90)

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紫もあるのですが最近見ていませんね・・・。
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