勝手に映画評

私の見た映画を、勝手に評論します。
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました / Chef

2015年03月01日 | 洋画(アメリカ系)
《第27回東京国際映画祭特別招待作品》、《トライベッカ映画祭2014「観客賞」受賞》

ジョン・ファブローが製作・監督・脚本・主演の4役。ジョン・ファブローが“アイアンマンシリーズ”の監督や、制作などを行ったためか、アイアンマンのロバート・ダウニー・Jr.も出演。そして、ダスティン・ホフマンやスカーレット・ヨハンソンも出演するなど、出演陣は非常に豪華。こう言う、大作ではない作品にしては、珍しい気がしました。

タイトルが『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』と言うことで、フードトラックを駆った旅物語かと思いますが、描いているのは実は親子の絆ですね。確かにフードトラックでアメリカの南部を中心に巡っていくのですが、そこで何を経験するのかと言うのが重要だと感じました。会社などで仲間意識を高めるとき、あるいは、女性とデートするときは、何か共同作業をするアクティビティがいいと聞いたことがあります。親と子供の時も同じなんですね。同じ作業を協力していくことで共感を得て、仲間の、あるいは、二人の絆を強くするのだと思います。

いやぁ、出てくる料理が美味しそう。飯テロ(笑)。前半は、本格的なキュイジーヌ。もっとも、本格的で保守的なので、その後、カールがフードトラックを始める羽目になってしまうんですけどね(苦笑)。フードトラックの料理も美味しそうです。って言うか、あんなにバター使って、ちょーハイカロリーだな(苦笑)。ハイカロリーは食べ物は旨いよね(笑)。

ところで、この作品の重要なアイテムとしてSNSがあります。主にはtwitterですが、Vineも取り上げられていましたね。あと、1日1秒のビデオってQueuingCamでしょうかね?この三つは、比較的触れられていたような気がしますが、Facebookは、使っている様子は描かれていましたが、全く言及なし。Facebookは、アメリカの若い世代にはcoolでは無いと思われて来ているので、その雰囲気が出たのでしょうか?

ラストは、「ほう、そう来るか。」と言う感じ。いろいろと上手く行ったようで、いい感じに終わっていました。

タイトル シェフ 三ツ星フードトラック始めました / 原題 Chef
日本公開年 2015年
製作年/製作国 2014年/アメリカ
監督 ジョン・ファブロー
出演 ジョン・ファブロー(カール・キャスパー)、エムジェイ・アンソニー(パーシー/カールの息子)、ソフィア・ベルガラ(イネス/カールの元妻)、ジョン・レグイザモ(マーティン/カールの仲間)、スカーレット・ヨハンソン(モリー)、ダスティン・ホフマン(リヴァ)、オリバー・プラット(ラムジー・ミシェル/批評家・bloger)、ボビー・カナベイル(トニー)、ロバート・ダウニー・Jr.(マーヴィン/イネスの元夫)、エイミー・セダリス(ジェン)

[2015/03/01]鑑賞・投稿


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