勝手に映画評

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オーシャンズ8 / Ocean's Eight

2018年08月18日 | 洋画(アメリカ系)
ジョージ・クルーニーほか、ブラッド・ピット、マット・デイモンらの出演で人気を博した『オーシャンズ』シリーズの新作。こんどは、ダニーー・オーシャンの妹が、女性だけで“仕事”を行う。

うーん、期待外れ。ダニーの妹と言う設定が思いついたのは良いですが、それで終わっちゃった感じがしますね。設定が活かし切れていません。って言うか、“女性だけでやる”と言う事にこだわり過ぎて、物語に深みが無くなり、『オーシャンズ』シリーズにあった、痛快さが無くなってしまっています。

まぁ、1億5000万ドルの宝石は良いですよ。でもね、それをやっつけるための仲間が、その場で集めた連中?一部は、昔から知っている仲間かもしれませんが、それにしても、今回初参加のメンバーが多すぎ。『オーシャンズ』シリーズは、そんなんじゃ無かったはずだけどな。って言うか、刑務所に居たり、隠居していたりする仲間を集めるところも、『オーシャンズ』シリーズの醍醐味だったと思うんですが、それが半減。

あと、盗み出す方法ですかねぇ。緻密な機会仕掛けの如く、1mmの誤差も無いメンバーの動きの見られたはずの『オーシャンズ』シリーズの“仕事”のシーンですが、それも、雑。なんだかなぁ。本当、「あっ!ダニーの妹がいた事にして、それを主人公にしよう」と思ったところで、力が尽きてしまったのでしょうか?

本編、ジョージ・クルーニーの出てくる『オーシャンズ』シリーズに期待です。

タイトル オーシャンズ8 / 原題 Ocean's Eight

日本公開年 2018年
製作年/製作国 2018年/アメリカ
監督 ゲイリー・ロス
出演 サンドラ・ブロック(デビー・オーシャン)、ケイト・ブランシェット(ルー)、アン・ハサウェイ(ダフネ・クルーガー)、ミンディ・カリング(アミータ)、オークワフィナ(コンスタンス)、サラ・ポールソン(タミー)、リアーナ(ナインボール)、ヘレナ・ボナム・カーター(ローズ・ワイル)、ジェームズ・コーデン(ジョン・フレイジャー)、リチャード・アーミテージ(クロード・ベッカー)、エリオット・グールド(ルーベン・ティシュコフ)


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