藤前干潟
今日の満潮時間03時32分 潮位222cm
16時18分 潮位218cm
今日の干潮時間10時01分 潮位 67cm
春のシギ・チドリの渡りがほぼ終わって、藤前干潟の主役は周辺で繁殖する夏鳥や留鳥が目立ってきました。
今日も夏鳥であるオオヨシキリが葦原の見通しの良い所にとまって、盛んに囀っている姿を多く見かけました。
今日は、予定どおり、「春の藤前干潟クリーン大作戦」が開催され、とても蒸し暑い日でしたが、多くの方が清掃活動などに参加されました。
清掃活動は、藤前会場、中堤会場の他、新川・庄内川に接する各学区でも行われました。
こちらは中堤会場の様子↓。 400人以上の方が参加されていたそうです。
堤防下にあるごみをみんなで拾いました。
中堤会場で集められたごみの山↓。
中堤会場では、ごみ拾いだけでなく、土岐川・庄内川の上流から下流の4地点で採取された河川水の水質調査も行われました。調査をしてくれたのは、多治見市からやってきた笠原中学校と北陵中学校の生徒さん。中部大学ボランティア・NPOセンターの学生さんの指導の下、がんばって水質調査をしてくれました。
さらに、中堤会場では防災の炊き出し訓練も行われ、清掃活動後におにぎりとシシ汁がふるまわれました。
(※炊き出し訓練の写真はYさんに提供いただきました。)
中堤での活動はこれだけでは終わらず、清掃活動の後、午後からは干潟観察会とヨシの植栽実験が行われました。
干潟観察会の会場に向かうため、導流堤(中堤)を下っていくと、鉄塔につくられたカワウのコロニーの横を通りました。
今年は、鉄塔の上の方に巣が作れなくなったので何時もの年よりは巣の数が少な目ですが、カワウの雛達もだいぶ大きくなってきているのが確認できました。
干潟観察会には約90人が参加し、カニや貝、トビハゼなど、干潟ならではの生きものをたくさん観察していました。
今日の藤前干潟の清掃活動に参加されたみなさん、またその他のクリーン大作戦に関わる活動に参加されたみなさん、ありがとうございました。
秋の藤前干潟クリーン大作戦は10月27日(土)に開催される予定です。
この活動は継続が大切です。今後もご参加、ご協力をよろしくお願いします。
【藤前干潟に関わるイベント等のご案内】
☆【明日まで!】4月21日(土)~5月27日(日)愛鳥週間写真展「わたしの好きな鳥」@名古屋市野鳥観察館2階
☆6月1日(金)~7月1日(日)環境省レンジャー写真展2018「中部の自然」@碧南海浜水族館(主催:中部地方環境事務所)
国指定藤前干潟鳥獣保護区、伊勢志摩国立公園、白山国立公園で働く環境省職員「レンジャー」と「アクティブ・レンジャー」が撮影した写真が展示されます。
6月24日(日)には、「藤前干潟の生きものちぎり絵」ワークショップも開催。→詳細はこちら(PDF)
☆6月2日(土)藤前干潟の渡り鳥調査隊~6月~@名古屋市野鳥観察館
毎月1回、野鳥観察館で行っている「渡り鳥調査隊」。藤前干潟の野鳥の観察をしながら、種類と数の調査にチャレンジします。初心者歓迎です。→詳細はこちら(PDF)
☆6月9日(土)22世紀奈佐の浜プロジェクト「吉崎海岸エクスカーション」@三重県四日市市(主催:22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会)→詳細はこちら(藤前干潟クリーン大作戦のHP)
☆コアジサシ営巣誘致募金実施中!(日本野鳥の会愛知県支部)→詳細はこちら(2月14日の日記)
野鳥観察館でも募金の受付をしています。
今日観察観察できた主な野鳥 カワウ335、ササゴイ4、ダイサギ22、コサギ4、マガモ13、カルガモ39(内、雛6)、ホシハジロ5(♂3、♀2)、ミサゴ1、ハヤブサ1、コチドリ4、ケリ3、キアシシギ34、ソリハシシギ4、チュウシャクシギ6、ズグロカモメ5、コアジサシ5 他
明日の満潮時間 4時10分 潮位229cm
17時43分 潮位229cm
明日の干潮時間10時40分 潮位 52cm