藤前干潟
今日の満潮時間 8時38分 潮位214cm
今日の干潮時間15時34分 潮位 41cm
もうそろそろシギ・チドリ春の渡り終盤。
いつ干潟から抜けて北の繁殖地に向かってもおかしくないですが、今日はチュウシャクシギの数が半数に減ったものの、ダイゼンやハマシギ、オオソリハシシギ等は昨日とほぼ同数がカウント出来ました。
今シーズンは大きなピークはありませんでしたが、期間中に干潟から一度に多くの羽数も抜ける事無く、シーズン終盤になりました。
ハマシギの飛来数は千羽を超える日も数日ありましたが、今季は400~500羽程度の群れが抜ける事無く、ほぼ毎日観察できました。
今日のカウントでは、春の渡り終盤に増えてくるキアシシギは69羽、ソリハシシギも28羽と数を増やし、干潟でも目立つようになりました。
昨日観察できた夏羽のアカアシシギ1羽も、再び観察できました。
ただ確認した時間が、昨日よりも遅かったので陽炎が目立ちました。
キリッ、キリッという鋭い鳴き声が聞こえたかと思ったら、白い影が目の前を横切りました。コアジサシです。渡ってきた頃は80羽ほどの群れを藤前干潟でも観察できましたが、その後は繁殖地を求めて移動したようで、最近は毎日、数羽が観察されるのみです。今年、どこかで適した繁殖地はみつかったのでしょうか。
何度も川にダイブしている様子を観察できました。
昨日はシロチドリの雛を観察できましたが、今日は宝神下水処理場の敷地内で繁殖したコチドリの雛を3羽観察できました。
昨日のシロチドリは親鳥が1羽でしたが、コチチドリの雛の近くには、オスとメスの親鳥が横に付き添い雛の行動を見守っていました。
例年ですと、すでにシギ・チドリの渡り終盤です。
天気次第では、いつ藤前からシギ・チドリが抜けてもおかしくありません。
春のシギチドリの渡りの観察は是非お早目に。
次回、シギ・チドリ秋の渡りは7月後半から徐々に始まります。
今日観察できた主なシギ・チドリ、カモメの仲間 シロチドリ3、コチドリ3、ダイゼン54、トウネン24、ハマシギ485、アカアシシギ1、アオアシシギ24、キアシシギ69、イソシギ2、ソリハシシギ28、オオソリハシシギ24、チュウシャクシギ57、ユリカモメ1、ズグロカモメ2、コアジサシ5
明日は野鳥観察館の休館日です。
月曜日の満潮時間 9時37分 潮位198cm
月曜日の干潮時間 3時56分 潮位130cm
16時36分 潮位 59cm
火曜日の満潮時間11時」04分 潮位184cm
火曜日の干潮時間 5時26分 潮位133cm
17時50分 潮位 74cm