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観察館日記

藤前干潟の庄内川河口部にある名古屋市野鳥観察館の日記帳です。

今日はコチドリ

2018-05-20 17:26:08 | 春の藤前干潟

藤前干潟

今日の満潮時間 8時38分 潮位214cm

今日の干潮時間15時34分 潮位 41cm

もうそろそろシギ・チドリ春の渡り終盤。

いつ干潟から抜けて北の繁殖地に向かってもおかしくないですが、今日はチュウシャクシギの数が半数に減ったものの、ダイゼンやハマシギ、オオソリハシシギ等は昨日とほぼ同数がカウント出来ました。

今シーズンは大きなピークはありませんでしたが、期間中に干潟から一度に多くの羽数も抜ける事無く、シーズン終盤になりました。

ハマシギの飛来数は千羽を超える日も数日ありましたが、今季は400~500羽程度の群れが抜ける事無く、ほぼ毎日観察できました。

今日のカウントでは、春の渡り終盤に増えてくるキアシシギは69羽、ソリハシシギも28羽と数を増やし、干潟でも目立つようになりました。

昨日観察できた夏羽のアカアシシギ1羽も、再び観察できました。

ただ確認した時間が、昨日よりも遅かったので陽炎が目立ちました。

キリッ、キリッという鋭い鳴き声が聞こえたかと思ったら、白い影が目の前を横切りました。コアジサシです。渡ってきた頃は80羽ほどの群れを藤前干潟でも観察できましたが、その後は繁殖地を求めて移動したようで、最近は毎日、数羽が観察されるのみです。今年、どこかで適した繁殖地はみつかったのでしょうか。 

何度も川にダイブしている様子を観察できました。

 

昨日はシロチドリの雛を観察できましたが、今日は宝神下水処理場の敷地内で繁殖したコチドリの雛を3羽観察できました。

昨日のシロチドリは親鳥が1羽でしたが、コチチドリの雛の近くには、オスとメスの親鳥が横に付き添い雛の行動を見守っていました。

例年ですと、すでにシギ・チドリの渡り終盤です。

天気次第では、いつ藤前からシギ・チドリが抜けてもおかしくありません。

春のシギチドリの渡りの観察は是非お早目に。

次回、シギ・チドリ秋の渡りは7月後半から徐々に始まります。

今日観察できた主なシギ・チドリ、カモメの仲間 シロチドリ3、コチドリ3、ダイゼン54、トウネン24、ハマシギ485、アカアシシギ1、アオアシシギ24、キアシシギ69、イソシギ2、ソリハシシギ28、オオソリハシシギ24、チュウシャクシギ57、ユリカモメ1、ズグロカモメ2、コアジサシ5

明日は野鳥観察館の休館日です。

月曜日の満潮時間 9時37分 潮位198cm

月曜日の干潮時間 3時56分 潮位130cm
                        16時36分 潮位 59cm

火曜日の満潮時間11時」04分 潮位184cm

火曜日の干潮時間  5時26分 潮位133cm
                         17時50分 潮位 74cm

コメント
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