ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

斎藤誠さん応援サイト「ギターマンにはかなわない。」の姉妹ブログ。
ライブ、ラジオのことが中心です!!

ぶらり旅~SPECIAL編~“春は渋谷の坂道で”

2010年04月16日 | 2010年ライブ・イベント
斎藤誠 LIVE 2010「ぶらり旅~SPECIAL編~“春は渋谷の坂道で”」


2010年4月16日(金)

於:渋谷Pleasure Pleasure

~出演~(敬省略)

斎藤誠

片山敦夫

柳沢二三男

===============

[本文]

ええとね、ほんとにほんとに4月なんでしょうか。
4月というのに冷たい雨・・・どころか、
結果的には雪、霙(みぞれ)、霰(あられ)、雹(ひょう)、、、ですとー!!というような声も聞くほどに。どえらい寒さの4月16日であります。

元は映画館だったところを、ホールにしたというのだそうですが、、
渋谷プライム・・・あれー、こんなビルだったけか^^;;
階下には、がんがんにユニクロが入っているし、、、記憶にあるそれは、違ってたのかなあ、、と、いささか頼りなく、、
会場はライブハウス、といえばそうだけど、むしろ小ホールという趣かなと。
まんま、つくりが映画館のままなのだからそうかな。
椅子もかなり深くてふかふか、、背もたれがやたらにゆったりあるので、、、
かえって落ち着かない私は、途中何度も背もたれからカラダをぐいっと起こしては、背筋を伸ばして見てたくらいだな。



同じフロアのとなりは、シネセゾンだった。
あー、見に来たような記憶があるようなないような、、、それにしても、映画館自体がもう数年も来てないので、やむなしかねという気もする。

今回は、2~3月にあった片山さんとのツアー、3月末の柳沢さんのツアー。
の総決算??というべきか。
お2人が同時に登場し、3人でのライブになるそうな。
実は3月末のツアー、、、迷っていたときに、このライブの告知があったので、安心してこちらに決めてしまいましたよ、ごめんなさい。

座席には、飲み物の持込は、、、どうぞどうぞ、、
ってな感じなのは、映画館の名残?
手擦りに、ドリンクホルダーみたいなものもついてるんだもんね。
足場が広かったのが、私にはありがたい^^


というわけでライブです。
ステージを見ると、ネブラスカでよくあるように絨毯・・・赤いのが足元に敷いてあります。
向って左にはキーボードですが「RHODES」と見えます。
センターは勿論誠さんで、向って右側が柳沢さん。

ここからは、例によって印象とかを箇条書きもどきでよろしくお願いします(ぺこり)。

始め・・・ちょっと様子を伺うかのようにして出ていらした誠さん。
いち早く存在には気づいていたけど、例の打楽器を鳴らして始まりー。
Tシャツは、いつぞや頑張って入手したAC/DCのなのかな。って、、、今日はそういうライブでしたけか^^;;

「Delicate!」
途中、早々に片山さんと柳沢さんを呼ぶ。
そうすると、向こう側の片山さんは堂々と誠さんの前に立ちはだかったり、横切ったり(笑)。

「I LIKE YOU」
90年代アタマに出したアルバムで、既にして仲間のことを唄っていた、、という曲を発掘された、というのがこれでした。
この日の朝、まさしく「笑顔に御注意。」を聴きながら通勤電車に揺られてきたので、「お」と思ったわけなのです。

のあとに、
チューニング。
そこに出来る【間】をとても嫌がる^^;誠さん。
そこで

♪mmm~♪

とハミング?しながらやっていると、
違うkeyでやはり

♪♪mmm~♪♪

…230さん、、
そうよね、ハモるべきさ(違)。
て、なんでとっさにそういうことがー^^;

「それもそうね この恋は」
切る場所を間違うと、、、
「ねこのうた」
になるというそれ。
それを横で聞いていて、もの凄く面白がる片山さんと、
唄の「セリフ」のところで、思わず「ね、ねこー!」と言っちゃう230さんと^^
ちなみにこれは、唯一?の誠さんの遠距離恋愛の唄なのだそうでありますよ。

「Oh!キャティ」
…にまつわる記者会見エピソード。
曲自体を長年封印(そのせいで、曲のコードとかも、比較的近年に発売されたベストアルバム聴いて確認されてるとか………^^;)

それにしても、あんなに詳細にお話くださるとはー。
ちょっと呆気にとられてしまったけど、とても興味深く拝聴~。初めて聞いたソロデビュー前のエピソードでした。

しかし。
この間に足がつった誠さん(左足裏だったかしらん?)。
なかなか治らず…靴脱いで…ストレッチされたりもね。
大変そうでした…私過去にライブ見ながら(ぇ。)足裏がつった経験があり「いでででで」という感覚はよくわかる^^;

あ、まあそれはともかく。
いつぞや封印解除のサムズでのライブのように、コーラス参加がマスト(笑)。
三声でその練習とか。
片山さんの(女性キーのとこで高めだった。)コーラスは…大変そうだ^^;

そこまでしたから盛り上がらんワケはないな^^

「バースデー」
今回は当日バースデーという方が実は複数。
…でも、やっぱりなんだよね。「19歳」一律(笑)。

「Holding On」のあとに、みんなの新しい楽器自慢(笑)。
そんなコーナー?

誠さんはご自分のサイトのトップに、写真を掲げたものでもあります。
記憶に間違いなければ、新品だけどわざと傷みたいなのも再現してあったりする。

230さんのお話、、さすがギタリスト同士。
誠さんのお話に「行きたいな~」と言い出し…一度気になるとずっとだったぽい^^
そして誠さんと楽器屋に出かけて、爆音?にて熱心に試奏。
気に入ったかどうか、大層難しげな表情でいらしたので
「だめかな」
と誠さんが様子を見ていたのだけど「まこっさん、これ買う!」(誠さん230さんの喋りを真似る(笑))
と即決したのだとか。

ギターをを自慢するはずが、最初、すごく嬉しそうに「チューニングメーター」を見せようとする230さん、
相変わらずチャーミングです^^

片山さんは見るからに「ローズ」であります^^
スタジオで使っている借り物らしい…んですけど、ブログなどでも拝見しているとなんだかオトナ買いしそうな勢い(笑)!
(後日、ローズを使っている他のライブを聴いたのだけど、すごーく素敵な音色なんだよね)

「Smile&Sleep」
でのイントロ。誠さんが新しい「武器」を使用^^
確かに…ものすごくいい音色がした。
で、ご自身も気に入られた様子で、都合三回リピートしてた…よね(笑)。

「So Cold that Woman」 ~ 「Coolest Sister」
正直…えっ!?て思った。
リズム隊が皆無なのに!?これ?と思ったのだけど、
また違うスピード感が出ていて、これはまたこれでアリなのかな?と、再認識した次第。

「Don't Give It Up!」
がっつりドラムセットまで準備したのに(笑)いきなり出だしでコケはりましたな^^;

いつもより長めな…バンドのメンバーが増えていくとそんなに長くやらない印象もないではない、
けど、これくらいの人数ってソロの振りがいもあるのだろかー^^?

誠さんと、片山さん230さんとの間奏がコール&レスポンスというのか、
誠さんの…音でのお二人への問いかけというのか、呼びかけというのか、
時には「やーいやーい」(笑)って煽ってるように感じ取れるやりとりが、かなりおかしい~。
何言ってるか・・・微妙に何となくわかる気がするがおかしい~(笑)。

例によって…お二人にもドラムソロ?が振られてきて

「カースケー!」

と、2階席方面を思いっきり指差す230さん。
にんま~りしながらご覧になってるんだろうなあ…なとこまで想像できるわ(笑)。

とうとう最後まで、靴は片方脱いだままだったらしく。
持参したまま退場の誠さん^^;

=アンコール=

この会場は、もともと映画館なのを転用してホールにしたもの。
でも、楽屋とか新しくてきれい^^らしい。
フツウ、年数の経った古いライブハウスなどは落書きでいっぱい~!

日本語で←

「ジャニス・ジョプリン」

とか

「ジミヘン参上」

とか^^;(略さねーよぅ、本人なら^^;)

みたいな、実にツッコミがいのある落書きがいっぱい見られるのだそうです。

だからといって、ここにエリック…て書いてかないで~^^;

「Will You Love Me Tomorrow?」
この日、実は武道館にてキャロル・キングとジェイムス・テイラーのコンサートの日でもあり。
今日は、こちらに足を運んでくれてありがとう^^と話す誠さん。
そのお詫び?でもないだろうけど、、、、
事前にネットで見つけていた、最近のお二人のライブ動画でこれを歌っていたのだそうです。

ステージには三人いらしたけど、基本は誠さんの弾き語り。
だけど、ここはオリジナルではコーラスが…!というところで片山さんと230さんのコーラス。
まあ…反則にもほどがあります(涙)。
・・・あれはいかんぜよ。
ぐっと込み上げてくるものがあります。

でもね^^;
最初にギターでイントロをぽろん…とやったら。
もしや誠さんご自身が、一番驚かれたのかもね。

「ララル」

???…!

ギターだけでなぞるとそうなのか!
とびっくりした、私も。

「Woo Babe」
途中、ミニー・リパートン?なのに
…相変わらずの。
地声での、誠さんと230さんのユニゾンによる、

あーあーあーあー

も実に反則です。

「君への想い」
は、近年ファンになった私には、赤レンガ倉庫のホールでのライブを思い出す。
新しく整備前の赤レンガ様子も映し出されたPVであるとか。
そして何より、誠さんのライブのときに傍らで鳴っているギターの音色は、やっぱり230さんのそれなんだよなあと思う。
ぴったりとくる…というのを改めて確認…というよりパッと直感的に感じたのでした。
聞きながらふっと、、、そんなあれこれが自分の中に浮かび上がってくることがあるので、慌てて書き留めておきました。(暗闇のなかね。)

ダブルアンコール・・・の最後は

「Someday Somewhere」
すぱーん!とストレートに、曲に入っていくバージョン。
私が大好きな曲…のひとつ。

聴くたびに、いつもどこか切ない気分と、高揚感が少し混じり合う。今回もまたそう。
それでいて、最後はニッコリできる、ときには泣き笑いで聴く・・いつものそんな唄^^


終演後は、キャロル・キング バージョンによる「Will You Love Me Tomorrow?」に見送られるようにして、
誠さん、片山さん、230さんがステージから去り、またお客様をロビーへ送り出してくれたのでした。



4月ももう半ばだというのに、雪…みぞれの声も聞かれた、、、ほんとにほんとに冷え込んだ東京でしたが、
誠さんによると、2時間45分がひどく短く感じられたこの日のライブで、かなり暖めていただいた気がする^^

そうして、何度となくこのところのライブで宣言もしている、
今年こそ新作を…まずはシングルからというお話。
…大いに期待することにいたしましょう^^

(2010年5月4日 記)

最新の画像もっと見る