ギターマンには、かなわない。(live&radio and more!!)

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「ぶらり二人旅 2010」PART 1 @ Motion Blue Yokohama

2010年03月05日 | 2010年ライブ・イベント
「ぶらり二人旅 2010」PART 1 ~片山敦夫 編~@ Motion Blue Yokohama

2010年3月5日(金)

於:モーションブルー横浜

~出演~(敬省略)

斎藤誠

片山敦夫

[本文]

昨年は、ネブラスカツアー!ということで、
お1人で、25周年記念の本数分ライブを行われた誠さんですが、
今年は・・・相棒がいらっしゃるようでして。
まずは、1年のうちどんだけ一緒にいるんですか!・・・な片山さんがここでも一緒です。
残念ながら私は参加していないのですが、
クリスマスも愉快に2人旅をなさっていたようでありますね(笑)。


ということで。

今日は、横浜です。
ああヨコハマ、です。

同じ赤レンガ倉庫のお隣の棟のホールにて、
何度かライブはありましたが、
モーションブルーでのライブは初めて。
(とはいえ、1回だけ鈴木桃子さんのライブにゲスト出演したことはありましたが。)

開場時間が、いつもの感覚からするとかなり早く(ちなみに午後5時ですよ!!)、
開演は6時半!
平日でこの時間はきつかったので、お休みか早退をしなくては無理っぽい、、、
のを乗り越え参戦しにきました。

寄り道をしたので、既に開場時間は過ぎていたのですが、
海が見えるーーと、いうことでとりあえずそこまで見に行ってみたりとかして、、
それから会場へ。



客席のテーブルは、ステージの三方を囲むような形になるのですが、
結果として、片山さん寄りのテーブルの末席に落ち着くことにした。

そいでもって、かねてから予告のあったMAKOTONES Vol.0 や、恒例のアンケートを確認したり。
(アンケート、、まだ返してないのがある気がする^^;;)

でね、ほぼ定時で始まったんですよ!!
大体こういうところって、遅れることの方が多いわけで、、たまげてしまいましたが。

構成は長めの休憩を挟んで(だから、始まるのが早くて時間もほぼジャストだったのやもしれぬ。)2部構成。

1部はわりと静かめに、、、
2部はそういうもの取っ払って(笑)、、

というような位置付けにされたようであります。

その辺を意識してか、誠さんは黒のシャツ、、、を一番上まできっちりボタン留めて登場(withピックネックレス、帽子には確か八分音符が煌いていたかと思われます^^)

以下、当日の殴り書きのメモなど参考に、拾い書き。


「天気雨」
途中で、片山さんが登場。
メガネをかけるところまで、誠さんがきっちり実況(笑)。
1曲めは、メガネかけたままでした、そういう誠さんも。

ちなみに、本日はギターはライン取り。
使用したのは、アコギのみ。ちなみに片山さんは「Martin」のキーボードで(笑)。

「Be My Be My Be My」
最初なんだろーなーと。
この曲は、楽器の数、そのときの楽器の種類、はたまたライブの雰囲気でどんどんアレンジが変わっていく。
途中・・・「Rock and Roll Music」が挟まっていたなあと^^
コトバだけ聞けば「ミスマッチ?」と言う感じがしないでもないけれど、
結構ハマるだから不思議だった。

モーションブルーは、自分がライブをやるのは初めてだけど、
見に来たことは何度かあって、
以前・・・カースケさんと「シック」を見に来たときのエピソードをば披露。
これ、、、以前エフヨコで担当されていたときのことだと思うけど、
聴いたことがありました。
さぞや、ビジュアル的には、、、なんて話もしていたような気がする^^

「恋のペース」
あ、すんごい久しぶりー!
確か、一番最初にこの2人による組合せを見たのが、原宿のアストロ(2004年)。
(えーとー、2人羽織りじゃなくって、、、えっとえっと・・2人会って言ってたような気がする^^)
このときに見て以来のような気がする。
片山さんの「ふたり」コーラスの「り」が「Ri」になっている、、アールだ!と、がっつり指摘していました^^;;
ここでも「口パーカッション」が活躍!
一体、何役こなされるのやら^^;;

誠さんが、ループ。(て、なんのことだ、こりゃ^^;;??)

「別に奇跡なんかじゃないから」
片山さんはグランドピアノを使用。
(本日の、誠さんにとっての最大の特権!!みたいです。
片山さんにとっても当然そうだろうとは思う。
というのも、なかなかグランドピアノを使って普段ライブをやる、、という機会はないんだそうだ)

今年は、アルバムは無理だけど・・・
と、エクスキューズはあったけれども、
「シングルを1枚、、いや、2枚、、いや・・・」^^;;
という調子ではあったのですが、取り組みたいということでした。
予めこういうところで言って追い込んでしまえば、
性格上、やらざるを得ない!という感じになるだろうから、、ということらしいです。

「Someday Somewhere」
85年「Paradise A Go! Go!」・・・誠さんガいつも言う「若気の至りアルバム」^^;;
このときのアナログ盤、、

なぜか、メンバーが上半身裸の写真が中ジャケに掲載(知ってる!)、、、誠さんが言い出したとかいうことですが、さて。
(そうなのよねえ^^;;後年たしかオークションで探したと思うのだが、、、理由はないらしい。)
「中身はないが、意味はあるって」^^;;
そこまで言い切るのも、時間経過があるからなんでしょかねえ、、
好きな曲あるし、誠さんが時々引っ張り出してくる曲も「なるほどねえ」なんて発見もあるんだけど。

でも、この曲は文句なしにたぶん一番好き。
このときは、何バージョンという名前だったか、正確には失念したんだけど、冒頭に英詞がつくほう。

「Blossom」
またこの春来日ラッシュなり!
誠さんはAC/DCが楽しみらしくて、、、
そもそも、そんなには聴いてなかったらしいんたけども、
とあるとき、むしゃくしゃしてライブを見に行った、、、そしたらお客さんがずーっと同じように動いていてる様子が見ていて面白くなっちゃったらしいんだな、、
ちなみに、さいたまスーパーアリーナに行くのだそうな。

そして、先日某所でも話題になったばかりなのだが、「キャロル・キング」と「ジェイムス・テイラー」。
誠さん曰く、「You've Got a Friend」。
あれは、キャロル・キングがジェイムス・テイラーのために書いたものなんだそうだ。
で、、、どのバージョンをよく聴いた?と、片山さんに尋ねたところ、
キャロル・キングのバージョンかな、、、と。
あのピアノあまりにも有名な^^

ということで、せっかくなのでこの2人が一緒にやってる曲はないか?
というのを探したらしいのです。
実は・・・これが意外とない。
その中で「Blossom」というナンバーがあり、JTの唄でピアノをキャロル・キングが弾いている^^
かなり昔のアルバムということで・・・
収録になってるアルバム・・・持ってきた誠さん、、、が言わなくても、わかる若い若いJTでした。
髪型のことは触れないようにね!・・・ぉぃコラ。
(あ、そのジャケ、見覚えあるな、、と思って調べていたら「Sweet Baby James」のだった。あ、オリジナル探せるかも。)
片山さんにキャロル役をお願い!・・・したら、髪かきあげてましたけど(笑・でもこの日わりと短めにさっぱりされていた片山さんでした^^)
これ・・・すごくいい曲でした^^

「今僕を泣かせて」
この曲に限らずですが。
その場の空気のせいなのか、
アンサンブルの空気を震わせるものが醸す何かなのか。
唄が少しずつ変わっていった気がします。

「Holding On」
いつ聴いても、私が好きな曲の5本の指には必ず入る曲!
メンバーさんが何人かいるときは、コーラスになるところをお客さんと^^
(いつぞや、それぞれがどう唄っているのか、、ひとりひとり唄ってもらう!という非常にレアなシーンを見たライブがありますが。)

====

ただ、このセット、、、残念ながら、、、
左側のスピーカーが不調だったようで、
左の音がすごく不安定になることが何回も。
それごときで・・・と思われる方もいるでしょうが、
若干集中を欠くことになったのが、残念ではあります。
(アコースティック、かつじっくり聴きたいときはやっぱり気になることあるみたいです。)

セット間、さすがに「レストラン的側面」も売りらしく、時間が長い。
いろんなタイミングをはかっていて長くなるのでなく、予定開始時刻が結構空いている。
それをいいことに、席を立って友達を探しに行ったりとかする^^

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2セットめ、冒頭。
毎回誠さんのライブは、客入れBGMがとっても楽しみなのだが、
今日はいつもより更に落ち着きがなかった私なので、チェックしそびれもかなり、、、(汗)

だがしかし、、、もう誠さんが出てこられてセッティングをしていたんだけど、、
なんとなく、流れている曲が印象的なような気がして、ちょっと「空(くう)」をにらむようにして聴いちゃった。
それはたぶん、私だけではなかったようで、
「これ・・・いいでしょ^^」
と、誠さんもすかさずMCをはさむ。
ポール・ウィリアムスという方のナンバーだそうで、俳優もやってるんだって・・・という情報に
「何に出てんの?」
と、ごく普通の会話のごとく問いかける片山さんの質問に困ってましたが(笑)。

ということで、、、
怪物くんで登場な誠さん^^(誠さんご贔屓のボヘミアンズらしいです)
なんでまた、こうTシャツかわいいのが多いんだろうか、誠さんのライブー(メンバーさんのも結構、注目に値するのだ)

2セットめは、「太陽の隠れた日」からスタート。

昔、この赤レンガ倉庫で、PVの撮影をしたときのエピソードなど。
まあ、正直なところ・・・なかなか笑うに笑えない、、、話を聞くと「廃墟」みたいな感じだったのね。
それが、今は見事に綺麗に再生されたもんだねえ!!

あと傑作だったのが、賄い(お食事)の話。
「ひと悶着あった」んだそうな^^;
ハチノスのスパゲティ、、、
「甘いのか?!」と言い出したお方にはビックリですわよ^^;;
そんなもんかな、と思う誠さんも誠さんですが^^;;
食べてみて「あ、肉だ」って^^;;;;;;;;
話のオチは即座に見えたんですがね^^;;;

客席の様子を見ていた誠さん。
とある少年と目があったんだそうだ。
じぃっと見ているので、誠さんもピックを上げたんですって。
ステージから改めて「ギターは好き?」と問いかけると「大好きです!」と元気に答えが返ってきたよ。
・・・いつかの自分を見ていたのかな。

「バースデー」
では、当日ビンゴの方はいらっしゃいませんでしたが、
私の見えたところからは、「今週お誕生日の方」2名ほどいらしたようです。
年齢を聞く・・・というか、有無を言わさず(笑)19歳になってらした模様です(笑)。

「Money Talks」
再び「若気の至りアルバム」^^;より。
リズムといい、雰囲気といい、これいいと思うんですけど^^私は好きだな。

「今、ここにいない」らしい、片山さんについて。
いろんなジャンルの演奏などしたりするけれど、、
(ガーシュインが出てくるあたり!!)
いつも・・・「ロケンロール」を感じるのだと。
それは、間違いなく誉めコトバだと思うのです^^

「Badge」
2セットめでも、カバーを1曲。
誠さんが大好きなイギリスの三人組。CREAMにほかならないのですが。
本来は鍵盤楽器がいないバンド・・・なんだけど、数少ない鍵盤楽器の入ったナンバーを探し、、、だったのだそうな。
この曲・・・いろんなこと思い出し過ぎる!!
(もちろん、「ありがとう、クリーム!」に決まってるのだが、1公演は見ていないけれどほぼ観た^^)
この曲にまつわる、誠さんの熱い語り@クロコ(ただし、前日は高熱出た^^;;)のと、
自費で無理矢理乱入しにきた、片山さん@名古屋ハートランド。(このときは、かなり傑作で・・・今でも笑えます。ぇ?!)

「Don't Give It Up!」
・・・毎度お馴染みになった、誠さんの【ドラムソロ】。
今回は、シモンズもスタンバってるらしく・・・。
・・・・どんどん進化していくなあ、、、、(笑)。
そして、間奏もどんどん長くなる^^
そして、くだんのドラムはソロでなくて、、、、なんと!ツインドラムであることが判明しました・・・(爆)。

「Please!」
まだまだいきます。やっちゃいます。

♪Please!!♪

間奏は、、、
BOXXでも使用していたのは、やっぱりこれなのだろうか。

「あれ、今エレキの音がした???」

と、(自分でやっておきながら(笑))。
3回もやっちゃって確認する誠さんなのであった。
がんがんに立ち上がって弾いてらしたのだが、、
しかし、どう見てもマーティンのギターにしか見えないのだが、、、
しまいには、片山さんまでが立ち上がってやってましたけど、、、、

「・・・立ったねえ!!」

とか、感心されてるんですが(笑)、

どうやら・・・なんか違う世界に行ってらしたという噂です。ぉぃ!

超久しぶりに聴いた気がする「Missing Serenade」。
バンドバージョン~「横浜」への流れは、
この場所ではドンピシャ!なのだと思います。
それにプラス、私にとっては「ちゃんと出会った」頃の唄なので、
また特別な想いがあるのも事実です。
ワタシの中では、確実に・・・かなり重要な意味がある。


アンコール

ここで改めて、今年アルバムは無理でも、シングルはリリースします宣言をされる誠さん!!
それと、、、4月の渋谷でのライブ告知。
これは誠さんと片山さんと柳沢さん。
・・・すんごい楽しみな組合せ・・・力関係をどう誠さんが結論づけるかが、、楽しみでもあり^^

そして、もうひとつ。これ大事。
誠さんのHPでも予告がありましたが、「MAKOTONES」ついに発刊。
今回は、予告編的な意味合いを含んでいるのかな、、と思ったのだけど、まずはvol.0!!
ライブにいらした方限定の配布になりますかね?
それにしても、かなり中身が濃いですね。
音楽のことから、ご愛用の雑貨等のこととか、、いろいろ。
まだご覧になっていない方は、どうぞお楽しみに!

「RAIN」と「Waltz In Blue」。
「Waltz In Blue」のイントロを奏でるピアノの音色は本当に美しい。
いろんなものを通さずに、傍で鳴っている音色・・・ほんとに格別なんだそうだ。
聴きながら、ぼーーっと私自身も気持ちがなんとなく「あさっての方向」へ飛んでいたような気がするのだが、、
ふっと目をステージから離したときに、何かあったような気はする。
慌てて詞を唄いつないだように思えたので・・・。
何があったんだろう。。。。(←肝心なところを見落としたのだろうか、私は。)

そして、2回目のアンコール、、、
「風を抱いて走れ」は、好きな曲のひとつ。
ピアノがこれも本当に映える曲だから、ナイスなセレクトだなあと思うけど、、、
ちょっと一緒に口ずさんで、、自分の中で反芻するものもあったりするのだね^^

ラストに演奏した「You Are So Beautiful」は、アルバム「Waltz In Blue」でも、
全くのこの編成通りで歌われているのだけど、
いつぞやも、このコンビ(コンビ扱いしていいものかどうか、、、)で聴いた。
うっとり・・というより、ものすごく・・・泣ける音色なんだな・・・。


BGMに、本家JTの「Blossom」が流れる中、大団円です。


終わってみたら、、予想をはるかに過ぎた時間だったのでちょっとビックリ。というか、若干の冷汗。
実はこの日に某関内方面であったライブのときもそうなのだが、
帰宅するのに、ちょっとした距離を戻っていかなくてはいけないワタシ。(プチな遠征。)
途中でぶった切って帰るのが通例なのだけど、、、、

今回もまたロケーション、、、、
休憩時間に遊びに行った友達の席からは、海とそこにうつる灯りが見えた、、、



なのに、なのに、全く余韻をどうこうする暇がなく、、、
建物を出たら、しーんと静まり返っている、赤レンガ倉庫を足早に後にしなくてはいけなかったのが、
ああ、かえすがえすも残念であったことよ、、、、

で。
ツアーは、今度は相棒が変わってまだ続く。
そして、その集大成がまだある^^
どう転んでも、絶対に楽しいはずだが、今から楽しみになっている。
そう、まだまだ、つ・づ・く! なわけだね。

(2010年3月14日 記)

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