今日から土、日、月と3日間、全国森林レクリエーション協会主催の「森林インストラクター養成講習」である。(記事は5月11~13日のもの)場所は、大塚の林野会館。それらしい建物だ。でも、 これにに参加したからって、即資格が取れるわけではない。二次試験の一部が免除になる程度。
私はもう3回目の受講になる。初回は3年前、急ぎで別の仕事が入っていたため、講習中、パソコンをいじっていて、講習の内容は半分くらいしか覚えていない。2回目は昨年、オンラインだった。こちらも会場の講師や質問者の声が聞きづらかった。
初日は、まず法令。森林基本計画と森林税、それにSDGsあたりが新しく頭に入ったかな。そうそう、0.5へクタール以上の太陽光発電は、事実上もう設置できなくなったそうだ。地元の不安の声から水害などを科学的に算定して、0.5ヘクタール以上は作れないそうだ。よかったね。写真は森林とSDGs。
次は、森林の動物(哺乳類)、新しい話題は、奄美大島のマングースが完全に駆除できたようだ。現在最終の検証中とのことで、秋には発表できるそうだ。世界ではマングースの駆除などでできるわけがないと言われていたが、どんなもんだい、という雰囲気の先生。
そして、一番聞きたかった植物。APG分類とか、気孔帯、葉序の模式図、常緑と落葉樹の違いなどが新しい知識になった。ただ、過去問題の多い、葉っぱの違いから樹木を推定する説明はほとんどなし、本試験がちょっと心配。
最後は、土壌。C/N比(炭素と窒素の割合)、大きいと微生物が多くの炭素を使ってわずかな窒素を作り出す、分解が遅い状態。これ反対に覚えていた。また写真を使ったシベリアや北米土壌の話は面白かったが、本試験には出題されないから、どうしたもんか。
とういことで初日は終了。8時45分から18時10分までのロングラン。休み時間に、インスタントコーヒーを都合3杯も作って飲んだよ。