出羽三山巡りの二つ目は月山。標高は1984mとかなり高い。朝5時半朝食の8時半にリフトを降り、登山開始。3日前に新しく買ったゴアテックスの雨具が風を通さず、すこぶる調子がいい。
中間地点の牛首まで1時間とちょっと。紅葉しているが、この天気のため今ひとつ感動がない。牛首から30分で、ガイドさんがメンバーをふるいにかける。足取りが重い高齢者、防寒着が十分でない人に下山を促す。秋山を甘く見て、十分な防寒着を持てきていない人もいる。結局メンバー19名中5名がここで下山することになった。
風は相変わらず暴風だ、風速は秒速20mくらいあるだろうか、おっと風速20mなら暴風ではなく、強風だ。(気象の世界では25m以上が暴風の定義)頂上近くになると、つららが目立つ。ということは氷点下だ。
山頂は神社があるが、すでに店じまいしている。殺風景な場所だ。トイレと参拝を済ますと、そうそうに下山する。下山中も風が強いが、信じられないことが起きた。厚い雲、ガスがあっという間に飛んで行って、太陽が顔を出してきたのだ。
山頂の神社
するとどうだろう、下山中の月山のスロープは、紅葉が真っ盛りだ。
下山中、雄大な景色が見え始める
山肌は、紅葉している
写真を撮りながら、ルンルン気分で下山する。リフト乗り場で、登山バッジを忘れずに購入。この後、温泉で暖まる。午前は暴風、午後は快晴という天気。山の天気は変わりやすい。