資格マニアの徒然草ブログ

目標としていた70歳で五百資格、2年前倒しで達成しました、これからはジャンルに関係なく、徒然なるままに書いていきます。

診断士の理論研修に参加

2013年12月24日 | 中小企業診断士資格とその活用
 中小企業診断士は、年に1回理論研修という研修を受講しなければならない。毎年ではないんだが、さぼるとあとでまとめて受けないといけないため、私は毎年受けている。そして、この研修は、中小企業診断協会とともに民間でも実施している。

 私は、診断協会と、経営教育総合研究所を大よそ、交互に受験している。今年は経営教育総合研究所の番である。この研究所は、私が診断士を取った時の受験校でもある。講師の方も知り合いだ。そして、何よりもフェイスブックで繋がっている竹永先生がこの日の講師だ。
   
 本日のテーマは、「ストーリーとしての中小企業戦略」。楠木先生の「ストーリーとしての経営戦略」という書籍があるが、この中小企業版だ。昔この本を読み、そして慶応ビジネススクールで講演を聴いたこともある。しかしほとんど忘れている。かろうじて「マブチモーターのビジネスモデル」だけを覚えている。

 講義は、スターバックスの戦略から。その後マブチモーター、ダイワハイテックス、マニー、サウスウエスト航空、福島屋などのストーリーが次々に出てくる。それぞれ見事に戦略が繋がっている。

 直接この話ではないが、ポーターの競争戦略が出てきた。3つ。差別化、コストリーダーシップに、独占。独占については面白い。独占とは、ニッチ企業が利益を獲得できる論理は、無競争しかないそうだ。独占で重要なのは「成長しない」戦略。売れそうでも我慢して売らない戦略。他社が「そんな小さな市場にわざわざ参入する意味がない」と合理的な判断している限り、独占状態は担保される。

 なるほど、その通りだわい。しかし、経営指導で「成長するな」とは、何と・・・
私のガス主任受験指導事業も、模擬問題集の執筆、動画講座、セミナー開催など全て、現在独占状態である。「成長するな」か・・・面白い経営指導ではある。
 
コメント
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