マークを選ぼう

宇宙航空研究開発機構（JAXA）が2020年度中に打上げる予定の
先進光学衛星「だいち3号」（ALOS-3）のミッションマークを
選ぶキャンペーンを実施中です。

だいち3号は、視野70Km幅かつ地上分解能0.8mという驚異の光学
センサを搭載し、高精度な地理空間情報の整備・更新、防災・災害
対策、沿岸域や植生域の環境保全への利用・研究など様々な分野
で利用が期待されています。

候補となるミッションマークのデザインは３つあり、この中から
最多得票をした候補が正式なマークとして決定されるそうです。
また、採用されたマークに投票した方の中から抽選で100名に
記念品が贈られます。

締め切りは７月９日（木）13：00です。

詳しくはこちらへ

クイズかま天（７－A）

さて、クイズかま天（７）の答えです。

Q：これは何座でしょうか？





答えは、
A：おおぐま座です。





おおぐま座は、熊のしっぽの部分に北斗七星があるので、とても見つけやすい
星座の１つです。そう、北斗七星は星座ではなく空の目印なのです。

北斗七星の柄の端から２番目の星は、昔、視力検査にも使われたことがあるという
星で、眼のよい人なら、２つの星が並んでいることが分かります。明るい方の星には
ミザール（ベルトの意）、暗い方の星にはアルコル（かすかなものの意）という名が
付いており、ミザールを望遠鏡で見ると、さらに２つの星に分かれて見えます。

神話では、おおぐま座は女神ヘラの嫉妬により熊に変えられたカリストの姿です。
ある日、息子である狩人のアルカスと森と出会った２人が殺し合うことを憐れんだ
大神ゼウスによって、空に放り投げられ、星座となったものです。

空に放り投げる時に、しっぽをつかんで投げたので、実際の熊よりもしっぽが長い
のだということになっています。

北斗七星さえ分かれば見つかる星座ですので、ぜひ探してみてください。

時の記念日

６月10日は「時の記念日」です。

これは、今からちょうど100年前の1920年に制定されたものです。

日本書紀の中で、671年６月10日（グレゴリオ歴）に漏刻（水時計）が設置され、
鐘や太鼓を打って時を知らせたという記述があることから、この日が選ばれました。

例えば、ちょうど太陽が真南に来た時を正午としていたなど、元々、時刻は
天体観測によって決められていたので、時と宇宙はとても深いつながりがあり
ます。

現在の時刻の決め方は、少し天文から離れてしまっていますが、どのように
時刻が決められているのかを調べてみると、とておも面白い発見がたくさん
あると思います。

全国各地でも「時」をテーマにした展覧会や企画展が開催されていますので、
興味のあるからは、ぜひ「時」を学んでみてください。

日食をみよう

６月21日（日）に「日食をみよう」を開催します。

今回は太陽の約58％が欠ける部分日食です。安全に太陽を観察できる
器具や方法を使って、日食の様子を観察します。

同じ地域で、日食を観察できる機会はそんなに多いわけではありません
ので、ぜひ、この機会に観察してみてください。

今回の部分日食は、
16時頃に欠け始め、17時10分に食の最大、18時頃に終わります。


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　「日食をみよう」

　　日　時　：　６月21日（日）　15時30分～17時30分

　　場　所　：　海と島の工作館

　　対　象　：　どなたでも（予約不要）

　　参加費　：　大人500円、小人300円

　　問合せ　：　TEL　　0823-66-0925

　　　　　　　　E-mail　　info@kamaten.net

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月と木星が接近

６月８日（水）から９日（木）にかけて空の中で月と木星が接近します。

今回はほぼ一晩中、約３°の距離に近付いていますので、肉眼や双眼鏡を
使って、月と木星が接近している様子を観察してみましょう。

０時０0分頃であれば、南東の空の高度20°あたりに見えます。
星座でいえば、いて座の方向です。

また、月、木星の５°ほど東側には土星が見えますので、この機会に
３天体をまとめて観察してみてください。