肉眼で見ることができる惑星は、水星、金星、火星、木星、土星の5つ
です。これらのうちで最も見つけるのが困難なのが水星です。
水星は最も太陽の近くを回る惑星で、地球から見ると、太陽の近くを
行ったり来たりするような動きをするため、常に太陽の近くにあり、
とても見づらい天体です。
そして、1月24日(日)に水星が東方最大離角を迎え、これから数日間
ほど夕方に水星を見るチャンスが訪れます。
それでも高度が10°以下とかなり低いので、地平線まで見通せる場所や
高いところに登るなどして、空のかなり低いところが見える場所で観察
すると良いと思います。方角は西南西です。
18時~18時30分頃に真西よりやや南寄りの空の低いところを探して
みましょう。太陽が沈んだ後であれば、双眼鏡を使った方が見つけ
やすいです。
近くに目印となる星がないので、なかなか見つけづらいと思いますが、
水星を自分の目で確認したことがある人は、そう多くはないと思います
ので、ぜひ、この機会に探してみてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます