過去に大出現をみせたこともある、しし座流星群が11月17日(月)の夜から18日(火)の朝
にかけてピークを迎えます。ただし、普段の年は1時間に10個程度と、あまりたくさんの出現
をみせる流星群ではありません。
この流星の材料をまき散らしていったのは、テンペ・タットル彗星(55P/Tempel-Tuttle)
で、33年の周期で太陽の周りを回っています。この彗星が帰ってくる前後の年に
大出現をみせることが多く、前回の回帰(1998年)に近い、1999年や2001年には、
1時間に1000個以上という非常に多くの流星を観測することができました。
今年は大出現となる可能性がかなり低いですが、流星の速度が速く、明るい
流星が多いので、1つ1つの流星は見応えがあるかもしれません。
火球が多いのも特徴の1つです。
しっかりと防寒をして、ぜひ流星の観察にチャレンジしてみてください。
流星観察のコツが知りたい方はこちらへ
広島市北部は、オリオン座や、シリウスなどはじめ、明るい星たちが
今夜はかなり見えて、とてもキレイです。(普段がポツポツなので…)
かま天さんでは、冬の星たちがどど-んとお目見えされてるのでしょうね。
冬が深まり、気温が低く寒くなるほど、空が澄んで星空がきれいに
見えるようになっていく印象があり、星見は四季の中で冬が一番と
思っているのですが、間違ってますか?
だんだんと冬の星空が見やすい時間に昇ってくるようになりましたね。
四季の中で冬が1番いいか?ということですが、冬は星が
キラキラしている(つまり、空気がユラユラしている)ことが
多いですよね。そういう時に望遠鏡で観察すると天体と一緒に
ユラユラも拡大されて、あまり綺麗には見えません。
明るい星や形の分かりやすい星座が多い冬の星空は
キレイというよりも賑やかというのが僕の印象です。
ただ、そんなことはあまり気にせず、何を見たいかや
好みで、四季の星空を楽しんでいただくのが良いのでは
と思います。
この前、シリウスは明るく輝いているのだけど、そのピカピカ瞬きはナゼ?
と、ちょっと気になってました。
空気の揺れなんですねぇ!勉強になります!!
かま天さんの空に広がる賑やかな星空と、望遠鏡でしか見えない
本物の星の姿、どっちも魅力的でうらやましい限りです。
がんばってかま天さんに行くしかないですね!
ありがとうございます。
ぜひ、またご来館ください。
お待ちしております。