いよいよ夏休みに突入しましたね。
夏休みといえば自由研究!は言い過ぎですが、かま天では毎年たくさんの
相談を受けます。
自由研究にチャレンジされる方は、まず、自分がどんなことをしたいか、
知りたいかを考えてみましょう。
星空の関連なら、星の動き、明るさ、色、星座、惑星、月、流星群、星の名前、
神話、歴史……などなど、いくらでもテーマが見つかると思います。
ブラックホール、宇宙人、探査機、宇宙開発なんてテーマも面白そうです。
その「何をしたいか」にもよりますが、もし、月面の凹凸に注目したいなら、
半月の頃が最適です。半月の時は、太陽の光が真横から当たるため、影が最も
長くのび、凸凹の様子がよく分かるからです。逆に満月の時は、太陽の光が
正面から当たるため、影がほとんどできず、表面の凸凹の様子はよく分かり
ません。月の欠け際でクレータの様子が目立つのは、この太陽の光の当たる
角度に関係しているためです。
頑張れば、実際のクレータの大きさや深さ、山脈の高さなども導き出せる
ことでしょう。
そして今、月はちょうど半月の時期を迎え、望遠鏡で観察するにはとても良い
タイミングです。また、夏休み中に上弦の月となるのは昨日の7月26日(水)
と来月の8月24日(木)です。
まだ時間がありますから、自分が楽しいと思えるテーマを見つけて、
とことん追求してみてください。
もちろん、学校の宿題に限らず、大人の方も含めて、興味のある方なら
どなたでも自由研究にチャレンジできると思いますよ。