日本時間の10月24日(金)の朝に部分日食があります。
今回は約80%が欠けるものですが、残念ながら日本では観察することができません。
10月8日の満月の日に地球に隠された月が、今度は新月の日に太陽を隠してしまう
というわけですね。
日食はとても珍しい現象だと思われている方が多いかもしれませんが、実は
地球全体で考えれば、月食よりも日食の方が頻繁に起きています。
21世紀の100年間でみると、月食は142回起きるのに対し、日食は224回です。
1年間で考えても、月食は多い年でも3回ですが、日食は5回も起きることがあります。
ただし、日食の方が見ることができる範囲が狭いため、わざわざ世界中を回って
見にでも行かない限りは、自分自身が目にする機会は日食の方が少なくなります。
次に日本で日食が見られるのは、2016年3月9日(水)です。