「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

逗子(1) メレルを履いて披露山公園から浪子不動まで一気に下りる。

2024-06-27 03:00:19 | あちこち見て歩く
逗子三兄弟 / マイベイビー ~好きになればなるほど~♪

メレル社のモアブ3ミッド・ウォーター・プルーフの実力を試しましょう。



まずはクルマで逗子へ。

鎌倉プリンスホテル前の坂を下る。


若宮大路に入り、一の鳥居の横を抜ける。


途中でガソリンを入れた。


9,085円って嫌になる支払い金額だね。

海沿いに山を登る。逗子の姥子台へ向かう道だ。


トンネルを抜ける。


ここは小坪。


小坪は鎌倉市と逗子市の境界の逗子市側にあり、大昔からの漁港がある。逗子マリーナがあるのも小坪だ。

昔から漁師さんが多く住む地域。平井姓が多い。以前逗子市長にも平井さんって方がいらっしゃったね。

またこの地区独特な姓としては、翁川(おいかわ)姓がある。私も一人存じ上げている。稀有な姓で日本でもここ、神奈川県逗子市小坪に集中している。

私も昔は小坪1丁目に住んでいた。漁師じゃないけど。

ここは昔ウッドペッカーって名前の喫茶店だったよ。風見鶏が目印。


到着した。披露山公園の駐車場だ。逗子市小坪と新宿にまたがる地域だね。


ガラガラだ。

仕事以外では、いつもガラガラのところを移動するようにしている私。

逗子市新宿の新宿は、東京の新宿とは異なり、「しんじゅく」の最初「し」 にアクセントがある。

鎌倉市民以外の人は驚くが、鎌倉市の由比ヶ浜も最初の「ゆ」にアクセントがあるね。

でもなぜかは知らないが、江ノ電の車内放送では「が」にアクセントを置いて「由比ヶ浜」と言う。稲村ヶ崎や七里ヶ浜と同様だ。しかし連体助詞の「が」や「ヶ」にアクセントあるのはちょっと変だ。現代語で言えばそれは「の」であり、稲村の岬や七里の浜と言っている時にその「の」にアクセントは置かないだろうからね。

由比ヶ浜の地元の発音のように「ゆ」にアクセントがあるのが本来の形なのかもしれない。

動物が飼育されている披露山公園。逗子市の管理だ。


鶏が各種いる。


このモアブ3ミッドは、足全体そして足首を深くグリップしていて、いいね。


メレル社の新しい靴が気に入った。

お猿さんが多数。


披露山の名前は源頼朝が献上物をこの山の上でみんなに披露したことに由来すると言われている。


本当かねぇ?

鎌倉中心部から、頼朝がわざわざここへ献上物ごときを持って来て、人に見せるかねえ?

当時ここへ来るにはかなりモノを運びにくい道しかなかったはずで、それは相当細い急坂だったと思うよ。

標高は100m弱。


日本でも有数の高級住宅地、披露山庭園住宅地が足元にあり、その向こうにはあの逗子マリーナが見えて、さらに稲村ヶ崎や江の島が見える。


逗子マリーナ、稲村ヶ崎、江の島を拡大しましょう。


いろいろと面白いものはあるんだが、平日はガラガラな披露山公園。


ここから大崎公園方面へ下る。


普通の道だ。階段になっている。


葉山マリーナが見えるね。


葉山沖は岩場が多い。

小型のヨットが多いね。


もう少し下ると平らになるよ。


こちらが披露山庭園住宅地。


停まっているクルマが違う。

マセラッティだ。

リムジンで運転手付きのクルマも通る。

お気づきだろうか?

この住宅地内に電柱はない。土地の分割など勝手にできない。


バブル期の3分の1以下の価格でこのあたりの土地が買えるが、所有すると管理のための一時金や月額での費用がそれなりに発生する。

何かあれば電線を地中から掘り出す必要があるしねえ。

ちょっと六麓荘(兵庫県芦屋市の山手の地区)的な景観だ。それ以上かもしれない。

そしてここから披露山公園に戻る。


結構きつい戻りだ。


蒸し暑いし、疲れる。


鎌倉から三浦半島にかけては、こういう土というか石(↓)ばかりだね。


登ったらまた披露山公園に戻る。


下って上がってここへ戻って来たんだが、次はすぐにまた下がるのだ(笑)。

浪子不動へ降りてみよう。


かなり急な斜面だ。


しかし頻繁に人が通っているらしい。

道は踏み固められている。


緑が濃いね。

東南アジア的だ。


階段が作られたが、そこの土が流失してしまい階段が使いにくく、その横を通る人が多いといういつもの図式。


階段の土が流失してしまうと、階段そのものがただのハードル競走みたいになってしまい、疲れる。


道はぼとぼと。歩きにくいったらありゃしない。


湿度が高くて、草が濡れていて。


蜘蛛の巣がところどころにあって、いやだわー。

階段はただのハードルになっているし。


滝があった。


わかりにくいですか?

拡大しましょう。


ゴーゴー流れて、川になる。


道の左側が川だ。


谷が深くなり、橋が渡してある。


この橋に使われている木材、高そうだったな。

南洋系の無塗装でも腐らないような木だ。

セランガンバツとか、イペとか?

おりて来た。これが逗子湾。


披露山頂上から標高で60mほど下ったところだ。


海辺特有の木々。


海からの強い風に絶えずさらされるので、海から山に向かって幹や枝や葉が斜めになる。

ここは断層があって、滝もある。


浪子不動の由来はこちらをどうぞ。


このあたりでは浪子不動との呼び方が一般的で、だれも高養寺とは呼ばないが、それもまた名前だ。


普段は人はいない。



それでもしっかりした建物だね。


上を見ると、これもまた海辺の山らしい木々の育ち方。


境内から海を見下ろす。

不如帰(ホトトギス)の碑が見える。徳富蘆花だ。


江戸城の石垣用として鍋島藩が伊豆の石を船で運ぶ途中で事故に遭い、この付近の海に落ちた石が使われているらしい。


このあたりは干潮時に姿を現す岩礁になっていて、その上にこの碑が建っている。


【つづく】
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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (鎌倉山のおじさん)
2024-06-27 04:39:02
逗子市小坪は昔から鎌倉と密接な地域でしたからな。小坪に多い苗字だなんて、マニアックな話が飛び出すブログ。これもまた普段からの関心があるからですね。

逗子市や鎌倉市の地域名のアクセントの話も面白い。ご指摘のとおり、稲村や七里で続く「が」に、アクセントを置く言い方は変かもしれませんな。

披露山を巡る考察は一理あるかもしれません。あそこでわざわざ登って、それも当時ろくに道は整備してなかろうに、献上物を並べて見せてまた撤収するって。頼朝がどうしたこうしたって場所が日本のあちこちにありますが、どうも腑に落ちないですね。菅原道真も似たようなところがあります。
返信する
Unknown (信州タケノコ)
2024-06-27 04:59:40
いつもながら細かい観察。私も小坪の苗字のはなしや、鎌倉逗子の地域名のアクセントの話が面白かったです。文法に基づき考えるなんてさすが。

この辺りは豪華な地域なのですね。石原慎太郎さんもこの辺りじゃなかったかな?
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Unknown (ユーアイネットショップ店長うちまる)
2024-06-27 05:06:14
断層が目の前に見えるのかぁ~
地学もとてもお詳しいですね。
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Unknown (Frenchy)
2024-06-27 05:28:26
蒸し暑いなか、披露山庭園住宅、披露山公園、そして下って浪子不動まで歩かれご苦労様です。新宿で育ちましたのでその辺りは私の遊び場、懐かしく写真を拝見しました。因みに、新宿の発音はアクセントは"し"にあるのですが、"しんしゅく"と発音します。
冒頭の、逗子三兄弟のグループ全く知りませんでした。私も、三兄弟です。実家の近所の友達も三兄弟でしたが、優秀で東大三トリオ。昔勤務した会社の上司も全員東大卒の
三兄弟のひとり。でも、男だけ3人の子供を育てる親、特に母親は大変だったでしょうね。
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Unknown (1kamakura)
2024-06-27 06:18:54
江戸の秋

由比ヶ浜
ゆにアクセントがあるのが正しいと思います。
「結」ゆいという相互に助け合う組合のような組織の名からきているともいわれているそう。
私はいにアクセントをつけていますが…

鎌倉周辺は自然がたくさんで、いい所ですね。
もう暑くてハイキングは私はできませんが、また涼しくなったらこんな道を歩きたいです。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-06-27 08:34:28
鎌倉山のおじさん

小坪の苗字、面白かったですか?
翁川(おいかわ)さんは全国でも稀な姓で
小坪に集中して多い姓。漁師さんも多いので
しょうねえ。

私もお一人だけ存じ上げている方がいるので
大変以前から興味を持っておりました。
たしかにマニアックですね(笑)

アクセントが連帯助詞に来るのはおかしいと
思いますが、それが一般的ですね。
ガやヶに来る。

おっしゃるとおりです。
なんでも書いてあることが正しいなんて思うの
が正しくないのであって、披露したから
って、普通にかんがえたらちょっと変。

みんな「頼朝が・・・」「菅原道真が・・・」と
その地のいろんなものを指してそれを
誇りますが、たいていは、たいしたこない(笑)。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-06-27 08:37:27
タケノコさん

小坪の苗字。
苗字って地域の偏りが半端じゃないですね。
これだから地域性が面白いのであります。
私も翁川姓に興味を持ってから、小坪に
拘りがあるのでした。

アクセントは面白いですね。
ゆいがはまは特にです。
ローカルのアクセントと江ノ電の車内放送が
異なるのが面白いです。

慎太郎さん、おっしゃるとおりです。
すぐです。次回その話が出てきます。
もう少々お待ちくださいね。
この地域は、本当に面白いところです。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-06-27 08:43:41
うちまるさん

ここは大きな断層谷なんです。
おもしろいのは、干潮時、海側でそれがよく
観察出来ますよ。

https://miurahantou.jp/kuzugahama-kaigan/

鎌倉観光のついでにかなりマニアックですが
お寺より面白い(笑) それもかなり。
次回いらっしゃった時に、いかがですか?

鎌倉と逗子の境界の逗子側にあたります。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-06-27 08:51:38
Frenchyさん

蒸し暑い、この季節、歩くのはたいへんです。
ものすごい運動になりました。

下がって上がってまた下がって浪子不動まで
下りてきちゃいましたが、クルマは披露山公園
の駐車場に置いてあるので、また上まで戻らない
といけません。

懐かしい場所とのこと、なによりです。

ところでその新宿の読みですが、Frenchyさん
から頂いた情報は、きわめて貴重なローカルな
ものかもしれません。というのは私は小坪に
住んでいた頃も「しんじゅく」としか聞いた
ことがなかったのです。

さらにインターネットで見てましたが、
日本郵便の住所サイト、Wikipedia、その他
でも「しんじゅく」と濁っております。

「しんしゅく」という読みは、逗子市新宿
にお住まいの方々の本当にローカルな読み
なのかもしれません。私も今度小坪の翁川さん
に会った時に「あんだ新宿をどう読む?」と
聞いてみます。

以前は逗子といえばキマグレンというグループ
でしたが、今は逗子三兄弟が普通かと思います。
キマグレンは残念ながら解散してしまいました。
私は好きだったんですね。Frenchyさんご自身や
その周囲は三兄弟だらけなんですね。
みなさん、優秀。私はひとりっこだったので
ダメ男になってしまいました~。
返信する
Unknown (おちゃ)
2024-06-27 09:00:31
あきちゃん

連帯助詞にあたるはずであり、〇〇の▽▽の
「の」にあたるヶやガにアクセントがあるのは
変かなと思うのですが、現実的にはそれが多数を
占めていますね。七里ヶ浜、稲村ヶ崎もそうです。
あの有名な信州にある美ヶ原高原や、金妻で
有名な美しが丘もそうですね。

由比ヶ浜だけはローカルは「ゆ」にアクセント。
なぜか江ノ電車内放送は「が」なんですが
おそらく理由があるのだと想像しています。
車内放送的に聞きやすい、話しやすい
ってことなんでしょうねえ。調べたことはないです。

結いが語源だとはよく言われますね。
因みに鎌倉市に本社を置く投信会社(っての
があるんですよ)、鎌倉投信株式会社が
出している投資信託の愛称が「結い 2101」です。
そこの鎌田社長は本当に良い方です。

よろしかったら投資をなさってください(笑)。
私も以前はずいぶんたくさん結いに投資して
いました。

このコースは一気に上り下りするコースです。
頼朝が献上品をこの山に並べて見せたという
話があって、披露山と呼ばれていますが、
結構しんどいコースです。
涼しくなったら、ぜひどうぞ。
返信する

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