ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

紫陽花のお花見ウォーキング

2024-07-16 | ウォーキング

7月のウォーキングはちょうど「アジサイ」が見頃とのことで、市内の「小坂観音院」へ向かいました。釜口水門の先の駐車場からの往復ウォーキングは先日同様、新しくなったウォーキングロードを歩きました。湖岸近くは「ヒシ」が生い茂っています。「ヒシ」の刈り取り作業も始まっていますが、なかなか追いついていない現状です。

     

 

八ヶ岳は雲の中でした。ヒシのある湖岸に佇んでいたのは「アオサギ」です。

     

     

 

湖岸に咲いていたのは「マツバウンラン」…可愛らしい小さな花ですが帰化植物であちこちにずいぶん増えてきています。「ビロードモウズイカ」も帰化植物…これもあちこちで目立ちます。

     

     

 

湊小学校の脇を通りました。この建物は「日本の美しい小学校100選」に選ばれています。「キイチゴ」の赤い実や「スモークツリー」を見ながら歩きました。

     

     

     

 

「小坂観音院」では「あじさい祭り」を開催中…山門から入りました。

     

     

 

この山門を入った所の高台にある「刀利天狗」をいつも注目して見るのですが、この日は下から眺めるだけでした。この参道の「サワラ」並木が見事です。高台からの諏訪湖の眺めも良いものです。いつもこの時期に咲いている「ヤマユリ」はまだでした。「ヤブカンゾウ」が目立っていました。

     

   

     

     

 

この「小坂観音院」は十一面観世音(その昔、諏訪湖で漁夫の網にかかって引き上げられたとの伝説があります)をご本尊とする真言宗智山派の観音院です。本堂と木鼻とたくさんの石仏です。

     

  

     

     

 

ここには武田信玄の側室で武田勝頼の母である諏訪御料人…由布姫(湖衣姫)の供養塔もあります。

  

 

この高台の西斜面にはたくさんのアジサイが植えられていてちょうど花盛りでした。それと同時期にここにある「ネムノキ」の大木にも花がついていて見事でした。

     

  

     

 

それでは「アジサイ」の花を見ていただきましょう。空色のアジサイが多かったですが、色はさまざまでその変化も素敵なアジサイです。

     

  

     

  

     

  

     

 

たくさんのアジサイは地元の方々が手入れして下さっています。今年は上手に剪定が出来たそうで、花付きも良かったとのことです。

  

     

  

     

 

最後に見つけたハート形の「アジサイ」です!なかなか素敵な形の「アジサイ」でした。

     

 

たくさんの「アジサイ」のお花見ができたウォーキングでした。この日の歩数は9012歩でした…

 

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夏の牛伏川自然観察会

2024-07-13 | 自然観察

牛伏川流域の自然観察会…一年に4回実施されていますが、今回は夏のものです。夏は花が少ないのですが、それでも興味深い観察ができました。注目の花はこの「クモキリソウ(蜘蛛切草)」…花の形がクモに似ているから付けられた名前のようです。エビネなどの仲間でラン科です。

     

 

もう一つ注目は「ウメガサソウ(梅笠草)」…このような丸みを帯びた花弁を梅弁というのだそうです。そして花が下向きに咲くので笠のように見えるところから付いた名前だそうです。とても小さな花です。

     

     

 

ちょうど咲いていたのは「オカトラノウ(丘虎の尾)」…虎の尾に似ていると言われるこの花は、群生して見事に咲いていました。

  

 

「キリンソウ(黄輪草)」がちょうど満開でした。

  

 

「イタチササゲ(鼬ささげ)」はその花色が鼬の毛色に似ている所から名前がついたようです。

  

 

今年新たに植えたのは「オオルリシジミ」の幼虫の食草である「クララ」です。しっかり根付いて花が咲いていました。「オオルリシジミ」が舞うのを楽しみにしています。

  

 

地味な植物で「コウヤワラビ(高野蕨)」と「ナガホノナツノハナワラビ(長穂の夏の花蕨)」です。

  

 

こちらも地味です…「ウバユリ」の蕾と「エンレイソウ」の種です。

  

 

黄色の花で「キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環)」と「キツリフネ(黄釣舟)」です。「キバナノヤマオダマキ」はオダマキの花の最後に咲く感じで、「キツリフネ」はツリフネソウの最初に咲き出す感じです。

     

     

 

「ノハラムラサキ」か「キュウリグサ」か?ですが、とっても小さな美しい花に出会いました。

     

 

木苺の季節でたくさんの赤い実があちこちで見られました。「クマイチゴ」と「バライチゴ」の実です、「バライチゴ」の花は大きくてとてもきれいです。

  

     

 

木の花では同じように白い花で「マタタビ」の花が咲いていました。虫を呼んで受粉してもらう為に葉が白くなってきていました。

  

     

 

「ヤマアジサイ」が咲いていました。色は白やピンクでした。「タマアジサイ」はまだしっかり蕾でした。

  

     

 

色の少ない夏のこの時期、「シモツケ」のピンクが目立っていました。

     

 

木々の様子では「ブナ」の実を見つけました。「ツリバナ」も実を付けていました。

  

  

 

最後に「牛伏川」の様子です。「蓮岳橋」からと「フランス式階段工」からとその少し上流まで行ったのでその様子です。夏らしい緑あふれる流域の涼しげな水の流れをご覧ください。

     

  

     

 

おまけは「ソバ」の畑です。東山山麓線を走るとソバ畑を目にします。ちょうど「ソバ」の花盛りで一面真っ白…とても美しい光景でした。車を停めて、しばしその美しい景色を眺めました。

     

  

  

     

 

四季折々楽しめる牛伏川流域ですが、今年も夏の花に出会うことが出来た観察会でした。山麓線のソバ畑風景も印象的でした。この日の歩数は5831歩でした…歩数は少なめでしたが、坂道の上り下りと暑さで体力を使いました。この後役員の方は作業もされて、本当にご苦労様でした。

     

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鳥のはく製と講演会~八ヶ岳美術館~

2024-07-10 | ミュージアム

原村にある「八ヶ岳美術館」で「世紀を超えた鳥類標本の全容」と題する企画展が開かれていて、その標本を所有されている「林正敏」さんの講演会もあって参加しました。「八ヶ岳美術館」は標高1350mの所にあって、そこに登っていく道沿いには「アナベル」が植えられていて咲き出していました。

     

     

 

美術館の敷地には「カラマツソウ」が咲き、「清水多嘉示」の作品が展示されています。館内にはたくさんの「清水多嘉示」作品がありますが、館内は撮影禁止ですので屋外の作品です。この2枚目の「みどりのリズム」は岡山の後楽園にもあって、訪れた時に出会って驚いたものです。

     

     

  

     

 

今回の企画展はその膨大な資料が「国立科学博物館」に収蔵されるということで、その前に緊急展示となったようです。科博への収蔵が急遽決まったとのことで、年間計画がたたっていたところをやりくりしての貴重な展示でした。

     

     

 

鳥のはく製や卵、軸図や掛図、道具類等々、3000点にも及ぶ資料…それらの行く末が気になっていてあちこちの博物館に当たっていた林さんですが、この度これらが鳥類の学術資料として重要なものとの判断で国立科学博物館に収容されることになったそうです。貴重な鳥類もたくさんあって、これから遺伝子解析なども為されるようです。展示物も膨大な量でしたが、その一部です。

      

   

  

     

 

はく製には本剥製と仮剥製があるそうです。写真上は本剝製、下が仮剥製のものです。この展示には仮剥製のものが多かったです。

     

     

     

 

ここでこのコレクションの所有者「林正敏」さんの講演を聞きました。林さんは岡谷市川岸地区のご出身、長く日本野鳥の会の諏訪支部長を務められ、塩嶺小鳥バスの案内もされておられる方です。

     

     

     

 

さすが元新聞記者、丁寧な記事も作られ、資料も駆使して納得の内容の講演でした。講演の後には参加者の中から鳥類研究の先生方(NHKこども電話相談室出演の先生も)のお話や元信州大学諏訪臨湖実験所の沖野先生のお話などもお聞きでき、いい時間が過ごせました。

  

 

この日の美術館屋内の天井の様子…このレースのカーテンがいい雰囲気を出しています。

   

 

少し時間があったのでここの「原村歴史民俗資料館」の部分も見ました。原村には大きな縄文遺跡(阿久遺跡など)があってたくさんの出土品があります。その一部がここに展示されていました。昨年秋に阿久遺跡の収蔵庫を見学した時の記録はこちらです…阿久遺跡見学会 - ナチュラルな暮らし (goo.ne.jp)  

今ここで注目の土器はこの「顔面装飾付き釣手土器」です。愛称は「フゥーちゃん」だそうです。

     

  

 

こうした土器を巡って御朱印を集めることもできるようでちょっとビックリでしたが、興味深かったです。このフゥーちゃんは「中部土偶札所巡り 三十一番」の札所だそうです。

     

 

美術館は木立の中にありました。「シモツケ」の花が咲き、キノコも生える林の中です。帰りもアナベル街道を下ってきました。

     

  

     

 

国立科学博物館へ収蔵されれば、なかなかお目にかかる機会が無くなるたくさんの資料を目にすることが出来、丁寧なお話も聞けてとっても良い機会でした。いい機会を設けて下さった美術館に感謝でした…

 

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湖畔のウォーキング 6月②

2024-07-08 | ウォーキング

6月末のウォーキングの記録です。この日は横河川河口の諏訪湖ハイツから釜口水門方面へ行き、湊地区の新しくできた歩行者用の道(ジョギングロード)を歩きました。この日の出発地点からの諏訪湖です。薄雲がかかって暑かったですが気持ちの良い風もあって良いウォーキング日和でした。

     

 

諏訪湖ハイツの庭に咲いていた花は「キンシバイ」です。カリンの実も見る度に大きくなっています。

     

     

     

 

「ベルガモット(モナルダ、タイマツバナ)」がたくさん咲いていました。コスモスも早々に咲いていました。

     

     

 

湖畔のグランドの辺りには大きな「ヤナギ」の木があります。

     

 

湖畔の小さな船着き場には毎年「スイレン」の花がたくさん咲きます。今年も見頃の花が咲いていて、とってもきれいでした。

     

     

 

この先にある桟橋に「カワウ」が止まっていました。「カワウ」は何時も並んで止まっています。最後の写真は横河川河口に並んでいた「カワウ」です。この時期の湖には水鳥の姿が少ないです。

     

     

     

 

釜口水門に向かって歩いているとちょうど噴水が上がりました。でも、いつも両羽を広げたような白鳥を模った噴水なのにこの日は翅の片方だけ…ちょっと故障中の噴水でした。

     

     

 

噴水をバックに咲いていたのは「キササギ」の花です。秋には大きな鞘の実がなります。

     

     

 

釜口水門からの諏訪湖風景です。この釜口水門を渡って湊地区方面へ行きました。

     

 

この西街道と言われる湊地区側のジョギングロードとサイクリングロードの工事をしていたのですが、ようやく完成。私たちはこの道の初ウォーキングでした。この道を作るために大きな木が切られてしまい、それはとても残念なことでしたが、道は歩きやすかったです。近くの水上カフェも人気があるようです。

     

     

 

標識も新しくなっていました。この辺りはDゾーン…「みなとなぎさパーク」となっています。この看板には白鳥の形をした噴水の写真がありました。

     

     

     

 

諏訪湖周辺にはところどころにこんな案内もあります。ここは釜口水門から1㎞地点です。

     

 

このウォーキングの何日か前に「スワコエイトピークストライアスロン大会」があって、前に歩いた時に見かけたお知らせと、このウォーキングの日に残されていた看板です。私たちも湖畔を歩くときは八ヶ岳を眺めながら歩きます…

  

 

こちらは諏訪湖側から見た「釜口水門」です。この水門の上は歩行者道路になっています。ここの水門で諏訪湖の水量とここから始まる天竜川の水量を調節しています。天竜川の始まりを見て下さい。天竜川の紅い橋の向こうに岡谷JCから始まる長野道の高架橋が見えます。

     

     

     

 

同じ道(湖畔)を歩いて出発地点に戻りました。もう一度スイレンの花を眺めたら、亀が甲羅干しをしていました。

        

       

 

湖畔の「ユリノキ」はまだ花が咲いていなかったです。「ハンテンボク(半纏木)」の名前の様に半纏の形をした葉が特徴的です。

     

 

無理せず、他の方より短距離のウォーキングでしたが、この日の歩数は10250歩でした…

 

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すてきな古タンスをいただき、かんてんぱぱガーデンに立ち寄る

2024-07-06 | 日常のあれこれ

縁あって、素敵な古いタンスをいただけることになり、飯田まで出かけました。まずはそのタンスを見て下さい。この歴史のありそうな金具が素晴らしい雰囲気を出しています。それぞれに鍵もあってその鍵も良い雰囲気でした。

     

 

とても魅力的なこのタンス、手入れして大事に使いたいと思います。この時、箱に入って未使用の桐の衣装箱もいただきました。昔はこうした衣装箱に着物を入れていたものです。丁寧に作られたこの衣装箱も大事に使うつもりです。

     

 

この時見せていただいたものはたくさんあって、心惹かれるものもあったのですが、我が家ももう物は増やさず断捨離をする時期なので残念ながら遠慮しました。ただこのお櫃と火鉢は心惹かれていただいてきました。手入れして使うのを楽しみにしているところです。ハスの苗も下さったのでありがたくいただいてきました。

     

     

     

 

タンスの中は空にして渡していただいたのですが、後で見たら奥の方にこの「日めくり」が一つだけ入っていました!使いかけで一番上が2月18日水曜日…月・日・曜日から何年かを割り出す「年サーチカレンダー」で検索すると1942年(昭和17年)と出ました。この前年の12月に太平洋戦争が始まっていますので、世相を反映した「日めくり」の内容でした。

     

  

  

 

この日は中央道で行きましたので道中から見た中央アルプスと南アルプスの様子です。箕輪町の辺りから見た「木曽駒ケ岳」は雲の中でした。駒ケ根市の辺りからは南アルプスの「仙丈ケ岳」が良く見えました。

     

     

     

     

 

こちらは帰り道で見た駒ケ根市辺りからの「木曽駒ケ岳」…雲が切れて美しい姿を見せてくれました。

     

     

 

帰りに「かんてんぱぱガーデン」に立ち寄りました。山野草園では「クガイソウ」、「ササユリ」、「カラマツソウ」が咲いていました。

     

  

     

 

その他に「ギボウシ」、「オカトラノウ」、「ホタルブクロ」が咲いていました。見たかった「レンゲショウマ」や「キレンゲショウマ」はまだ蕾でした。

     

     

     

     

 

ここにはたくさんの「アジサイ」が植えられていて、ちょうど花盛り…色とりどりの花を楽しむことが出来ました。

     

  

  

  

     

  

 

ここには小さな池があってメダカが泳いでいます。池には「スイレン」の花が咲き、池の端には「ハンゲショウ」が咲いていました。

     

     

     

 

ショップの方の庭にはたくさんの花が植えこまれていました。ここの花は安曇野の「HAМAフラワーパーク」から来ているようです。

     

     

 

感激の出会いがあって持ち主のご夫婦ともお話ができ、素敵なタンスや衣装箱、お櫃や火鉢、ハスの苗までいただいてとっても嬉しかったです。久しぶりに伊那谷の風景を見るドライブもでき、かんてんぱぱガーデンの花にも出会えたいい一日でした…

 

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