「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

春とは言えうすら寒い鎌倉山を犬と散歩する

2009-03-28 09:45:29 | あちこち見て歩く


七里ガ浜の自宅から北にまっすぐ上がるとそこは鎌倉山である。上の画像はなんとなくリヴィエラ風の一角を撮影したもの。携帯電話でパチリと撮影。リヴィエラの住宅街には電線はないだろうが。言っておくがリヴィエラなどに私は行ったことがない。フランスでは滞在したことがあるのはパリに4回、ナンシーに1回だけだ。それ以外は通過したことがある街がいくつかあるくらいだ。

ここをスタスタ通り過ぎて行くと、ジャーン!コンクリート要塞だ・・・じゃなくって新規開発の造成地があり、ほぼ完成している。ご担当の熊谷組さんあるいは下請け会社さん、御苦労さま。鎌倉山から相模湾を見下ろす山の風景が一変し、一挙にコンクリートの白さが眩しい7区画の分譲区画、アスファルト道路、駐車場、植栽部分と水道のタンクに生まれ変わってしまった。分譲地1区画平均の面積が90坪くらいのようだ。売り出し価格はまだわからない。区画によりかなり有利不利がある。1区画を除いて、すべての区画が道路からかなりの段差を登らなければ自宅に入ることは出来ない。私の推測では一番安い区画で7500万円、高いのが9000万円か。



山がスッポリとなくなったことも残念だが、この7区画のための巨大な水道タンク(と私は推測する、画像左端)が、分譲地前の道路際の最も目立つところに設置されたことが悲しい。私は開発者のセンスのなさを嗤う。なにせこのタンクは分譲地そばを通るあらゆる人の視界を遮り刺激するがごとく大きく醜悪な物体である。例えて言えば、戸建て住宅の門柱脇にプラスチック製特大ゴミ箱を30個ばかり人の身長以上に積み上げてその周囲を無粋な金網で囲ったような状態なのだ。

この横を毎日通り抜けることになるこの分譲地の住人にとっても、前を通るただの通行人にとっても、なんとも目障りとなることは必至だ。鎌倉市役所も開発許可時に細かい数値上のことばかり指導していないで、大規模開発の場合は、もっと開発全体の立体的景観の観点から指導してはどうだろうか。この住宅地を買う皆さん、せめてキレイな家を建てて下さいねぇ。

  

動物写真2つ。トンビ君。電線にとまって、撮影する私を不思議そうに見ていた。鎌倉山から我が住宅街、そして海岸まで至る所トンビだらけである。海岸でハンバーガーを食べる人は気をつけましょう。コンビニの袋もふらふらさせると危ないですよ。

もうひとつの写真はリス君。愛犬の天敵でもある。愛犬の天敵は3種類。猫とリスと鳥類である。バカな愛犬もさすがに数年の学習により鳥類には追いつけないことを悟ったようである。だから今ではみつけてもあまり騒がない。しかし地上を走るリスと猫については、いまだに発見すると大騒ぎである。いつかは捕まえてやろうと思っているようだ。

八ヶ岳山麓に行くと、猫やリスの代わりに、シカのにおいに強く反応する。たまにシカをみかけた時は、愛犬のリードを持つ手に力が入る。

  

最後はサクラ。鎌倉山の住宅地には古い巨木が数多く残っている。全体を見渡せば、開花率はまだ10%~20%くらいだろうか。まだまだだ。今日も寒い。しばらくは「まだか、まだか」と楽しめそうである。鎌倉山の散歩は楽しい。尤も愛犬はサクラなどにまったく関心がないように見受けられる。
コメント (4)
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