「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

アンコール・エヴァーバーンを「普通に」楽しむ

2008-11-25 21:42:37 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
古いドイツ製ストーブに代わり、今年から我が山荘に設置されたのが、米国のヴァーモント・キャスティング(VC)社製薪ストーブである。商品名はアンコール・エヴァバーン(触媒なし)だ。すでにこちらで紹介したように、いろいろとこのストーブで料理を作って楽しんではいるが、この23日(日)は朝から晩までただ火を焚き眺めて「普通に」楽しんだ。

まずは最初の画像。我が山荘の屋内は薄暗い。ところが昼前に南の窓から太陽光が差し込み、アンコール・エヴァーバーンの側面に当たった。鋳物の鉄で作られたストーブに「アンコール」とのみ記されている。「エヴァバーン」という文字はない。どうも「エヴァバーン」とは米国よりも日本で広く使われている名称のようだ。というのは米国のVC社のウェブサイトでは、触媒付きのストーブ「アンコール」と区別するのに、触媒なしのモデルは単に「アンコールNC(NC=non-catalytic 「触媒なし」の意)」と記されていることが多いからだ。よく見るとウェブサイトにも「Everburn」という文字が現れる箇所はあるが。

それはともかく、たかが側面だがなかなか端正なデザインでしょう?



全体のデザイン(下の画像)は、なんともよくバランスが取れている、というか中庸な感じだ。最近北欧製のストーブに多い直線的で飾り気の少ないモダンなデザインとは違う。またコテコテの古典的なデザインとも違う。オプションも多いので、それを併せて購入すればお手軽に薪ストーブ生活が楽しめる仕組みだ。ストーブ両袖についた棚はオプションである。ストーブの上に鍋を置くと熱で鍋料理が煮えたぎってしまう場合に使う。鍋をちょっと脇にずらしてこの棚の上に置いておくと、鍋料理が煮えたぎらず冷めもせず大変都合が良いという便利な機能である。その棚を支える支柱(さらに下の画像)があり、それはドラゴン(ちょっとタツノオトシゴ風)をかたどっていて、なかなか洒落ている。

デザイン的に最大公約数的中庸、オプションも豊富で便利、使い勝手もかなり良くて炎の調整も自由自在、マニュアルも立派、輸入総代理店が営業をよくがんばっていて日本国内のユーザーも多い。よく出来た工業製品、営業戦略である。VC社のストーブはどこかトヨタ車的なのだ。





下の画像は、このストーブの輸入総代理店であるファイヤー・サイド社(長野県駒ヶ根市)が作っている着火剤。蝋燭のようなものである。点火するにはなるべくケミカルな物を使わないのが良い。新聞やダンボールも、インクや接着剤等不純物が混じるので出来れば使わない方が良いと言われるのだが、当家ではあまり気にせず、点火に便利なものはガンガン使っている。この着火剤は冷え切ったストーブ内でも長く火が持続する。ストーブ内の炎に熱とやる気が十分出て来る前、まだストーブ内が冷えている助走期間に、炎を励ます役目を負ってくれる。使い勝手は良い。





コメント
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