「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

11月も終わりだと言うのに汗をかく散歩と汗をかく食事

2008-11-29 17:44:34 | 
朝からよく晴れ暖かい1日だった。妻と10:00amに七里ガ浜の自宅を出発、散歩とランチと買い物に出かけた。全行程徒歩で移動である。まずは住宅街を南に下って海に出る。七里ガ浜に出たら右折して海岸通り沿いを西へ。下の画像のように江ノ島を見ながら腰越、片瀬方面を目指す。



間もなく12月というのに暑い。長袖シャツにセーターを羽織っていたが、歩いているなら半袖シャツ一枚でも問題なし、という気候だ。海はサーファーがいっぱい。波も適当にあって楽しそうだった。腰越の商店街を抜け、藤沢市片瀬に入ったところで、有名干物店の高清に立ち寄り干物をたくさん買う。残念ながら自分が食べるのではなく、いろいろと世話になっている大阪の人に送った。12月も近いので、お歳暮ということか、高清で買い物する人が多く、順番待ちで時間がかかる。
高清HP: http://www.takasei.com/



歩き疲れたなぁ~と思い始めた11:30am頃に本日のランチを食べるインド料理店パラソルに到着した。
所在地:神奈川県藤沢市片瀬海岸1-11-20 シルフィード湘南1F
電話:0466-27-0447
HP: http://www.parasol.in/
一度七里ガ浜Nさんというご近所の方(と言ってもネット上で会話しているだけでお会いしたことはない)に教えてもらって、訪問して気に入った店だ。しっかりしたマンションの1階にあり、とてもきれいな内装のお店である。今回もオーナーZaid Alli Khanさんがにこやかに迎えてくれた。



前回と同じシッカバブから。あまりに美味かったのでもう一度挑戦だ。スパイスが肉に練り込まれ、顔から火を噴く美味さ。



カレーも食べる。左はエビのカレーでちょっとHOTだ。右はチキンとほうれん草のカレーで滋味深くマイルド。こちらのお店の料理は全般的に、極端な辛さではなく上品な味付けである。



ビールはキング・フィッシャー・プレミアム。インド産でインド料理店にはたいてい置いてある。かなり香りがきつく、大げさに言うとブランデーのような甘みすら感じる味だ。プレミアムは、レギュラーなキング・フィッシャーよりも、香りや甘みが強いと思う。この店に置いてあるのはプレミアムである。カレーをサフラン・ライスやチーズ・ナン、ガーリック・ナンで食べていると、汗が噴出す。夫婦ともども食い意地が張っていて、いつも注文しすぎる傾向がある。腹がいっぱいになってしまった。前回ここで食事した時永久会員になったので、今回から割引が効く。かなりお得である。



完全に食べ過ぎだ。苦しい苦しい、暑い暑いと言いながら苦行のような帰り道が始まる。間もなく藤沢市から鎌倉市へ逆戻りで腰越漁港の横をとおる。



あまりに苦しいので歩き続けたくなくなり、小動神社に立ち寄る。お賽銭を30円納め、年末ジャンボで3億円当たることをかなり真剣に祈願する。当たれば1000万倍のレバレッジ効果で、かのジョージ・ソロスも真っ青だろう。



小動の岬を過ぎるとそこはもう七里ガ浜である。後はまっすぐ東へ向かうだけ・・・と思ったら妻(画像で前を歩いている)が途中のパセリ(古着屋)に寄りたいと言う。いつもは「疲れた疲れた」と騒がしい妻が、妙に熱心に先を歩いていたわけだ。古着のシャツ2着を購入。行合橋で左折して我が住宅街に入り、えっちらおっちら坂を上り、西友で食料品を買いまくって家に帰る。しかしランチを食べ過ぎた。今日は晩御飯は食べられそうにない。

往復6kmくらいか。それ以外に朝夕ワンコの散歩で8km以上歩いているだろうから、今日は運動十分である。
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阿弥陀岳登頂なんちゃって

2008-11-29 00:01:26 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
「八ヶ岳山麓に山荘があるのにどうして登山をしないの?もったいない」と時々言われる。そうだろうか。自宅のある鎌倉七里ヶ浜の住宅街から海はスグだが、住民の大半は釣りをしない。同様に、酒屋の隣に酒を飲まない人が住み、テニスコートの隣にテニスをしない人が住む。それでなんの不思議があろうか。

しかし私も登山をやってみた。山荘からの登山は楽である。山荘自体が標高1600mのところにあるからだ。自宅のある神奈川県では、丹沢地区の山々にヒーヒー言って登る人が多いが、あの山々の頂上のどれよりも我が山荘の方がすでに高い位置にあるわけだから、山荘の中で居眠りしているだけでも私にはものすごい達成感がある・・・ということはないので、取り敢えず山荘に隣接する森の中へ歩いて入り、真東にある阿弥陀岳を目指した。



最近は間伐を進めているようで、切り倒された巨大なカラマツが何百本と転がっている。これを運び出すのは大変そうだ。しかし戦後によくまあこれだけカラマツばかりを広大な山麓に植えたものである。結局今ではカラマツは建材にも家具にも利用されず、せいぜい工事現場の杭くらいだろうか。経済的に森を維持するのが見合わない状況だ。



シラカバはよくこうなっている。白い樹皮が部分的にはがされているのだ。お盆シーズンにシラカバの幹の白い表面部分を使う習慣があるので、それに供されてしまったようだ。表面が一度剥がされると回復はせず、黒っぽくまったく別物の木になったが如き状態となる。



山麓には網の目のように細い道がたくさんあって、適当にそれらをどんどん登ると、途中に「阿弥陀岳へ」の看板を発見した。「このまま行けば阿弥陀岳にたどり着けるのだなぁ・・」と思うと、今度こそ私は十分な達成感を持ってしまった。残念ながらこの時は高度計を持参するのを忘れてしまったが、ここまでで山荘から200m近くは登ったはずだ。だったら、ここからはもう降りようと決心した。お気軽な「なぁ~んちゃって登山」である。自分の能力と体力の限界を知っており、かつ生活における時間の合理的配分を考える私は、登山ばかりに集中していられないのだった。

ちなみに、このあたりの森を歩くには春から秋までは藪も多いのでゴム長靴、真冬は地面が雪に覆われているのでスノーシューが良い。



藪をかきわけ細い道を降りて行くと「← ハイキングコース」の看板を発見。笹を踏みしめながら、細い道を適当に見当つけながら降りると、古い山荘が見えて来た。丸山別荘地に出たのだった。ここは地元資本が開発した古い別荘地で、私の山荘のある原村の八ヶ岳中央高原三井の森別荘地に隣接している。ついでに言うと、阿弥陀岳登山の出発点としては最もポピュラーな美濃戸口周辺に広がる美濃戸別荘地と、丸山別荘地は同じ会社の経営である。



丸山別荘地が開発されたのは古く、ご覧のとおり別荘地内の道路はほとんど舗装されておらず、風景が非常に穏やかで牧歌的だ。隣接の三井の森の道路は側溝つきのアルファルト舗装を完備し幹線は2車線であることから、クルマのある程度の高速走行が容易なのに対し、丸山別荘地はそうでない。



この2つの別荘地は上の方でつながっているのだが、道路状況があまりに違うので、丸山別荘地の別荘オーナーが三井の森の道路を使うことを懸念した三井の森側が、別荘地の境をクルマが通り抜けられないように塞いでしまっている。画像は三井の森側から撮ったもの。季節的にカラマツの落ち葉が多くてわかりにくいが、手前の三井の森側はかっちりしたアスファルト舗装で、境界から向こうは砂利道だ。ここから徒歩で我が山荘まではアスファルト道で20分くらい。標高では100mくらい上がることになる。

以上。我が山荘に隣接した森を山荘から標高で200mほど上がって、すぐ300mほど降りると原村の別荘地に戻る。丸山別荘地とそれに接する三井の森別荘地の中を標高で再び100mほど上がれば山荘に戻る。200mアップ→300mダウン→100mアップで「なぁ~んちゃって登山」は終了だ。のろのろ歩きで全行程100分程度。これでも標高1500m~1800mの森の中をさまよい歩いているわけで、私には十分である。
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