高島城は秀吉の武将・日根野織部高吉による築城(慶長三年)で、諏訪湖に
突き出した形だったので「諏訪湖の浮城」と呼ばれました。江戸初期の諏訪
湖の干拓で水城の姿は失われました。
歩道橋でお堀を渡って城内に入ります。昭和45年に天守閣が再建され、周囲は
高島公園として整備されています。
ここは武田信玄の軍師・山本勘助と諏訪御寮人・由布姫のロマンスにもゆかり
の地で、このような記念写真用のパネルもありました。
井上靖の小説で、その後NHKの大河ドラマになった「風林火山」を思い出します。
この城へも蓼科山の帰りに立ち寄ったことがあり、今回は時間が限られているので
天守閣には登らずに美しい庭園を散策しました。
ここのサクラは数はそれほどでもありませんが種類が多く、さまざまな開花状況が
楽しめました。