ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

信州のサクラ(1)-光前寺のシダレ桜

2010-04-15 23:03:48 | 旅日記


娘と孫と一緒に、信州のサクラの名所を巡る一泊二日のバスツァーに参加しました。
最初の目的地・光前寺は中央道駒ヶ根ICから僅か1.2kのところにあります。



木曽駒ヶ岳など中央アルプスの帰りに三度参詣したことがあり、今度が四回目になり
ますが桜の時期は初めてです。
寺に近付くと、車窓の両側に美しいスイセン畑が拡がります。



平安時代の貞観二年(860)開基で今年は1,150年祭、今は7年に一度のご本尊春の
御開帳中です。



山門をくぐると境内全体が国の名勝庭園に指定されています。
サクラの数はいろいろな種類を合わせて80~90本ほど。今日は背景の宝剣岳が雲に
隠れているのが残念です。
はやシャクナゲも咲いていました。



ご本尊の御手に結ばれている御縁柱に触れて家内安全をお祈りしました。



サクラ以外にも光前寺には有名なものが二つあります。一つはこの霊犬・早太郎。
昔、この寺に飼われていていましたが、請われて遠江の磐田まで行って狒々(ヒヒ)
退治をしたという伝説の持ち主です。オオカミの血を引いていたと言われ、不動明王
の化身として厄除けにご利益があると信仰されています。
これは本堂前の木像。



三重塔前の石像。本堂と塔の間には立派なお墓もありました。



もうひとつ有名なのが、このヒカリゴケ。
参道の石垣や、客殿の外縁下で淡い緑色の神秘的な光を放っています。
まだ少し時期(見頃は4月下旬~11月)が早いのですが、幸いいい写真が撮れました。



広い庭園のサクラを鑑賞して、次の目的地・高遠に向かいます。

信州のサクラを見る

2010-04-15 11:56:11 | 旅日記
一泊二日のバスツァーに行っていました。

4月13日は今にも降りそうな暗い空でしたが



駒ヶ根の光前寺のシダレザクラと



天下第一といわれる高遠のコヒガンザクラを見て、大町温泉泊。

14日は素晴らしい快晴の下、諏訪周辺の「三つの隠れ桜」を見ました。



まず、諏訪湖に注ぐ横河川のサクラ並木を散策し



次に高島城の庭園のサクラ



最後に湊・船魂神社の樹齢110年のシダレザクラ
を見て帰りました。

今年の信州はまだサクラには早いと聞いていたのですが、12日の雨の後の暖かさ
で一気に開花が進んだようで満足の旅でした。詳しいレポートは後ほど…。