ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

カムチャッカ・アバチャ山(1)

2008-07-30 10:00:23 | 山日記
JAC関西支部の海外山行「カムチャッカ・アバチャ山」に参加しました。
TLは同じ関西支部の仲間で、登山中心の旅行会社・ATS社に勤務しているSさん。
メンバーは彼を含め男性7名(うち会員外1)、女性4名の計11人です。

7月24日午後12時45分、関空をあとにウラジオストック航空特別運航便で、カムチャッカの州都ペトロパブロフスク・カムチャッキーへ。



4時間のフライトでこの長い名前の空港に着き、初めてロシアの土地を踏みました。
もう現地時間では午後9時前(時差+4時間)ですが、まだ夕暮れの明るさです。
入国審査は非常に丁寧というか、慎重というか、時間をかけてゆっくりとパスポートと入国カードを調べます。
やっとバスに乗り込んで、40分ほどで郊外のパラトゥンカ温泉郷に着きました。



緑の木々に囲まれたソルネチナヤ・ホテル。ホテルというより、ロッジか日本の民宿風。気の良さそうなオバサンがひとりで切り盛りしているようでした。
小さなロビーに、ヒグマと老人が一緒に遊んだり、釣りをしたりしている写真が貼ってありました。
ペットかと思って通訳兼ガイドのサラーワ君に聞いてみると、「この人は学者でカムチャッカのヒグマを長い間研究していて、最後はヒグマに噛まれて死んだ」ということでした。
少し離れた所にレストランと温泉(温水プール)があります。



アバチャへの足「カマス」
軍用トラックを改造した六輪バス。後ろの客室部分四輪と前の運転部分二輪が別に駆動するようで、道が悪くなると全輪駆動に切り替えていました。
客室部分は通路を挟んで二人掛けのシートが二列並んでいます。



25日9時前出発、まずスーパーでウォッカとビール、酒の肴を仕入れました。



次は自由市場(フリーマーケット)へ。
野菜・果物・菓子などの食料品、衣料品・家庭用品・玩具などの日用品まで何でも手に入ります。



ただし鮮魚だけは建物の中で売られています。売り子のオバサンが快く撮影に応じてくれました。
燻製や干物は外で売られています。TLがイクラ、サケ、タラバカニ缶を仕入れて、いよいよベースキャンプへ…(続く)


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