ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

蛇の玩具と切手

2013-01-16 17:01:26 | 四方山話

巳年になって早や半月が過ぎました。お正月のお飾りもそろそろ引退の時期で遅ればせですが、毎年恒例の我が家の蛇たちをご紹介します。

まずは三輪山大神(おおみわ)神社のお授かりものです。三輪山と蛇との関わりは古く、古事記・神武天皇紀の大物主神が丹塗りの矢と化した話、日本書紀の大物主神が「うるわしき小蛇」の姿でヤマトトヒモモソヒメの元に通う箸墓伝説(日本書記)、同じく日本書紀の雄略天皇紀、少子部連スガルに命じて三輪山の神を捕らえるよう命じたところ大蛇であったこと、などが伝えられています。

これは別の巳年のもので、よく似ていますが目の色が違います。どちらも赤膚焼・小川二楽窯(大和郡山)作。
今でも大神神社拝殿前の「巳の神杉」には時々、白い蛇が現われます。そのため大杉の根本の洞にはたくさんの卵が供えられています。

春日大社の春日一刀彫の蛇。毎年、干支にちなんだ一刀彫が授けられます。

巳の干支土鈴

出所不明。どこかの大型スーパーの初売りの景品?

直径1㎝あまりのガラス製の小蛇。
「蛇蝎の如く…」という訳でもありませんが、流石に郷土玩具が大好きな♀ペンも蛇の玩具は好きでないようです。玩具で思い出すのは、今でも縁日で見られると思いますが、関節?がたくさんあって尾の方を持って振るとクネクネ動く竹で作った蛇。

探してみるとこんな切手が見つかりました。このあと今年で三度、巳年が回ってくるわけですが、残念ながら間の二回の切手は手元に見当たりません。

ついでに外国の蛇切手。

こちらは43㎜X53㎜ と、かなり大型です。家探しすればまだありそうですが、私も長~~いのは苦手なので、この辺で…。