ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

今日の大和民俗公園(2月10日)

2010-02-10 20:15:58 | 矢田だより


昨日、今日の暖かさで梅林の梅も大分開きました。



木の下にはタンポポが咲いています。



オオイヌノフグリも…



ホトケノザも顔を出して、春はもうすぐそこまで近づいたようです。



コカンヒザクラの蕾も少し色づいてきました。♪春よ来い、早く来い…

堺の天神さん(2月9日)

2010-02-10 17:32:59 | 旅日記
白寿の義父と二人で、散歩がてら近くの菅原神社に行きました。



社伝によると997年、堺の浜に道真自作の木像が漂着したのを祀ったのが始めと
いわれ、古くから「堺の天神さん」として敬愛されてきた神社です。
しかし何度も戦火で焼かれ、現在の本殿と社殿は第二次世界大戦後に造営され
ました。



道真公の愛したウメは天神さんのシンボル、上の写真で狛犬の後に見える石垣
の中に「天神影向梅」があります。残念ですが、まだツボミが色づいたばかり。
市街地のど真ん中でにある神社なので、後に高層ビルが見えます。



大阪府有形文化財の楼門。
左右を矢と剣を持った檜造りの随身像が守り随身門といわれます。
門を潜った内側(随身像の裏側)には右に「小西行長手植えの傘松の幹」
左に「浜松公園千年松(樹齢八五〇年)の幹」が置かれています。



楼門を入った右手の大樟(市指定天然記念物)



境内の薬祖神社
薬祖とは神農ともいわれ、古代中国の医薬の神様です。この堺の神農さんは
「日本最古」だそうです。



神牛像
道真公は丑年生まれで丑の日に没したというので、どこの天神様にもウシの像
があります。このウシは大理石造りで安政年間に奉納された古いものです。



これも摂社の堺戎神社
「堺のえべっさん」は現在の戎島の海中で見付かった石像をその土地で祭祀して
いたものを、戦後こちらに移したようです。



玉垣側の白梅はようやくほころび始めたばかり。
後に見える赤い鳥居が並んでいるのは稲荷神社。まだまだ見所がありますが今日は
この辺で帰ります。外に出るとスナックや居酒屋の並ぶ「天神」の繁華街で、
「夜は賑やかになるでえ」という親父はまだまだ元気です。