ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

自然林の山・清水ヶ峰(1)

2007-10-16 21:26:35 | 山日記
<今回は投稿順でなく、時間の経過に随ってレポートを並べます>

10月13日(土)、JAC関西支部山行で清水ヶ峰に登りました。
リーダーのMさん以下10人のメンバーで、五條市(元大塔村)の赤谷オートキャンプ場近くに車を置いて出発。



清水ヶ峰は奈良教育大学の実習林の山で大学への届けが必要です。
大学の自然環境教育センター裏手が登山口で、「マムシ(ヘビ)、ハチに注意 元気に下山しましょう」の標識が立っています。
最初からスギ、ヒノキ林の中の階段道ですが、夫婦松(アカマツとゴヨウマツが根本で合体している)を過ぎると尾根道になります。
ブナ、ミズナラ、リョウブなどの美しい緑の中を次第に高度をあげ、登山口から約1時間で標高800mの休憩ベンチに着きました。
ここからは等高線をまくように「トチノキ回廊」を歩きます。



斜面の右下に大きなトチノキが二本。奈良県下一番の大きさといわれています。
右下に立つ人の姿と比べてみて下さい。



沢を渡るところにトリカブトに似た白い花が咲いていました。
あとでMさんから、トリカブト属のシロバナサンヨウブシと教えて頂きました。



小さな枝尾根を登った林の中で、ふかふかの落ち葉に腰を下ろして少し遅めの昼食をとりました。



いったん沢に下り、登り返します。この辺りの地形は少し複雑ですが、木の幹に黄色いペンキ印が塗られていて正しいルートを導いてくれます。


「第三の(巨大)トチノキ」の側を通って行きます。(続く)