ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

伯耆の旅・三朝温泉

2007-10-29 17:38:47 | 旅日記
三徳山を降りて、三朝温泉に泊まりました。



内湯の露天風呂で汗を流し…



夕暮れの町を散歩しました。



「陣所の館」にて。
ビデオを見せて貰って、館長さんから詳しい説明を聞きました。
この太い綱は毎年5月4日に行われる伝統的な「花湯祭り」で使われる綱引きの綱です。



「陣所」とはこの綱引きのことで、町内の通りに綱を置いて東西に分かれて引っ張り合います。
「東が勝てば豊作、西が勝てば商売繁盛」だそうですが、フジカヅラで編み上げられた周囲1.5mもある大綱を引く様子は、ビデオで見ても実に勇壮なものでした。

写真は和紙細工による「陣所」の模型。



「彫刻の館」にあった「高野豆腐の彫刻」大久保左馬之祐と白狼。

ウィキペディアによると『源頼朝の家臣、大久保左馬之祐が源氏の再興を祈願し、三徳山三仏寺に赴いた折に命を救った白狼が夢枕に立って、楠の老木から湯が湧き出ていることを教えたといわれ』ています。

なお、三朝温泉の公式HPによると
左馬之祐は義朝の家来で、「命を救った」というのは、大きな楠の下に白い狼がいたので矢で射ようとしたが、「殺生はならんぞ」と思い直して立ち去ったところ…
白狼は妙見菩薩のお使わしめであって、夢枕に妙見菩薩がたって…ということになっています。

いずれにせよ、大久保左馬之祐と白い狼のお陰で今の三朝温泉があると云えるのでしょう。

三徳山のペンギン

2007-10-29 10:20:40 | 旅日記


三徳山を降りて参道にある谷川天狗堂で、名物の「三徳豆腐」を食べました。
ワサビ漬けにお醤油をかけたものを、やや堅めの冷や奴につけるだけですが、とても美味しく頂けました。



その醤油がこれ。たぶん、容器の名前でしょうが…。