ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

徳島の山-大麻山(4月29日)

2006-05-01 17:34:13 | 山日記
日本山岳会関西支部では「四国分水嶺登山」として四国山地
縦走約150㎞をこの5月から開始します。その四国担当者
・尾野さんとの打ち合わせのため、重廣支部長、と山行委員
の中島さん、滝川さん、芳村の3名で徳島に行きました。
「打ち合わせまで時間があるので一山登ろう」という支部長の
言葉で鳴門市内の大麻山(538m)に行くことになりました。

登山口のある大麻比古神社。大鳥居の向こうに見えるのが
目指す大麻山です。雨がやみ、薄日も差してきました。



境内を抜けると、山頂に向かって2000段を越えるという石段
がえんえんと続いています。私たちは途中で表参道と別れ、
真名井の水場経由で裏参道を登りました。



この山は美林とともに鳥類が多いことで有名で、鳥の
囀りをききながら1時間ほどで頂上に立ちました。
大麻比古神社奥宮は参籠もできるような立派な建物で、
この独立標高点はその裏側にあります。



帰りは北西側へ下りました。杉林の急坂を抜けると展望のよい
尾根に出ます。今、降りてきた大麻山を背に…。



間近に播磨灘が望めます。アセビの白い花、ヤマツツジの赤い花
が新緑の中に咲いていました。この「四国の道」を卯辰峠へ辿り
、車道を下って元の駐車場に帰りました。