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ペンギン夫婦の山と旅

住み慣れた大和「氷」山の日常から、時には海外まで飛び出すペンギン夫婦の山と旅の日記です

早朝の矢田丘陵歩き(2012.09.12)

2012-09-12 15:56:58 | 矢田だより

 恒例の秋の富士登山まであと3日。足慣らしに矢田丘陵を歩きました。明るくなるのを待って5時35分、横山北をスタート。

 
 
5時50分、東明寺。ちょうど日の出を迎えました。
 

子どもの森分岐から尾根道に入ると、ハギの花が咲いています。他には白いヤブミョウガの花など…。
 

6時30分、「まほろば展望所」着。備え付けの寒暖計はちょうど20℃を指していました。パンとコーヒーの朝食をすませて、三角点で写真を撮り(GPSを壊したのでコースタイムを書く代わりです)出発(6時40分)。
 

展望台に登ってみました。生駒山が朝日を浴びています。周りの樹木が大きくなって、松尾山の左手の金剛・葛城が見えにくくなりました。
 

こんな大きな白いキノコが顔を出していました。他にも松尾山への尾根道では、いろんなキノコが花?盛りです。南僧坊池を過ぎて今朝初めて、単独行の男性と出会いました。
 

7時20分、国見台。割合に展望がよく、大和高原の山々、高見山、台高山脈北部の山々も見通せました。
 

今日は先に松尾山へ登りました。7時38分、三角点。ここでもアブの襲撃に遭いました。峰入り修行道を松尾寺に下ります。
 

7時55分、三重塔の横から境内へ。本堂横のカサブランカは、種を付けたものや枯れたものばかりになりました。法隆寺側から登ってきた人や車で来た人、数人と会いました。
 

奈良の名水に選ばれた閼伽井(左上の朱色の建物)から落ちる「松尾の水」をペットボトルに汲みました(8時5分)。
帰りは林道を登り返して松尾山の下から国見台へ。ここから急坂を下ります。
 

8時57分、矢田寺。本堂の上は真っ青な空が拡がっています。
 

セミの声が高くなり出した野の道で、今年初めてのヒガンバナを見ました。3時間半のウォーキングのフィナーレです。

(矢田寺~北横山間に大雨による陥没で「通行止め」の標識があります。捲き道はありますが区域の両側とも迂回の標識はなく、崩壊場所のすぐ近くまで行って引き返すことになります。初めてのハイカーは困惑すると思われます。近畿自然歩道なのに不親切な話で、関係当局に善処をお願いしたいと思います)

朝の矢田丘陵歩き(2012.07.17)

2012-07-17 11:11:12 | 矢田だより

寝苦しい熱帯夜が明けて、5時過ぎから矢田歩きに出かけました。いつものお地蔵さんの辻に車を置かせて頂いて5時20分発。

まず矢田寺へお参り。アジサイのシーズンが終わった境内は人影もありません。(5時35分~40分)
本堂裏に回りましたがカブトムシはいませんでした。ミズカンナの花は満開。

国見台からの展望。
遠望が利き左の竜王山の向こうに高見山、その右に薊岳など台高北部の山々、その右に竜門山塊がくっきりと見えます。(6時15分)

松尾寺へ下り、本堂へお参り。境内のユリはゴールデンとパープルのカサブランカが満開。
白い花はまだ蕾です。

これはマルコポーロという品種。しばらく花を眺めて三重塔前から山へ登り返します(6時35分~45分)。

松尾山三角点(7時)。ただ暑いだけ、長居は無用。反対側へ降りて国見台に引き返します。
尾根道も風がなく、唯一、木陰が多いだけが救いの低山歩き。

南僧坊池で真紅のトンボが羽を休めていました。ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)という種類だそうです。(7時30分)
ご教示下さった土野さん、ありがとうございました。

矢田山三角点(8時)、気温は既に28℃もあります。
横のまほろば展望所でパンとコーヒーの朝食をしていると反対側から登ってきた人があり、しばらくお話して一緒に下りました(8時20分)。

露ナシ池の畔に咲いていたホタルブクロです。駐車場所8時50分着。
今日はゆっくり休憩しながら3時間半を山の中で過ごしましたが、風がなくてただ木陰が多いのが救いの暑い低山歩きでした。
それでも二つの古寺にお詣りし、二つの山頂を踏んで、絞るほどの汗を流して帰ってシャワーを浴びると気分は爽快です。


矢田寺のアジサイ、今が見頃です(2012.06.18)

2012-06-18 11:57:49 | 矢田だより

朝早く矢田寺へ歩きました。白いホタルブクロが朝露に濡れています。

矢田寺のアジサイは見頃を迎えました。

味噌舐め地蔵さんの前を通って本堂にお参り。

境内には色んな種類のアジサイが今を盛りと咲き誇っています。

アジサイ見本園の一部です。エンジアンダム

ブルーキング

ヤマアジサイ紅(くれない)

朝食前に、ゆっくり花を見せて頂いて帰りました。


身近な自然がいっぱいの矢田丘陵(2012.06.02)

2012-06-04 16:16:48 | 矢田だより
「梅雨近し」を思わせるどんよりした曇り空の矢田丘陵を、今日はFacebookがご縁で知り合った新しい山仲間二人とご一緒に歩きます。
9時前「矢田あそびの森」こども交流館でお二人と待ち合わせ。一人は、二上山から金剛山までダイトレ縦走路踏査、清掃および草刈り、そして 登山道の補修と整備をされている「二剛会」の代表理事・山田孝一氏。もうお一人は生駒山系を中心に活躍されているHigao登山部隊長の土野茂賢氏。土野さんは大阪の自然、特に昆虫に詳しい方です。お二人とは初対面でしたが、お互いに山好き同士、すぐに旧来の友のように打ち解けて親しくお話しできました。

さて今日のコースは任されたので、まず滝寺廃寺の磨崖仏を見に行きました。昨夜の雨で湿った下り道で、土野さんがさっそく珍しい蝶を発見。アカシジミという貴重な蝶だそうです。私はうまく写せませんでしたのでツッチーの昆虫日誌をご覧ください。



峠池に引き返し東明寺に向かう途中で、サルトリイバラの葉の上にこんな昆虫が…。背中に鮮やかなハート型の模様があります。
土野さんにお聞きすると、エサキモンキツノカメムシという長い名前です。「エサキという人が初めて名前を付けた、黄色の紋をもった、角をもったカメムシ」と教えて頂きました。



サルトリイバラ。山帰来(サンキライ)ともいいます。山田さんにもお祖母さんから、この葉を集めてお餅を包むと教えられた想い出があるそうです。もう実ができていました。



サワフタギ



矢田寺への途中で、こんな虫が飛んでいて土野さんが手で捉えました。飛び立つ寸前をパチリ…。
ジョウカイボンといいます。名前は平清盛の法名である浄海坊から来ています。実は、近縁種のカミキリモドキという昆虫があり、これに触れると毒液を出して手などが赤く腫れただれます。熱病で死んだという清盛になぞらえたのですが、よく似ているお蔭でとんだ濡れ衣。この虫には毒がないそうです。

まだまだ珍しい蝶や昆虫をいくつも教えて頂きましたが、これまであまり興味がなく「きれいな蝶々やなあ」とか「へんな虫やなあ」で片づけてきた変愚院には「ネコに小判」。写真もこの二種以外はうまく撮れませんでした。これから少し注意して歩きます。



矢田寺はこの前日の6月1日からアジサイ園が開園したばかり。



まだ何種かがわずかに色付いたばかりですが、大勢の人で賑わっていました。ゆっくりアジサイ園と見本園を見て回って境内をでます。南僧坊谷橋から国見台へ登りましたが、残念ながら展望は皆無。下の郡山市街も見えません。尾根に出たところのベンチでお昼にしました。今日は珍しく大勢の人が、中には20人近い大グループも尾根道を歩いていました。



食事をすませて松尾寺に下り、バラ園を見ました。5日には閉園ですが、まだまだ見事に咲き誇っています。お二人にモデルになって頂きました。



松尾山の三角点。シオカラトンボが留っていました。



松尾湿原に寄り道した後、ヤマボウシの咲く道を矢田山へ歩きます。ハルゼミやホトトギスの鳴き声がずっと追いかけてくるようです。矢田山三角点から「まほろば展望所」に引き返し最高点で記念撮影後、小憩。ここからの東の山もどんより黒い雲に覆われています。手すりがグラグラする「展望台」に登りましたが、目の前の生駒山も霞み、東山と松尾山が見えるだけで金剛葛城も黒い雲の中。雷鳴も聞こえ出したので急いで降りて矢田寺への分岐で、峠から萩の台に下られるお二人とお別れしました。大石まで下ると急に激しい雷雨になり、川のようになった道を急いで地蔵さんの辻に置いてある車に帰りました。

山田さん、土野さん、色々と教えて頂いていい勉強になりました。また是非、矢田丘陵においでください。

バラ満開の松尾寺と松尾山ミニハイキング(2012.05.30)

2012-05-31 20:42:52 | 矢田だより


斑鳩の古寺・法起寺に隣接する斑鳩町営駐車場からスタート(8時45分)。オオマツヨイグサが咲いています。



駐車場横のセンダン。「双葉より芳しい」のに、花が満開の今は素晴らしい香りでむせるほどです。



足元のワルナスビ。よく見ると可愛い花です。



クサフジの花や



ジャガイモの花…いろんな花を見ながら法隆寺からくる広い舗装路に出て、緩い登り坂を山へ向かいます。



駐車場から20分ほどでゴルフ場下の池の畔へ来ます。手前の石垣沿いにスイカズラが咲いています。実質的に登山口になるここまで車で来る人も多く、自転車ならもう少し先まで登れます。これから1丁ごとに町石やお地蔵さんが迎えてくれる「十三丁」の参道を登ります。



毎日お詣りの人と出会いながら20分ほど登ると南側の山門です(9時25分)。



境内には10数人の大グループのハイカーがいて、声高に話し合っています。男性は3人で他の方は「三人寄ると…」といわれるご婦人方。本堂へのお詣りは後でゆっくりさせて頂くことにして、先にバラ園を見せて頂きました。



前に来たときは早かったバラも早や満開を過ぎた気配です。



一株ごとに名札が付けられています。これはサプライズ。



タワーブリッジ。他にもたくさんの品種が艶を競っています。ゆっくりと見せて頂いて松尾山へ向かいます(9時40分)。



穴が見える大岩は本堂背後にある「神霊石」と呼ばれる磐座で、この山が昔は「修験の山」だったことを偲ばせます。矢田寺や矢田山へのハイキングは殆どの人が北門から舗装の林道を登り、松尾山はオミットするようですが、私たちは三重塔への石段を登って元の「行者入峰道」から松尾山の三角点へ登ることにしています。



三重塔から竹林を抜けて、切通しから尾根に入る道は滅多に人に出会わない本当に静かな道です。15分ほどで三角点に着きました(9時56分)。近くの白いフジの花は茶色に枯れていました。北側へ急坂を下り、縦走路を国見台へ行きましたが殆ど無展望でした。矢田寺分岐まで行って引き返すと先ほどのグループが国見台に到着して、また賑やかに話の花が咲いていました。



林道を下り、改めて松尾寺にお詣りします。北の総門を入ったところにある手水は「松尾の水」と呼ばれる閼伽井から流れる水で、「大和の名水100選」の一つです。ここから本堂まで一〇八段の石段を登って、今日も無事にお山に登れたことを感謝しました。

下りも調子よくどんどん下って、11時10分に駐車場に帰りました。少し汗はかきましたが快適なミニハイクでした。

世紀の天体ショー(2012.05.21)

2012-05-21 11:28:29 | 矢田だより
大阪では280何年振りという金環日食の日。6時過ぎからTVでライヴ映像が映りだしたので、二階のベランダへ出ました。
メガネは1個買っただけなので、代わりばんこで太陽が欠けていくのを見ているうちに…



7時15分頃から次第に雲が出てきました。これは7時25分に撮影。あ~~あ~~…しかし



7時28分、雲があるので眼鏡では真っ暗にしか見えず、かえって裸眼の方が綺麗に見えます。



カメラでもフィルターなしで撮影できました。



8時15分、名残惜しげに庭から部分日食を見ている♀ペン。世紀の瞬間を見ることができてラッキーな朝でした。

新緑の矢田丘陵を歩く(2012.05.16)

2012-05-16 18:23:59 | 矢田だより
素晴らしい五月晴れ。用事を済ませてからのちょっと遅めの矢田歩きです。



矢田寺から昨日の雨で湿った道を国見台へ登ります。登り道のモチツツジは殆ど散っていましたが、展望台の周囲の花はまだ咲き残っていました。黄砂の影響か、東の山は霞んで展望は今一つです。



尾根道を南へ歩き、松尾山への道を見送って先に松尾寺へ下りました。名水・松尾水(まつのおのみず)で口を漱ぎ、急な石段を登って本堂にお参りしました。



昨日5月15日からバラ園が公開されていますが、バラはまだ咲き始めたばかりです。



それでも、すでに甘い香りを放っています。







世界各国原産の色とりどりのバラが植栽されていますが、今開花している花の一部です。これから次々と咲き続けるので、今年も何度か訪れることになるでしょう。



来月後半からは5000輪の花を咲かせる1000鉢のカサブランカが置かれている境内から、三重塔前の石段を登り山へ入ります。切通しから元修験峰入道を登り返して松尾山山頂へ。





電波中継塔前の急坂を登りきると、大きなハチがぶんぶん飛び回っています。見ると白いフジの花が咲いていました。



三角点まで追いかけてくるハチに追われるように国見台へ下り、ウグイスの声を聞きながら矢田山への尾根道を歩きました。南僧坊池の辺りでは今年初めてトンボの姿を見ました。しばらく金さん銀さんを探して山の中を歩きましたが、もう花の時期は終わったようで僅かに数輪が咲き残っているだけでした。矢田寺へ下り、今日も2時間半、13,500歩の里山歩きを無事歩き終えた幸せをお地蔵さんに感謝して、車に帰りました。





晩春の矢田丘陵(2012.4.15)

2012-04-15 14:47:19 | 矢田だより


いつものお地蔵さんの辻に車を置いて、近畿自然歩道を北へ歩きます。大池の下の白のオドリコソウを楽しみにしていましたが、まだ蕾でした。竹林に入ると薄暗かった道は整備が進んで、明るくなって気持ちよく歩けるようになりました。



東明寺山門横のサクラ。落花盛んです。



参詣を済ませて「子供の森」へ登っていきます。足元はいろいろなスミレの花盛りです。



子供の森上部のヤマザクラを見て、



引き返して緑ヶ丘休憩所の前を登っていきます。真っ赤なヤブツバキの花が散り敷いています。



日曜日で何人の人に出会います。人気地点の最高所「まほろば展望所」は敬遠して下の道を通過。矢田峠へ向かいます。



あちこちでショウジョウバカマの花に出会いました。



矢田峠近くで見たキランソウ。



弘法の井戸で顔を洗って矢田寺へ下ります。桜吹雪が舞っていました。



本堂前のシダレザクラ、そろそろお別れのようです。



境内の途中から自然歩道を駐車場所に帰ります。ここでもヤブツバキとスミレの花が美しさを競っていました。



カキオドシの花が咲いていました。他にもカラスノエンドウ、タンポポ、レンゲ、オオイヌノフグリ…色々な花が春の野を彩っていました。




春の気配・矢田丘陵(2012.02.12)

2012-02-12 16:33:47 | 矢田だより
二人で葛城山にでも行くつもりが、朝なかなか布団から出られず、結局はいつもの裏山歩きに…。今日は少し長めに歩こうと、10時20分、大和民俗公園の駐車場に車を置いて「こどもの森」へ向かう。市民マラソン大会のランナーが北村からの道を続々と駆け下りてくるので、敬遠して東村の中を通り、神社横から三の矢塚を見て北村へ回る。ここの集落を抜ける道はかなり急で、次第に汗ばんでくる。



ようやく勾配が緩むところの分岐で、♀ペンが「滝寺へ行ってみようか」というので右の小さい沢に下る。数分下ると「瀧寺磨崖仏」の前に出る。この磨崖仏は県指定文化財に指定されている、我が国でも最も古い磨崖仏の一つである。



薄暗いお堂の中も今日は光線の当たり具合がよく、浮き彫りにされた仏や菩薩などをゆっくり拝むことができた。こんな山深いところなのに周辺はきれいに掃除され、石仏の前の供花も新しくて近辺の人の信仰が厚いことが偲ばれる(10時55分~11時)。もとの道に帰って殆ど傾斜のない広くなった舗装路を歩く。



峠池(下池)の堤下で車道を離れ、矢田山への山道に入る。サクラの広場を抜けて二つの池の間の堤に来る。上池に矢田山が影を落とし、二羽のアヒルが堤に上がって中年の夫婦からパンを貰っていた。下池では今日もたくさんの水鳥が泳いでいる(11時18分)。のどかな光景に心を和ませて東明寺分岐を過ぎ、一昨日下ってきた道を登る。



三角点分岐を過ぎてから、♀ペンのご希望で左手の尾根を最高所に向けて直登する。伐採で以前の踏跡は消えていたがブッシュは思ったほどではなく、見当をつけて登るとあやまたず最高所の標点にでた(11時55分)。まほろば展望所のベンチに腰を下ろして水を飲んでいると、麓から正午のサイレンが聞こえたので出発。



町石道をどんどん下って矢田寺にお参り(12時33分)して参道を下る。味噌舐め地蔵さんの向かい側のアジサイ園でウグイスが遊んでいた。



横山の牧場では、いつもの人懐っこいウシくんが近づいて挨拶してくれた。近くには菜の花が咲いている。今朝は我が家の庭にもメジロが遊びに来たし、先ほどのウグイスといい、いよいよ春が近づいてきた。



矢田座久志玉比古神社へもお参りして、13時10分、大和民俗公園駐車場に帰った。3時間近く、歩数計の数字もあと25歩で17,000になる。今日も良いトレーニングができた。

矢田丘陵・陽だまりウォーク(2012.02,10)

2012-02-10 15:05:18 | 矢田だより


風もなく穏やかに晴れ上がりました。9時20分、いつものお地蔵さんの辻に駐車してスタート。



近畿自然歩道を矢田寺へ歩きます。味噌舐め地蔵さんの前を通り、本堂を拝んで南へ(9時30分)。



竹林を抜けて道が南西に向かうところに「ここからキツイぞ」の張り紙。これまでにも「こっちヤデ」とかの標識?がいくつかありましたが、今日は毎年恒例の松尾山麓にある奈良学園中・高等学校の「矢田山縦走マラソン」の日だそうです。国見台に登る急坂が始まる南僧坊谷橋のたもとに先生が立っています。急な登りや階段道で稜線が近づくと賑やかな声が聞こえます。



国見台にも先生が立っておられました。今日は割合に遠目が効き、高見山や台高の山並みが霞んでいます。ここから松尾山へ緩く下る道では、大勢の生徒たちとすれ違いました。殆どの生徒が元気に挨拶してくれるので、こちらも「コンニチハ」とか「頑張れよ」とか返事をするのに忙しいほどです。



途中で車道から登ってくる道と分かれ、昨日と反対側から松尾山頂に着きました。写真右下辺りにある三角点を踏んで建物をぐるりを回って引き返します。最後のランナーの後姿を見ながら国見台に帰ると、早や先頭のランナーが急坂を駆け登ってきました。
 分岐を北へ直進して尾根道を矢田山へ向かいます。最後尾の女生徒はかなり疲れているようで、私と前後しながら頑張っています。氷の張った南僧坊池から矢田峠を経て、最後の頑張りで矢田山へ。貼り札などを回収にきた先生たちの指示で、生徒たちは頂上展望台の下から急坂を下っていきました。



頂上の「まほろば休憩所」で気温3℃。日向ではもっと暖かいでしょう。少し休んで出発(10時55分~11時)。今日も東明寺の方に下ることにしました。ここからは緑ヶ丘休憩所で休んでおられた老夫婦の他には、誰にも出会わない静かな山道でした。ふかふかの枯葉を踏んで、こどもの森分岐から右に折れて東明寺へ。



お参りを済ませて山麓の道を南へ帰ります。(11時35分)



東明寺の下でイヌノフグリが咲いていました。もう春がそこまで来ている気配です。



ぽつんと一台だけ愛車の待つ辻に帰り、お地蔵さんに今日も元気に歩けたお礼を言って2時間半のウォーキングを終えました。今日は15,170歩。結構よく歩きました。