宮応かつゆきの日本改革ブログ

●日本共産党
総選挙で市民と野党の共闘で政権交代を、共産党の躍進をめざします。

「反共」乗り越え、野党が塊にー高知知事選の教訓。 市民と野党の連合政権へ本気の取り組みを

2019年12月31日 | 野党連合政権への展望

「しんぶん赤旗」は、30日、31日と連続して、今年2019年の特集記事を掲載しました。 最大のテーマは、「野党連合政権樹立への道」でした。全く同感です。 野党連合政権への教訓はいくつも明らかになりつつあると思います。

 その中でも、来年のたたかいの中に生かし、前進させるうえで高知知事選の教訓を深く学びたいと思っています。

 31日付、同紙は、「選挙後も注目されているのが、同知事選のNHK出口調査で20代の5割台半ばの支持を松本さんが得たこと。若い世代は自民党支持が強いという傾向を覆す結果は、どうして生まれたのか」

 「選挙中、約700人のお声を集めた『マツケン、come』(青年サポーター)の対話でも、高校生や教員から、学テをなくし教員を増やす教育政策に多くの共感が寄せられました」

 「学生、母親、元教員など多様な人たちが自分の願い、自分の言葉で、『ここでいっしょに生きよう。だれひとり取り残さない県政へ』の政策を発信」

 「松本さんは、『県民の願いを受け、市民と野党で一緒に政策を練り上げたことが大きかった』と語っています。

もう一つ注目されることは、次の点ではないでしょうか。

 「一緒に選挙をたたかった高知県議会会派・県民の会の橋本敏男県議(無所属)は、『野党共闘は深化しました。でも反共イメージにぶつかったのも事実です。これをどう克服していくのか。選挙を重ねながら、もっと野党がきちっとした塊になること、”変われる”と見せることが必要だと思う。野党連合のキーパーソンは、僕は共産党だと思います』と語りました」

 「知事選を通じ、県内全5ブロック、34市町村のほぼすべてに野党共同の体制が広がりました。~ 高知県北部の山間地、嶺北地域(本山町、大豊町、土佐町、大川村)。知事選で初めて共同で選挙にとりくんだ共産党や社民党、無所属の議員、市民らが、選挙後も集まりを継続しています」

 「春に自費で桜を見るコンサートをやろう」「定数1の県議選でも共闘候補を立てたい」と話しあっているとのことです。

 「嶺北では、全自治体で参院選よりも松本さんの得票を増やした」とのことです。

 神奈川でも、大和でも大いにこうした教訓を生かしたいいと思います。

 今年も、ご覧いいただき心から感謝申し上げます。来年も、どうぞよろしくお願いいたします。