安倍政権の内外政策の行き詰まりがいよいよ誰の目にも明らかになるなかで、2019年が暮れようとしています。 今年最後の大和駅頭朝宣伝を後援会のみなさんと行いました。 ガーベラを生かした「希望」の大判プラスターと新しい「日本共産党」の旗等を掲げての宣伝でした。 いつになく、温かい視線を感じました。
「国民の希望」を奪いつづける安倍政権、ついに、「桜疑惑」で野党共同のたたかいで追い詰められ、カジノ汚職で自民党衆議院議員(離党)が逮捕されるという異常事態となりました。
外交では日中韓首脳会談でもみるべき成果を国民に語れない姿がさらけ出されました。 尖閣諸島の日本の領海内に公船の侵入を繰り返す中国の周近平国家主席の来春の国賓来日には自民党内からも反対の声が公然と上がりはじめています。 また、米軍海兵隊のための辺野古新基地建設の破たんがあらわになりました。 防衛省は当初見通しの2倍以上、9300億円の費用と工期も10年近く延長されることを明らかにしました。 しかし、完成の見通しはありません。
沖縄県の玉城デニ―知事は26日、県庁で新基地建設の「根拠や必要性が失われた」「(普天間基地の)1日も早い危険性の除去にはつながらない」「(新基地建設が)国民の理解が得られるのか。 国会での議論を注視したい」と語りました。
「朝日」紙の世論調査(21、22日実施)では安倍政権の支持率は、38%に下落し、不支持率は42%に上昇し逆転しました。
しかし、安倍政権の暴走は止まりません。 今日(27日)、中東への海上自衛隊の派兵を閣議決定しました。 消費税を10%に増税し、赤字国債を増額し医療や介護を改悪し、年金を減額する憲法違反の政治をどこまでも突き進める、「戦後最悪の安倍政権をもう許さない」。 こうした決意と運動がいよいよ重要になっていることを痛感しています。