2/6産経新聞で伝えておりました。
-小水力発電機、実証実験へ 鹿沼の市民団体 製作大詰め 栃木-
■「街路灯設置など貢献も」
鹿沼市の市民団体「鹿沼自然エネルギー推進会」が進めている小水力発電機の製作が大詰めを迎えている。部品は既に完成し、6日にも組み立てを始める。この発電機は小さい河川や用水路でも活用が見込まれるだけに、同会は自然エネルギーの拡大を狙い、発電量を計測する公開実証実験を今月中旬から開始する。(野々山暢)
製作している発電機は「ダクト誘導式簡易水車」。幅2メートルの取り込み口から入った川の水が、水車までつながるダクト内で70センチ落下。ダクト内は水車に近づくにつれて幅が狭くなっており、水の勢いが増し、直径57センチのステンレス製水車が回転して発電機が動く仕組みだ。南太平洋の島国・バヌアツで水力発電を導入した経験を持つ会員が設計し、市内の金属加工会社に昨年11月、製作を依頼した。今月16日に同市府中町の黒川で公開実証実験を始め、発電量の計測などデータを収集する。
同会は東日本大震災以降、自然エネルギーへの関心が高まったのを受けて、昨年6月、村山好正委員長(76)と鈴木貢事務局長(63)が中心となり設立。当初は4人だったが、建設会社や電気関係会社に勤めていた市民らが加わり、現在36人と2団体が参加する。発足後、宇都宮市や那須塩原市などの再生可能エネルギーを研究する施設を視察し、「高低差がある河川が多い鹿沼の地形に合っている」と水力発電に着目した。市民発案の取り組みとして昨年9月には「市民協働モデル事業」に選ばれ、鹿沼市から助成金を受けながら製作を進めた。
同会によると、国や県管理の河川では発電機の使用は制限が多いが、用水路や小さな沢では発電機設置や実験が比較的容易。村山委員長は「ある程度の発電量が見込めれば、街路灯設置に貢献できる。調査を続けて、自然エネルギーへの関心を高めたい」と話す。問い合わせは同会(電)0289・62・5010。
-引用終わり-
何か計画するときに障壁となる事に「どこが管轄するのか」ということを良く聞きます。上記の文中でも「国や県管理の河川では発電器の仕様は制限が多い」とコメントしています。
私は、通達やマニュアルで縛ってしまうのもほどほどにしてほしい、と思うときもあります。しかしながら、無いと困るのも実情ですが・・・。
-小水力発電機、実証実験へ 鹿沼の市民団体 製作大詰め 栃木-
■「街路灯設置など貢献も」
鹿沼市の市民団体「鹿沼自然エネルギー推進会」が進めている小水力発電機の製作が大詰めを迎えている。部品は既に完成し、6日にも組み立てを始める。この発電機は小さい河川や用水路でも活用が見込まれるだけに、同会は自然エネルギーの拡大を狙い、発電量を計測する公開実証実験を今月中旬から開始する。(野々山暢)
製作している発電機は「ダクト誘導式簡易水車」。幅2メートルの取り込み口から入った川の水が、水車までつながるダクト内で70センチ落下。ダクト内は水車に近づくにつれて幅が狭くなっており、水の勢いが増し、直径57センチのステンレス製水車が回転して発電機が動く仕組みだ。南太平洋の島国・バヌアツで水力発電を導入した経験を持つ会員が設計し、市内の金属加工会社に昨年11月、製作を依頼した。今月16日に同市府中町の黒川で公開実証実験を始め、発電量の計測などデータを収集する。
同会は東日本大震災以降、自然エネルギーへの関心が高まったのを受けて、昨年6月、村山好正委員長(76)と鈴木貢事務局長(63)が中心となり設立。当初は4人だったが、建設会社や電気関係会社に勤めていた市民らが加わり、現在36人と2団体が参加する。発足後、宇都宮市や那須塩原市などの再生可能エネルギーを研究する施設を視察し、「高低差がある河川が多い鹿沼の地形に合っている」と水力発電に着目した。市民発案の取り組みとして昨年9月には「市民協働モデル事業」に選ばれ、鹿沼市から助成金を受けながら製作を進めた。
同会によると、国や県管理の河川では発電機の使用は制限が多いが、用水路や小さな沢では発電機設置や実験が比較的容易。村山委員長は「ある程度の発電量が見込めれば、街路灯設置に貢献できる。調査を続けて、自然エネルギーへの関心を高めたい」と話す。問い合わせは同会(電)0289・62・5010。
-引用終わり-
何か計画するときに障壁となる事に「どこが管轄するのか」ということを良く聞きます。上記の文中でも「国や県管理の河川では発電器の仕様は制限が多い」とコメントしています。
私は、通達やマニュアルで縛ってしまうのもほどほどにしてほしい、と思うときもあります。しかしながら、無いと困るのも実情ですが・・・。