i氏の海外生活体験記

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<part4>しもきた

津波堆積物調査開始、Jパワー

2013-02-06 22:16:43 | 大間原発の中間貯蔵化
2/6東奥日報が伝えておりました。

-Jパワーが津波堆積物調査公開-

 電源開発(Jパワー)は6日、大間町の大間原発(建設中)の安全性向上などのため、4日から行っている津波堆積物調査の様子を公開した。

 同社は2012年11月、東日本大震災などを踏まえた自主的取り組みとして、下北地域や本県日本海側の五所川原市市浦地区、鯵ケ沢町の計14地点で調査を行うと発表。海岸に近い湖沼や湿地でのボーリング調査や、海岸沿いの崖の表面はぎ取りなどにより試料を採取・分析し、数千年前以降の津波の痕跡を調べることにしている。

-引用終わり-

大津波を起こした地震は1793年の西津軽地震(M7.1)、1983年日本海中部地震(M7.7)、1993年北海道南西沖地震(M7.8)など200年で3度起きています。

どのくらいハッキリした痕跡が残っているか分かりませんが、割合からすると数十個所見つかると考えられます。

ただ今までの経緯から調査結果は精度の良いものが上がってくるかどうか、少々心配なところがあります。規制委の監視の基で実施した方が良いと思うのは私だけでしょうか。

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市民団体で小水力発電へ、栃木

2013-02-06 03:45:04 | 下北の小水力発電
2/6産経新聞で伝えておりました。

-小水力発電機、実証実験へ 鹿沼の市民団体 製作大詰め 栃木-

 ■「街路灯設置など貢献も」

 鹿沼市の市民団体「鹿沼自然エネルギー推進会」が進めている小水力発電機の製作が大詰めを迎えている。部品は既に完成し、6日にも組み立てを始める。この発電機は小さい河川や用水路でも活用が見込まれるだけに、同会は自然エネルギーの拡大を狙い、発電量を計測する公開実証実験を今月中旬から開始する。(野々山暢)

 製作している発電機は「ダクト誘導式簡易水車」。幅2メートルの取り込み口から入った川の水が、水車までつながるダクト内で70センチ落下。ダクト内は水車に近づくにつれて幅が狭くなっており、水の勢いが増し、直径57センチのステンレス製水車が回転して発電機が動く仕組みだ。南太平洋の島国・バヌアツで水力発電を導入した経験を持つ会員が設計し、市内の金属加工会社に昨年11月、製作を依頼した。今月16日に同市府中町の黒川で公開実証実験を始め、発電量の計測などデータを収集する。

 同会は東日本大震災以降、自然エネルギーへの関心が高まったのを受けて、昨年6月、村山好正委員長(76)と鈴木貢事務局長(63)が中心となり設立。当初は4人だったが、建設会社や電気関係会社に勤めていた市民らが加わり、現在36人と2団体が参加する。発足後、宇都宮市や那須塩原市などの再生可能エネルギーを研究する施設を視察し、「高低差がある河川が多い鹿沼の地形に合っている」と水力発電に着目した。市民発案の取り組みとして昨年9月には「市民協働モデル事業」に選ばれ、鹿沼市から助成金を受けながら製作を進めた。

 同会によると、国や県管理の河川では発電機の使用は制限が多いが、用水路や小さな沢では発電機設置や実験が比較的容易。村山委員長は「ある程度の発電量が見込めれば、街路灯設置に貢献できる。調査を続けて、自然エネルギーへの関心を高めたい」と話す。問い合わせは同会(電)0289・62・5010。

-引用終わり-

何か計画するときに障壁となる事に「どこが管轄するのか」ということを良く聞きます。上記の文中でも「国や県管理の河川では発電器の仕様は制限が多い」とコメントしています。

私は、通達やマニュアルで縛ってしまうのもほどほどにしてほしい、と思うときもあります。しかしながら、無いと困るのも実情ですが・・・。

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小型ダム発電を事業化、広島

2013-02-06 00:58:26 | 下北の小水力発電
2/6日経新聞WEBで伝えておりました。

-広島県、再生可能エネで報告書 小型ダム発電を事業化へ-

 広島県は5日、域内での再生可能エネルギーの普及に向け外部委員を招いて設置した「再生可能エネルギー推進検討会」で報告書をまとめた。主に事業用の太陽光発電、木質バイオマス発電、小型の水力発電の整備について具体的な適否を検討。新たに東広島市にある小型のダムに水力発電所を設置する事業を始めることを決めた。

 検討会での報告を受けて事業化を決めた福富ダム(東広島市)での水力発電は、出力370キロワットで2014年度末の導入を目指す。県の管理のもとで新たに発電設備を備え付ける。事業費は4億円前後を見込む。

 国の再生可能エネルギー固定価格買取制度などを活用することで採算が見合うと判断、13年度の県予算で本格的な事業費を計上し詳細な調査や設計作業に入る方向だ。このほか、広島県世羅町の三川ダムでの発電についても調査を進める。

 木質バイオマス発電では燃料となる未利用木材の輸送費などがかさむため他の発電方法に比べて採算性が悪いと指摘。未利用木材集積場の整備などの側面支援策に取り組む方針を決めた。

 検討会は県職員や広島大学教授のほか、発電事業を手掛ける民間企業や消費者団体などから招いた委員約20人で組織。1月末には中国電力の子会社と共同出資でメガソーラー事業を始めることを決定した。

-引用終わり-

小型ダムというカテゴリーはあまり聞きなれませんが、落差工みたいなものでしょうか。

河川を利用する小水力発電や既存ダムの発電増強は是非推進して頂きたいものです。

色々な事例を拝見すると、下北の河川でも出来そうな場所は結構ありそうです。整備されている融雪工の排水でも出来るかも知れませんね。この小水力の提案は今年の課題です。

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