i氏の海外生活体験記

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避難話はタブーか

2014-12-08 20:32:41 | 川内グランドデザイン
12/8デーリー東北WEBで伝えておりました。

-(票流)原発再稼働 東通村民の思い交錯-

 下北半島の東部に位置する東通村。東北電力東通原発1号機が立地する白糠地区は4日、衆院選が公示された2日から断続的に降り続いた雪に包まれていた。

 東京電力福島第1原発事故から、間もなく3年9カ月。原発の再稼働は選挙戦の争点の一つ。東北電は2016年3月を目指す。

 自宅の雪かきに汗を流していた女性(70)に尋ねると、「原発? そりゃあ怖いですよ」とぽつり。「大きな声では言えない。だけど皆、どこか不安なんじゃないかな」と、表に出せずにいる思いを口にした。

 白糠地区から陸路での避難は国道338号に限られる。道路が寸断されたり、南にある六ケ所村の再処理工場でも事故が起きたりしたら…。

 村は国のエネルギー政策に協力するとして、原発と共存する道を歩んできた。「何かあっても逃げ道がないような場所だから…」。多くは語らないが、再稼働には懐疑的だ。

-引用終わり-

原発立地住民はやはり誰もが思っていますよね。「避難できるんだろうか・・・」

私は勝手に策定中の「川内グランドデザイン」の中で「避難計画・避難道路を諦めない」という項目を入れました。それは上記のように原発推進地区で声を上げられず流されてしまう住民が多いのではないだろうか、という空気を感じたからです。下北半島は東風(ヤマセ)に対してドン詰まりの地域です。

現在当市も議会中ですが、少し声に出して言うと「原発再稼働の地域に果たして企業は来てくれるのだろうか、農林水産業は大丈夫だろうか、住民の転出は加速しないだろうか、将来を担う子供たちは引き継いでくれるだろうか」

そこで繰り返しで恐縮ですが、私はこう提案しています。「大間原発を中間貯蔵施設へ変更して、その地は大型風力等再エネ拠点にする。むつ市の避難計画は大間方面への分散も考える」です。一昨年、市政提案した「下北再生エネルギー半島化プロジェクト」の中の「大間原発の中間貯蔵施設化プロジェクト」はこの避難計画も少し考慮したものでした。

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