12/4読売新聞青森版で伝えておりました。
-規制委「東通」現地調査へ-
原子力規制委員会の専門家チームは3日、東北電力東通原子力発電所(東通村)の敷地内にある断層(破砕帯)について、4回目の現地調査を今月12日に行う方針を固めた。近く公表する。
今回は、敷地内断層の全体像を把握するための調査と位置づけている。原子炉建屋付近にあり、原子炉冷却用の海水を取り込む取水路の直下にある「f―1断層」を調べることが主眼となる。東北電が過去の調査で「耐震設計上考慮すべき活断層ではない」と評価している断層だ。
専門家チームは、東通原発の敷地内断層について、「活断層が存在する」との立場を堅持している。10月4日に実施した3回目調査では、敷地内を南北に走る「F―3断層」について、「それぞれの深さの地層の亀裂に、ある一定のパターンが見られた」(島崎邦彦委員長代理)として、活断層との見解を改めて強調した。
専門家チームは4回目の調査終了後、東北電が取りまとめる追加の地質調査結果も踏まえて評価をする方針だが、年内に最終的な評価を下すのは困難との見方が広がっている。
-引用終わり-
スケジュールについてですが、今後の東北電側の追加地質調査の結果評価が注目です。何でも電力事業者が住民宅へ個別説明訪問を始めたようです。しかしながら定期的な状況報告に留まるようで、規制委の活断層評価に対する住民の動揺を抑える行動ではないでしょうか。
あくまで私見ですが、私は東通り村の転機が近づいているように思います。自治体は原発に頼らない政策や地域振興を考えるなど、リスク回避の準備をするべきだと思います。
-規制委「東通」現地調査へ-
原子力規制委員会の専門家チームは3日、東北電力東通原子力発電所(東通村)の敷地内にある断層(破砕帯)について、4回目の現地調査を今月12日に行う方針を固めた。近く公表する。
今回は、敷地内断層の全体像を把握するための調査と位置づけている。原子炉建屋付近にあり、原子炉冷却用の海水を取り込む取水路の直下にある「f―1断層」を調べることが主眼となる。東北電が過去の調査で「耐震設計上考慮すべき活断層ではない」と評価している断層だ。
専門家チームは、東通原発の敷地内断層について、「活断層が存在する」との立場を堅持している。10月4日に実施した3回目調査では、敷地内を南北に走る「F―3断層」について、「それぞれの深さの地層の亀裂に、ある一定のパターンが見られた」(島崎邦彦委員長代理)として、活断層との見解を改めて強調した。
専門家チームは4回目の調査終了後、東北電が取りまとめる追加の地質調査結果も踏まえて評価をする方針だが、年内に最終的な評価を下すのは困難との見方が広がっている。
-引用終わり-
スケジュールについてですが、今後の東北電側の追加地質調査の結果評価が注目です。何でも電力事業者が住民宅へ個別説明訪問を始めたようです。しかしながら定期的な状況報告に留まるようで、規制委の活断層評価に対する住民の動揺を抑える行動ではないでしょうか。
あくまで私見ですが、私は東通り村の転機が近づいているように思います。自治体は原発に頼らない政策や地域振興を考えるなど、リスク回避の準備をするべきだと思います。