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i氏の海外生活体験記

<part1>ジャカルタ滞在記 <part2>ベトナム滞在記 <part3>ネパール滞在記
<part4>しもきた

華麗な技

2007-07-10 01:33:05 | ジャカルタ滞在記
ジャカルタ新聞がまたバントヒットを打ちました。

ネシアにいまジダンが来ています。日曜日にフットサルでその「華麗な技」を披露し、観客、報道陣をうならせた、ということです。

一方、裏ではフットサルに夢中になっている報道陣から「華麗な技」で携帯を5本盗んだ泥棒が居たそうな。全く気付かなかった報道陣を再度うならせた、らしい。

違法コピー率

2007-07-10 00:54:52 | ジャカルタ滞在記
「違法コピー率」面白いデータです。

ソフト、CDなどの海賊版(無断コピー)のことです。
最近は権利を裁判で争う会社も出てきました。被害額が大き過ぎるのです。

中国82%(ワースト17位)、インドネシア85%(ワースト8位)、ベトナム88%(ワースト5位)そしてアルメニア95%(ワースト1位)です。

注目の日本は25%で低い方の3位です。良心的な国です。全世界平均は35%です。

「技術は先輩の仕事を見て盗め」と言われたものですが無断で盗むと違法です。

*写真は同居人から借りて未だ返していないDVDです。1万ルピア(140円)と言っていたような。5枚くらいマトメ買いすると1枚は必ず画像の無いハズレが入っているそうです。でも、それが普通だとか。85%はキチッとコピーしているのです。

ネシアにテロの危険性?

2007-07-10 00:39:16 | ジャカルタ滞在記
「ドキッ」とするような情報です。

海外安全情報に「オーストラリア外務省がインドネシアへの渡航警告を発声した。」とありました。
テロ組織による攻撃情報が寄せられている、というのです。標的は欧米施設で首都ジャカルタ及びバリが要注意だと。

この情報会社はいつも少しあおり過ぎます。

しかし、注意するに越した事はありません。
何を注意するか、というと決まっています。

「ブロックMのカラオケにしばらく行かない。」です。

ブロックMで被害にあったら死んでも親に顔向けできません。

赤ナンバーの車も使えない事だし・・・。

ネシア平均寿命

2007-07-09 02:20:46 | ジャカルタ滞在記
ネシアの平均寿命(余命?)はいくつだと思いますか?

昨年の統計が出ました。

「64歳です。」

どのように感じられたでしょうか?
私は非常に短い、と思いました。
80歳越えた日本と比較はできませんが、沖縄のように暑い国で、ちゅらばあさんのようにおおらかで、でも貧困層がまだ17%もあって・・・。複雑です。

一説には病院や医療の大幅な不足と費用が無くて病院へ行けない人が多い、という現実が影響しているようです。タミフルの備蓄が少なかったり、デング熱ですぐ死んでしまう子供の多さは、日本の風疹どころではなく、かなり深刻です。

今日、NHKワールドで福井の「劇団バーバーズ」をやっていました。人口2000人あまり平均72歳の素人劇団の活動です。他地域からの公演依頼も多くもう25回も続けているそうです。主役は83歳のおばあちゃんで顔色もつやつや生き生きでよく笑います。

地方の過疎化、地域格差、少子高齢化、いろいろ問題はあれど日本はアイデア、工夫の仕方でまだまだ何とかなりそうだ、と思った次第です。

ネシアはそれ以前の問題です。


初めての散髪

2007-07-09 01:17:42 | ジャカルタ滞在記
意外にも勇気がいるのが散髪です。
言葉も習慣も違う国の人に髪を切って貰うのですよ。スゴクないですか?

変な髪形にされたらどうするか。「どのようにしますか?」と聞かれたら何と答えるのか。髭剃りの跡から血は出てこないか。カミソリ刃は取り替えてくれるのか。マッサージはしてくれるのか。心配事は尽きません。

「カット」という言葉は怖くて使えませんでした。「刈り込む」「削除する」「掘り込む」「切断する」どんなニュアンスなのでしょう。

でも、飛び込んでみたら何事もありませんでした。
日本語で「全体ツメて、耳出して、モミアゲはここまで。」と言って指で示しました。

「ヤア、ヤア、OK、OK」

十分通じました。

ただ、髭剃りは断りました。やはり少し怖いです。病気が・・。

3万ルピアにチップが1万で締めて4万(約600円)の冒険でした。

キジャン

2007-07-08 00:45:51 | ジャカルタ滞在記
キジャンと言う車があります。ネシア語で「鹿」のことです。よく見るとマークが鹿の形をしています。こちらではこのキジャンが中上流階級のステータスなのです。

本日恒例の日本人スタッフのミーティングがありました。土曜日というのに8時からです。

今日の話題の中心は車のことです。(本当は仕事の課題、報告が中心です)

ローカルドライバーが一人急にクビになりました。
理由は請求をごまかした、というのです。
一日の最後に車を使用した人が確認してサインするようになっていました。
しかし、貰い忘れや違う人の分までサインしたり、また遡ったりするとあとで確認ができません。
彼はガソリン代を水増ししていたようです。逆算すると一日平均150km走っていたことになるとか。現場にでも行かない限り15kmがセイゼイでとんでもない数字です。

議論は白熱しました。時間や距離、場所を確認するためのシートを作ってサインすべきとの意見が出ました。モットモな意見です。
しかし本当の論点はそんなところではなかったのです。「使ったかどうかだけ事後確認で良いのでは?もっと縛りをゆるくしてほしい。」との緩和意見でした。つまり土日も含めて行動予定を記録したり、詮索されたくない、の意味です。

「少しだけ」攻撃

2007-07-07 19:39:01 | ジャカルタ滞在記
このところ、宿舎の食事は一段と量が多くなりました。最初のころから完食するのにかなり苦労しました。
食後、デザートの果物も各自に出てきます。パパイヤ、マンゴー、バナナ、スイカ、メロンなど全部です。

しかも、このところ一番多く使う日本語「少しだけ」と言っては2杯目のご飯を持ってきます。私にだけです。
この「少しだけ」攻撃に私の身体は悲鳴をあげ始めました。履いてきたズボンが入りません。オフィスに行くのに困るので1本買いました。

しかし、もう限界が近づきつつあります。

その時、同居人がナイスな提案をしました。
「少しだけ」攻撃のご飯はおにぎりにしたらどうか。彼は彼女にサランラップ(商品名なので最初は通じなかった。ネシアではプラスチックカバー。)を持ってこさせ、しそ味の「ゆかり」をまぶしておにぎりを作りました。

夜の小腹がすいた時に最適です。

しかし、さすがに気が付きました。ちっともボリュームは変らないばかりか寝る前のご飯は身体に悪いのです。

私は寝るまでの時間が十分取れるように睡眠時間を削ってブログのアップに励むことにしました。

「差し替え」大作戦

2007-07-07 19:10:08 | ジャカルタ滞在記
ジャカルタのおばちゃん女中は8歳の孤児の時、女中の親玉に拾われて、以降40年間わが社と関わっているのだそうです。そのうち20年はこのジャカルタ宿舎です。

いま20年間、彼女に誰が言っても聞かなかったことに私は挑戦しています。彼女は超ガンコなのです。

二つあります。

一つはゴミ箱へ捨てた空のペットボトルに勝手に水を入れて冷蔵庫に入れ冷やしておくことです。私が来た時も2階の宿泊人用の冷蔵庫は口の開いたペットボトルで一杯でした。誰が「止めてくれ」といくら言っても聞かないそうです。きっと冷えた水は彼女らの最高のサービスなのでしょう。
でも、いつ入れたものかも分かりません。3年前の賞味期限のものがぽろぽろ出てくる状況からは決して飲む訳にはいきません。
また、一気に捨てると今度は口も聞いてくれなくなるでしょう。ショックで自殺するかも知れません。

対策として「捨てる時はつぶして捨てる」か「オフィスに持っていって捨てる」と「冷蔵庫から出して目立たないように捨てる」を併用しています。
全体的な本数があまり変らないように、一番安いペットボトルのアクア(20円相当)を買ってきては目立たないように差し替えしています。

作戦は進行中です。

隠し財産疑惑

2007-07-07 02:45:00 | ジャカルタ滞在記
ここジャカルタ宿舎のおばちゃん女中にも困ったことがあります。

応接間での懇親会のあと、宿泊した人が次の日帰国しましたが、ゴミ箱に捨てていった下着類が洗濯されて私のカゴの中に入っていたのです。

モッタイナイ精神にもほどがある、と思うのですが、メダンの女中アモンの気持ちときっと一緒なのです。私は取り合えず黙って保管しておくことにしました。

懇親会に出る料理は豪華なものがありました。さすが海外のエライさんたちの集まりです。しかし、気になることを耳にしました。大量に残るであろう料理は宿舎のご飯として1週間出続ける、というのです。本当でしょうか?

私は直ぐにチェックに入りました。
残ったお刺身、てんぷら、揚げ物、フルーツetc。ボトルのお酒も残っています。
次の日、出てきました。テンペイ(納豆をカラッと揚げたようなもの。ネシアの名物)が煮物の中に形を変えて・・。
また次の日、出てきました。串にあったウインナーが煮物の中に・・。
まあ、火が通っているから大丈夫でしょう。2日間だけでした。
でもボトルは何処にいったの。

それと気になることがありました。毎食マヨネーズを使っているのに減らないのです。つまみのピーナッツは残った量に見合ったビンに入れ替えられ小さくなっていきます。出てきた「もろ味」の賞味期限は3年前でした。

このことから私は一つの仮説を立てました。
「食べ物を貯め込んでいる倉庫がどこかにある。」です。

きっと容器は古いものを大事に使い、新しく買ったお徳用マヨネーズから毎日継ぎ足しているのです。賞味期限切れは誰かのお土産を貯めこんでいるのです(このおばちゃん女中はここに20年いるのです)。お酒は次回の飲み会などの時に途中から加えられることが容易に想像できます。

この仮説を裏付ける証言が同居人から得られました。
「落とした氷を捨てに隣のキッチンに入ろうとしたらエラクにらまれた。」です。

キッチンの奥の部屋がアヤシイです。しかし、知らないままの方が幸せかも。

UVカット

2007-07-07 01:07:27 | ジャカルタ滞在記
このお話は宿舎の同居人から無断で拝借したものです。ごめんなさい。
埋もれるにはあまりにも惜しいからです。
でも、おおっぴらには出来ません。ギリギリです。

その同居人は何度かネシアの仕事をしているようです。

オフィスで外出前に日焼け止め(UVカット)を塗っている女性のローカル事務員に

「そんなもん塗らんでも、もともと黒いやろ。」

塗り続ける彼女は

「これは女性のたしなみよ。」

男の料理

2007-07-07 00:38:46 | ジャカルタ滞在記

ここジャカルタの宿舎では応接間に大型テレビが「どかん」と置いてあり、帰宅するとまずテレビのスイッチです。ニュースと青山アナのスポーツを見ながら食事です。

番組で「きよしとこの夜」というのがあります。その中のコーナーでグッチ裕三がゲストのリクエストした食材で一緒に料理を作る場面があります。彼の作る料理は美味しく見えるのです。「いいなあ」と思います。

海外のベテランのおじさんたちは総じて男の料理が上手です。
昨日の飲み会でもゴルフの話題が一巡すると切り出してきました。
「昨晩ね、こちらの熱帯魚もアルミホイルで包んで焼くとオーブンが無くても意外とうまいんだよねえ。コンロで少しずつずらしてね。」
「いやいや、それに大根おろしとレモンを絞ると更に美味しくなるよ。」

こんな会話は少し好きです。

トルコ料理

2007-07-05 00:50:29 | ジャカルタ滞在記
昨日、宿舎3人のうち1人が帰国するので送別会を高級ホテルで行ないました。

トルコ料理のバイキングです。お値段お手ごろの15万ルピア(約2千円)です。私がジャカルタ新聞から、今週だけやっている「トルコフェアー」を見つけたのです。

私はトルコと言う国に愛着があります。別にエルトゥールル号に乗っていた訳ではありません。以前ボスポラス海峡横断道路トンネルというF/Sで大臣説明に同行したことがあったのです。(カメラマンということで・・。)
イスタンブールも素敵な街でした。

こんなことを思い出しながら「お肉のケバブー」「プレーンヨーグルト」などを堪能していました。

最後に親善大使嬢が淹れる「特製トルココーヒー」を注文しました。
彫りの深い素敵な彼女は一杯ずつ丁寧に沸かしてこう言いました。

「今夜、眠れなくなるわよ。」