じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

権力というもの

2011-01-28 04:31:54 | Weblog
★ 大河ドラマ「太平記」を思い出した。

★ 「太平記」と言えば鎌倉幕府の倒壊から南北朝の動乱を中心に描かれた古典だ。中でも印象に残るのは、鎌倉幕府を倒すために手を取り合った足利尊氏、新田義貞、楠木正成が、政権を奪取するや敵味方に分かれてしまうことだ。

★ それに室町幕府ができてからの尊氏の弟である足利直義と執事である高師直との対立だ。

★ 権力を握るまでは共に戦った仲間もそれが手中に入ったとたん同床異夢が明らかとなる。権力とはそれほどまでに魅力的で魔性なものなのか。

★ 鎌倉幕府も御家人の足の引っ張り合いが続いたようだし、陰湿な世界だ。

★ そう考えると昨今の民主党のお家騒動など、児戯に等しいのかもしれない。
コメント

国家戦略の欠如

2011-01-28 04:09:23 | Weblog
★ みんなの党、渡辺代表の代表質問を耳にした。

★ 言われてみれば菅内閣には財務大臣経験者が4人もいるんだね。財務大臣と言えば総理大臣に次いで重要なポストだ。国としては総理大臣と税務大臣それに外務大臣が三役というところか。

★ 財務大臣、かつての大蔵大臣と言えば総理大臣への階段のようなものだった。歴代有力者がその地位に就き、予算に采配を振るってきた。

★ それが4人も入閣ということは、渡辺氏が指摘するように増税シフトなのだろうが、同時に財務大臣のポストが安っぽくなってしまったのかもしれない。

★ 総理大臣を乱増しすぎて最高顧問ばかりが増える政党のようなものだ。

★ 日本の国債が格下げされたというが、国の値打ちが大臣ともども下がってしまって良いものだろうか。最近は耳にもしなくなったが民主党は「国家戦略」という大きな看板を掲げて政権を交代を実現した。

★ ところが、国家戦略どころか今や自民党の亜流に堕してきた。日々の仕事に直面して大変なのだろうけれど、しっかりとした国家戦略がないから場当たり的と言われるのだ。

★ この内閣はいつまで続くかわからないが、心ある国会議員は党派を問わず、しっかりとした国家戦略を提言して欲しいものだ。
コメント