じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「金八先生」定年へ

2011-01-21 11:52:26 | Weblog
★ 金八先生が定年退職するという。

★ 「金八先生」は、中学生の妊娠を取り上げた第1シーズン、校内暴力の第2シーズン。その後も「いじめ」「薬物汚染」「性同一性障害」など、その時代の教育問題を積極的にドラマ化してきた。

★ 1979年の放送開始から32年。熱血で出発した金八先生もシリーズを重ねるにつれて、穏やかさを増し、悪く言えば体力的な衰えを感じるようになった。これは教員のライフスタイルを如実に物語っているのかも知れない。

★ しかし、心の奥の熱いものは変わっていない。その点が素晴らしい。

★ 最近は真正面からの学園モノが減り、コミカルなものが目立つようになった。視聴率もイマイチ振わなくなったという。これもご時世なのだろうか。現実がドラマを越えて、より深刻になってしまったのかも知れない。

★ 80年代に吹き荒れた校内暴力。それは「金八先生」のような教師像のないものねだりだったのかも知れない。

★ 今も中島みゆきさんの「シュプレヒコール」を聴くと、生徒たちが補導されるシーンを思い出す。

★ さて、金八先生は退職後どんな老後を送られるのだろうか。同じ時代を生きてきた者にとっては、それも気になる話だ。そして、「金八先生」が提起してきた諸問題、金八先生の熱意が彼に続く人々に受け継がれて欲しいものだと思う。
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中国興隆の時代

2011-01-21 01:21:44 | Weblog
★ 大国の盛衰は世界史を見れば明らかだが、21世紀前半はまさに中国興隆の時代となりそうだ。

★ アメリカは中国の主席を国賓として迎えた。米中「雪解け」を世界中にアピールし、一方でさっそく3兆円を超える商談をまとめた。

★ アメリカにとって中国は経済復活に欠かせないお得意様である。いや、世界にとって中国市場は垂涎の的である。

★ 中国の先行きについては人口動態や国内の貧富の格差、政治体制、人権問題など不安定要素も大きい。政治的には共産主義であるにもかかわらず、経済的には急速な資本主義化はひずみを蓄積し、どこかで暴発するかもしれない。

★ そうした不安定要素を見て見ぬふりをしながら、歴史は進んでいる。

★ GDPで日本は長年維持してきた地位を中国に譲った。日本は今や日没の国なりつつある。終戦を新たな誕生とするなら、戦後65歳を超え、老境の域に達していると言えなくもない。

★ 中国の台頭は産業の空洞化を益々進めそうだ。日本は早く世代交代をしないといけない。新しい誕生をしないといけない。 
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