じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

世界経済の歪み

2011-01-29 10:51:43 | Weblog
★ アメリカなどの金融緩和で市場にあふれた資金が、出口を求めて這いまわっている。それが食料品などの生活必需品の市場に投機マネーとして流入しているからタチが悪い。

★ ただでさえ世界的な人口増加や異常気象、中国を初めとする新興国の需要の増大で価格が高騰気味なのに、それをいいカモと見るや襲いかかるカネの亡者たち。

★ マネーゲームで世界経済が歪んでいる。資本主義の悪い面が大噴火を起こしそうな勢いだ。

★ 景気が回復し穏やかなインフレーションが起こるのはやむをえないことだが、余りに人為的で異常な価格変動は市場を破壊する。人々の生活を破壊する。

★ そもそもはひとり一人の小さな欲望だが、それが大きな塊となると勝手に暴走を始める。国家や企業を巻き込んでのゲームに膨張する。行きつく先はチキンレース。そしてバブルがはじける。最悪の場合は戦争に至る。

★ 匿名性の欲望は直接人の心を痛めることなく、残虐な振る舞いをする。

★ そうならないように、世界のリーダーたちは早急に手を打って欲しいものだ。

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財政破綻

2011-01-29 00:12:43 | Weblog
★ 報道ステーションは日本の国債の格付けが下がったことを受けて、財政破綻が迫っているとの特集を組んだ。

★ アメリカのファンドの某氏はもはや破綻が避けられないという口ぶりだったし、ある大学の先生はあと1~2年が最後の猶予期間だという。

★ 財政赤字分が日本国民の預貯金だけではまかないきれなくなるらしい。

★ 貸金のルールが変わって新規の融資が受けられず、生活にきゅうきゅうとしている人も多いようだが、日本という国が新たに借金できなくなる日が近づいているようだ。

★ 借金できないとなると税収の40数億円で何とかしなければならなくなる。この金額では増え続ける社会保障費はおろか、国債の償還分にも及ばないのではないか。

★ 公務員の給与カットはもちろん年金なども減額されるんだろうね。一方で貨幣価値が下がってインフレが起こるのか。国債も紙幣も価値を失ってしまうのか。

★ 資産が先を争って現物市場に流れ込めば、さらにインフレが進む。どうしようもない悪循環に入り込みそうだ。

★ 日本の没落だ。

★ 最終的にはインフレによって国の借金は目減りし、円安によって再び輸出産業が復活するかもしれないが、資金に行き詰まった多くの人が路頭に迷うことになるのだろう。

★ もはや猶予期間もない。増税するにしても当面消費税を20%まであげなければ財政は改善しそうもない。消費税1%で2.5兆円増収になるとして、20%なら37.5兆円、25%なら50兆円の財源が確保できる。

★ これでさえ焼け石に水かも知れないし、消費税を上げることでますますデフレになるかも知れない。

★ どうやら庶民にとって貧しさは避けられないようだ。貧しさの中にどんな豊かさを求めるか。高度成長そしてバブルに酔いしれた私たちは、ようやく正気に戻るのかもしれない。そう考えれば、新たな成長のためには苦しくとも通らなければならない道なのだろうか。
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