じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

安東能明「内通者」

2024-05-19 20:20:27 | Weblog

★ 今日は天気が悪かったので、家で映画を観る。「エンド・オブ・キングダム」と「エンド・オブ・ステイツ」。どちらも不死身(?)のシークレット・サービスがテロ集団相手に活躍するヒーローもの。

★ 「エンド・オブ・キングダム」の方が面白かった。イギリスの首相が就寝中に急死。その国葬にアメリカ、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本など主要国の首脳が参列する。その時、インフラや警察を乗っ取ったテロ集団(ほぼ軍隊組織)が首脳たちを襲撃する。アメリカ大統領を除く首脳はこぞって死亡。ロンドンの街はあちこちが爆破される。

★ テロの原因は、かつてアメリカが行った作戦で身内を殺害された武器商人の復讐。

★ アメリカの大統領だけが助かるというのは、アメリカ映画だからか。しかも、この大統領は勇敢で、シークレット・サービスと共に武器を持って戦う。

★ お決まりの筋だが、カーチェイスや爆破シーンなど迫力があった。

★ 読書は短い作品。安東能明さんの「撃てない警官」(新潮文庫)から「内通者」を読んだ。

★ ノンキャリアの警察官僚がキャリア官僚にわいろを贈り、人事に手心を加えてもらおうとする話。その賄賂の原資がどうやら裏金らしいということで、ある警察官が追及していくという話。

★ 昨今は政治家の裏金が話題だが、官僚の世界でも横行しているのだろうか。歪んでいるなぁ。

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