じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「JIN-仁」、面白い。

2011-05-01 21:58:44 | Weblog
★ 春のドラマでダントツの視聴率をとっているTBSの「JIN-仁」、さすがに面白い。

★ ドラマとして面白いだけではなく、見ているものもまるでタイムスリップしたような気持ちになる。

★ 坂本龍馬、西郷隆盛、勝海舟といった幕末の定番キャストの他に、佐久間象山、和宮などもからんで、それにペニシリンやあんドーナツなども登場し、話を盛り上げている。

★ 中谷美紀さん演じる野風さんの廓言葉も味わい深くていいなぁ。

★ さてこれからどう展開するのやら。時代は薩長同盟、龍馬暗殺、そして倒幕へと進んでいくが、同じ歴史を歩むのだろうか。楽しみだ。
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「機」を逸した実力者

2011-05-01 10:34:44 | Weblog
★ 司馬遷の「史記」に「鴻門の会」の一節がある。

★ 実力に勝る項羽がライバル劉邦(漢の初代皇帝)を接待し、その席で暗殺しようと試みたという故事である。

★ 劉邦は家臣の機転によりその場を逃れるのだが、それが後に項羽軍の滅亡につながると言う話だ。

★ 歴史上には「機」と言うものがある。

★ 「機」を生かして天下をとった人もおれば、多くの人は実力があるにもかかわらず「機」を逃して消えていった。

★ 菅政権は批判にさらされながらも野党の合意を取り付け、第一次補正予算を通す見込みだ。

★ この流れの中、「倒閣」の出鼻をくじかれたのが小沢氏だろう。自らは謹慎中ということで若手の反旗に期待したが、思うように動かない。

★ ある世論調査で次の首相候補ナンバーワンに名が上がり、ご本人はご機嫌だったと聞くが、ここにきて雲行きが怪しくなってきた。親しい実力者からも「自重」の要請がこだまする。

★ 「義を見てせざるはなんとやら」

★ 機を生かすも殺すも、その人物の天分、天命か。
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「The Big Wave」を読み終える

2011-05-01 01:39:25 | Weblog
★ 津波で家族をすべて失ったジヤは友人キノの家族と共に成長していく。

★ ジヤは、「息子にしたい」という領主の申し出も断り、農民として大きくなる。

★ やがて、津波ですべて押し流された浜辺に家が建ち始める。

★ 「また津波が来たらどうするのか」というキノや領主の問いかけに、彼らは「ひいおじいさんのときに津波ですべて流されたが、おじいさんはここに戻って家を建てた。お父さんの時代にも津波が来てすべてを流したから、今度は自分たちがここに家を建てる」と言う。そして、また漁師として生きていくという。

★ 「生は死よりも強い」という言葉が印象的だ。

★ ジヤはキノの妹セツと結婚し、浜辺に家を建てる。前の家は海に向かって窓がなかったが。今度は海に向かって開かれた家だと言う。津波は恐ろしいが、準備をしておくと言う。

★ 自然の脅威を前にして逃げるのではなく、それに挑んでいく人間の強さを感じる作品だった。

★ 久々に英文を読んだが、わりとスムーズに読めた。裏表紙には対象年齢が8歳から12歳と書いてあった。
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